こりゃオモロイ!
おすすめゲー
ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び
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描写がえげつなくていいですねえ。今まで萌えゲーとか馬鹿にしててごめんなさい。正直最近の純正サウンドノベルよりよっぽどオモロイ。やらないとわかんないねえこういうのって。
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魔界戦記ディスガイア
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最大レベル9999て!最大パラメータ最大1500万超えて!これ1本で半年は持ちます。エンディング迎えてからが本番。それまではウォーミングアップという、なんかオカシイゲーム。
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THE 地球防衛軍2 |
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ビル程どでかいアリとか宇宙船なんかをランチャーやらマシンガンやらで殲滅する。それだけ。難しいルールはなし。たったそれだけなのに、いやそれだけだからこそやたらおもしろい。やってみりゃわかるって。
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ピクトイメージDS |
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絵描いてそれを当てるってのがメイン。2人でも楽しめるけど、3人以上がおすすめ。絵がヘタな人が1人でもいると、その盛り上がりは尋常じゃないです。
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RPGツクール VX |
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誰でもRPGが作れます。初心者でもコツさえつかめば結構簡単に作れちゃう。上級者の方はスクリプト使って凝ったものが作れちゃう。ダンジョンを勝手に作ってくれる機能もウレシイ。
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前評判が結構高かったスクウェアエニックスのアクションロープレ「ドラッグオンドラグーン」。いざ蓋を開けてみると・・・あ、いや、なかなか面白いんです。面白いんですけどね。
最初に受けた印象が、「真・三国無双」と「パンツァードラグーン」の劣化コピー同士を足しちまった感のあるゲームだなと。でもプレイしていくうちに武器集めやらキャラ育成やらにどんどんハマっていっちゃうから不思議。
うん。普通に面白いよ。面白いんだけど・・・
ストーリーがひどくノイローゼ気味です。
このゲームの脚本家、身内に不幸でもあったのかと心配になるほどに。まあストーリーを簡単に説明すると、主人公カイムが治めている国に帝国軍がうじゃーっと襲ってきます。どうやら目的はカイムの妹である女神フリアエ。人間の妹なのになぜか女神。この時点でイマイチよくわかりません。
んで、世の中にはいくつか封印があって、その封印を全部破壊すると、「再生の卵」とやらが現れるらしく、どうやら帝国軍ってのはその卵が目当てっぽいです。そして最後の封印が女神フリアエなわけです。
で、襲ってきた帝国軍との死闘でひどく傷ついたカイムの前に、これまた帝国軍にひどく傷つけられ晒しモンになったレッドドラゴンが現れます。そのドラゴンと契約して一緒に戦っていく・・・と、こんな感じです。
そしてこのレッドドラゴンってのは、この世で一番強く気高い種族で、人間を嫌っているという設定なんですが、とにかくよくしゃべる。
やれ「人間なんて愚かな生き物よ」とか
やれ「人間が作った城なぞ所詮砂上のものよ」とか
やれ「どうして人間は同じ過ちを繰り返すのだ。愚かな。」とか
若者に対する愚痴ばかりを言うおじいちゃんみたいにただひたすらしゃべりまくります。
しかもコイツときたら、伝説の神龍「エンシェントドラゴン」を目の前にビビったり、テメエが全く活躍してないステージで「ダニどもめ!まとめて灰にしてくれるわ!」とか口だけ出してきたり、挙げ句の果てには主人公に撫でられて喜んだりと
気高いという設定を完全に無視した行動にでやがります。
ていうかドラゴンがぺちゃくちゃしゃべるな。寡黙気味で丁度いいんじゃボケ。
この世界には他にも、ファンタジーロープレに欠かせない「フェアリー」なる種族が存在します。ただ、このゲームに出てくるそれは、今まで我々が様々なロープレで培ってきた知識を根底から覆すような行動に出ます。
自殺しようとしてしきれなかったレオナールという人間に近づき、契約を結ぼうとするんですが、この時レオナールに対して
「臭い」とか
「ダセエ」とか
「死ね」とか
もの凄い勢いで罵声を浴びせるフェアリー。
こんな性格の悪いフェアリーはじめて見ました。俺が今まで見てきた、ある程度人間に好意的なフェアリーは幻にしか過ぎなかったのか。しかもフェアリーの長老まで同じようなイヤミをもの凄い早口で浴びせかけます。長老ならもうちょっと落ち着け。
そしてこのゲームで忘れてはいけないのが、フリアエの許嫁にして、主人公の親友「イウヴァルト」。彼こそが、当ゲームで最も電波を傍受しているであろうキャラクター。
序盤で彼は、帝国側に捕らえられ、洗脳されてしまいます。その後の彼の電波っぷりといったらもう、惚れ込むほどにスゴイんです。
主人公みたいに強くない自分に元々コンプレックスを抱いており、表には出してなかったが独占欲が人一倍強い彼は、ブラックドラゴンと契約し、主人公達の目の前でフリアエをかっさらいます。そしてそのまま帝国に帰り、フリアエにしびれるような一言。
「僕は君を心から愛している!君は・・・誰?」
テメエでかっさらっておいてソレはないよイウヴァルトちゃん!
しかもその後、フリアエを助けにレッドドラゴンにまたがった主人公と、ブラックドラゴンで対決するシーンで、彼はついにぶっ壊れてしまいます。フリアエを想うがあまり、戦いながらもその名前を何度も口にするシーン。
「フリアエフリアエフリアエフリアッエフリアッ・・・フリフリフリフリ・・・プリプリプリ」
わざわざ唐沢寿明に演じさせるスクウェアエニックスの意図が読み切れません。
もう最高イウヴァルト君。彼から目を離せません。大好き。プリプリ。
あ、ちなみに主人公カイムは「池畑慎之介」、レッドドラゴンは「ピーター」ってそれ同一人物だし。「水前寺清子」と「チーター」ってのと一緒だし。いちいち分けるなや。
そんなこんなしている間にエンディング。ドラゴンと主人公の、相容れぬ関係の中、築かれていた絆みたいなものを垣間見られる、まさにうしおと(略)のようなムービーが流れました。うーん、ちょっと感動。いやあよかったよかった・・・あれ?「あと4つのエンディングがあります」?
そんな事を言われてしまったら、そりゃ全部のエンディングを見ないわけにはいかないでしょう。再びコントローラーを握り、バシバシ敵をなぎ倒して行きました。そしてまだ全部ではないんですが、いくつかエンディングを見ることが出来ました。
うん・・・見ましたよ。とりあえず3つ目までは見ました。見ましたが・・・
次第に救いようのないエンディングへと墜ちていってるっぽいのは気のせいですか。
話を進めれば進める程、より強烈なバッドエンディングが流れ、やりきれない想いが募る一方。このゲームにハッピーエンドはないのかって程に無いらしいですけどね事実。
そして、話を進めれば進める程、今まで行けなかった場所や見られなかった物語などを見ることが出来るようになり、いろんなキャラのサブストーリーなんかも見られるようになってきたのはいいんですが・・・
謎が解けるどころか、いらん謎が増殖していくってのはストーリー的にどうなんですか。
全部エンディングを見ても、さっぱりわからんというのが我が友人の体験談です。とほほ。
DRAG ON DRAGOONが欲しい!
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