1980,01,14 / 23:55
俺はとあるパソコン屋に勤めている。職場は4階層になっており、俺の職場は4階。ドライブやボードなどの周辺機器、ホワイトボックスなどを販売しているのだが、ついこの間、1階からうちの4階に、ゲームソフトが引っ越して来た。当然
エロゲー含む。
ああ、嫌だなあ。エロゲーが来ちゃったら、うちのフロアにも
「特殊オタク」が来ちゃうじゃん。アア嫌だ嫌だ。
なんてな事思っててもエロゲーは着々と4階に運ばれて来ました。一応仕事なので、何本か手にとって見てみましたよ。
「月光」とか
「ラストシーン」とか
「ボディスナッチャー」とか
「PARADOX」とか。色々洒落た名前のエロゲーって多いんですネ!
ヤルこたぁ一緒なんだからコジャレたタイトルつけなくても。
まあ中には、
「バニーなヒップ」だの
「少女サーカス」だのふざけた名前のものや、
「スタート」だの
「猪名川でいこう!!」だの
「放課後恋愛倶楽部」だの、
全くもって意味不明なタイトルまでズラリと並んでいるわけです。
特に・・・放課後恋愛倶楽部?このタイトルを聞いた時には、俺の頭の中は
今田と東野の半裸コスチューム姿でいっぱいになったのですが。
なんか半分魂抜けたような状態でエロゲータイトルを閲覧していく俺。ふと俺の目に映ったのが、
今まで紹介したタイトルなんぞ屁でもねえ程インパクトのあるエロゲー。その名も・・・
「怪奇!ドリル男の恐怖」
つーか
これ、エロゲーですか?なんか
プラモデルでも入っているかのようなパッケージの右下には
「おまけメンコ入り」のステッカー、そして「抽選で300名様に
金のドリルプレゼント」の告知記述が。
や・・・やってみてぇ。先生、僕このゲームやってみたいよ。
一体どんなエロゲーですか。金のドリルって何ですか。エロゲー買う人ってメンコとかドリルとか欲しがるんですか。真ん中に映ってるヤツがドリル男ですか。股間のガトリング砲は
標準装備なんですか。
とにかく気になってみたので、ストーリーを見てみる。
山奥の洋館に迷い込んだ3人の姉妹が、狂気の科学者の生み出した異形の怪物や、恐ろしい罠を避けて、平和な日常への脱出を果たす、ホラーアドべンチャーです。館の中にはさまざまなギミックがあり、また、館内をいつもうろついている正体不明の怪物「リンガリンガ」の攻撃から逃げつつ、館の謎をとかなけトばなりません。さあ、アナ夕は無事逃げ延びることができるでしょうか?
なんか普通のエロゲーっぽくて
ちょっとガッカリ。どうせ道中に出てくる異形の怪物とやらに
マワされまくるんだろうよ。
おそらく
「ドリル男=リンガリンガ」という等式が成り立つのでしょうが、一つわからない点があります。結局このストーリー説明の指し示す「アナタ」っていうのは
一体誰なんですか?プレーヤーってのはわかるけど、そのプレーヤーが演じるのは誰?三人の姉妹?それともその三人を出口へと導かんとする天の声?
それともリンガリンガ?
このソフトのストーリーやら設定、そして
その存在自体がやたらと気になりだしたので、「Yahoo!」にて検索をかけてみる事にした。検索ワードは当然「怪奇!ドリル男の恐怖」そのまんま。で、その結果・・・
キャー!たたたた助けてグランマ
57件もヒット。
なんでそんなにあんだよ。おかしいんじゃないですか「Yahoo!」
検索ワードの割には膨大ともいえるその検索結果の中から、このゲームを作った
主犯「
テトラテック」のHPに飛んでみたところ、開発秘話などという
血迷ったコーナーがあったので、閲覧してみることにした。
「企画会議中、シナリオライターのふと漏らした一言から端を発した物が『怪奇!ドリル男の恐怖』でした。」
どんな一言漏らしたら、そんな気さくな案が飛び出すんですか。
想像の域をゆうに振り切るんですが。その時のシナリオライターの
精神状態なんかを詳しく分析してみたいなどと思いました。
しかもなんですかこの
「Hシーンでは、武器が全て男根に変化して3つ所責め」という、
奇抜にも程があるリンガリンガの設定は。何のためのガトリング砲だよ。
つーかどっちかってーと、俺の中ではドリル男っつーより
ガトリング男なんですが。どう見ても左手のドリルより股間のガトリング砲の方が
インパクト爆裂だろうよ。
■同カテゴリ最新記事■