1981,01,04 / 15:55
今度の無駄物は、JPOPソングである。この歌は結構売れて、かつカバーもされたので、ご存じの方も多いであろう。「class」という、今やどこにいっちゃったか
めっきり消息不明な二人組の歌である。っていうか、「夏の日の1993」・・・なんだこの倒置法。普通逆だろ。
というわけで、無駄物というか、馬鹿物に属されるであろうこの歌、何が馬鹿かってーと、その歌詞である。とりあえず全歌詞をこちらに書いてみよう。
※日本語版「夏の日の1993 1.0J」はこちら。
まるで別人のプロポーション Ah 水際のエンジェル
君は初めて僕の目に見せた その素肌そのセクシー
超高層ビル 走るハイウェイ Ah 銀色のプール
ざわめく街を切るように君は トビウオになった
*ドラマティックにSay Love
ミステリアスにSo Tight
こんなに一緒にいたのに
1993 恋をした Oh 君に夢中
普通の女と思っていたけど
LOVE 人違い Ohそうじゃないよ
いきなり恋してしまったよ 夏の日の君に
服の上からは計れないね Ah 色っぽいチャーミング
僕の視線を避けるようにいたね 意識してしまう
スキャンダラスに Say Love
ダイアモンドにSo Tight
宝の山だよすべてが
1993 ジェラシーさ Oh 君に夢中
僕には合わない人だと思った
Love 今日からは Oh とんでもない
不思議な気分にとまどうよ 夏の日の君に
* Repeat
・・・はい、こうやって文章におこして冷静に見ると、突っ込みどころ満載な歌詞だとは思いませんか?じゃあひとつひとつツッコんでみましょう。
「まるで別人のプロポーション Ah 水際のエンジェル」
あああああこっぱずかしい。そりゃ昔の歌ですけども、世は平成の時代。それなのに水際の
エンジェルて・・・
エンジェルて・・・。
「君は初めて僕の目に見せた その素肌 そのsexy」
・・・
そのsexy?直訳すると
「その性的魅力のある」だぞ?sexyは名詞じゃねえのに「その」がつくかってーの。
「超高層ビル走るハイウェイ Ah 銀色のプール
ざわめく街をきるように君は トビウオになった」
超高層ビル・・・ハイウェイ・・・銀色のプール・・・なんとも
昭和臭がぷんぷんします。
「1993 恋をした Oh 君に夢中
普通の女と思っていたけど
LOVE 人違い Oh そうじゃないよ
いきなり恋してしまったよ
夏の日の君に」
はいここ!ここにこの歌の歌詞をしょーもないと思った理由が眠っております。いやそんな大げさなもんでもないけども。その前に二番(?)の歌詞を引用してみます。
「まるで別人のプロポーション」
「水際のエンジェル」
ここから察するに、この歌で歌われている「彼女」は「水着である」事、そして「男」は「水着姿の彼女を初めてみた」という設定という事が伺える。で、この後の歌詞・・・
「恋をした Oh 君に夢中」
「普通の女と思っていたけど」
「いきなり恋してしまったよ」
ここが重要です。つまり、この男は、普段着の彼女には全く興味を示さなかったのに、
彼女が水着になった途端にいきなり恋してしまった。そして彼女に夢中になってしまった・・・という風に解釈できないか。いやそうとしか解釈できないよな。
とどのつまり、単なるスケベ野郎。
あまつさえ、この男は後にこんな事を言っている。
「僕には合わない人だと思った」と。つまりこのとき、この歌中に出てくる男の本音を言うとこんな感じではなかろうか。
「うわー、この女俺には合わねえよ絶対。まあでもプール誘われちゃったし、行ってみようかな・・・うわ!結構着やせするタイプだったんだ。うわーなんだこのナイスバディたまんねえなあオイ。あー頂いちゃいたいなあ。」
・・・消えてしかるべきだな、Class。
夏の日の1993聞いてみてえ!