友人Kその3 〜バイタリティ〜


ある日の夜、「絶体絶命都市」をクリアして欲しいというだけの理由で、自宅(新居)に友人Kを呼び出した。彼は俺の期待に添うように、見事にクリアしてくれた。気がついたら夜は白々と明け、朝6時。

彼はすこぶる眠たそうなまなこをこすりながら、帰路へとついたのだった。



それから数時間後。俺は実家に行く用事があり、車を走らせた。玄関の扉を開けると、なにやら書斎の方が騒がしい。ふと覗いてみると・・・



俺両親と平気で麻雀しているK馬鹿じゃねえの?



自分が楽しむ為となるとゴキブリ並のバイタリティを発揮する友人K。「よう、久しぶり」じゃねえよ馬鹿。







[その2へ | INDEXへ | その4へ]