正義の報告書 二章 |
さて、いきなり前回のレポートの訂正から入ることにします。前回のレポートで「とりあえずなんか無難っぽい、それでいてあまり他の人が選びそうにない人造鉄人タイプを選択」と説明していましたがやめました。 というのも、実はこのゲーム、頭・体・腕・足の各パーツを別々に設定できるようなのです。つまり、頭は「宇宙刑事タイプ」、体は「超能力者タイプ」なんていう事も可能なんです。 このシステムによって新たに生まれた電磁電人デンジー☆ペキンの雄姿を見よ! ただのキチガイさんにクラスダウン。 やはりハーフパンツは失敗だったか。若かりし日の長瀬を思い出します。まあいいや。このヒーローで全ストーリー貫き通す事に決定。 さて、今度こそ本当にゲームスタート。それっぽいタイトル画面から、オープニングテーマがスタート。しっかりと歌も入っています。 オープニングが終わり、「突然変身!君がヒーロー」というタイトルが出た後、画面は一転。このゲームの舞台「只野市」の駅前広場で事件発生!ここではじめて「悪の秘密結社ゲネス」がその姿を現します。 仮面ライダーで言うと、ショッカーの役割にあたるであろう「ゲネソルジャー」と、彼らを統べる怪人が登場します。その名も 金融怪人ビッグバンマネー 素敵です。素敵過ぎます。ネーミングセンスがキラリと光るこのゲー責任者出て来い。 手榴弾を撒き散らしながら街中を闊歩するゲネス達。そこに現れたのが「喫茶店HAPPY」のマスター「結城幸次郎」。手榴弾を投げようとするゲネソルジャーの手首を捕まえたと思いきや、逆に投げられてしまいます。その後、ゲネソルジャーに囲まれる幸次郎。危ない! そこに颯爽と現れた若者が、ゲネソルジャーに蹴りを一発!マスターを助けた! 彼こそがこのゲームの主人公「水原光一」である。倒れているマスターを抱き起こした! あ、いや、寄りすぎだってば。 そのまま特殊系ラブロマンスに発展しそうな勢いです。しかしいくら主人公でも、常人の5倍の身体能力を持つゲネソルジャーには歯がたたず、じりじりと追い詰められていきます。そこにこれまた颯爽と現れた、只野市を守る正義のヒロイン「QTセイバー」! スゲエ悪人ヅラです。 なんですかこの人。どうやってもヒロインには見えないんですが。しかし、危なかったマスターと光一を助けてくれました。やはり只野市のヒロインである事は間違いないようです。 そんなこんなで、一応マスターの命の恩人にあたる光一は、喫茶店でコーヒーをご馳走になる事に。結構安い命だなと思いつつも喫茶HAPPYへ。 そこで、HAPPYでバイト勤めのサヨちゃんを紹介される。ピッチピチのへそ出し19歳。軽く挨拶を交わし、コーヒーが出来るまでブラブラしてきてくれと言われたので、言われるままに只野市をブラブラ。 数分後、そろそろコーヒーできたかなと喫茶店に戻ってみると、マスターがいない!そして、なぜか椅子に座りながら気絶しているサヨちゃん。せめて床に倒れてるか何かしてろよお前。 サヨちゃんを揺り起こす光一。一体何があったんだ!? 「マスターが、マスターがさらわれちゃった!」 な、なんだとォ!?力一杯予想通りの展開だがそりゃ一大事だ!一体マスターはどこへ!?街の人々に聞き込みをすると、「ヒゲの男が全身タイツ姿の男数名に、公園の方へ連れて行かれた」との事。危ないのでサヨちゃんを喫茶店に残し、一人公園に向かう光一。ここでアイキャッチが入りました。 これほど様にならないアイキャッチは初めてです。 どうあがいてもデンジー★ペキンはヒーローじゃないと思いながら、「只野銀行」の、ナレーションまで入っている変に懲りすぎなCMムービーを見て、光一は公園へ。 するとベンチ前で、ゲネソルジャー5名にマスターが囲まれているではありませんか!目の前で、ボコにされるマスター。キャー!マスター!くそう、ゲネスの連中め! やる事が小さすぎです。 そもそも只野市という、決して大きくない街に居座って悪事を働く事事態小さいのに、単なる喫茶店のマスターをたった一人かっさらって公園でタコ殴りとは。小さすぎるのにも程があります。秘密結社のやることか。 見るに見かねた光一は、マスターを救うべく、ゲネソルジャーに戦いを挑む!ボコにされるのを黙ってみていたくせに戦いを挑む! 一発でノされてしまう光一。 変身してないからとはいえ、ザコキャラに一発くらってダウンというのはどうかと思うんですが番組的に。そりゃゲネソルジャーにもこんなアメリカンムカツクポーズとられますわな。 その場に突っ伏して気絶してしまった光一。と、そこに、空から光一を包む光がさした!一体何が起こったのか!?光一とマスターの運命やいかに!? ※第一話の途中ですが、やたらと長くなりそうなので、予定を変更し、二部構成にさせて頂きます。ご了承下さい。 |