2006,07,22 / 06:53
つーことでどうも。「つまらない。。。」というタイトルのメールが来てギクリとした元新人ですななななななんだよ単なる迷惑メールじゃないか何ホッとしてんだ俺は。
とある駅付近にて、人を待っている時。俺と同じく誰かを待っている人、ホームを行き交う人々にもしきりに声をかけている人がいた。
あなたの幸せを祈らせて下さいっていう例のアレです。
そしてその人と目が合った。彼は俺の方に歩み寄ってくる。
「すみません。私は○○というものです。」
「はあ。で、なにか。」
「今○○についてアンケートをとらせて頂いています。ご協力頂けませんか?」
「いいですよ。」
「あなたのお名前をまず教えてください。」
「千秋楽ジョブ男です。」
「・・・は?」
「だから、千秋楽ジョブ男です。」
「ど、どこの国の方ですか?」
「あんた馬鹿にしてんですか?日本に決まってるでしょう。」
「あ、し、失礼しました。」
「で、アンケートってなんですか?」
「ああ。あなたにとって『幸せ』とは何ですか?」
「他人に幸せを祈られない事です。」
「は?」
「あんた耳悪いんですか?幸せを他人ごときに祈られない事です。」
「は、はあ・・・」
「アンケートはそれだけですか?」
「はい。これだけです。では最後にあなたの幸せを・・・」
「さっき俺の話聞いてましたよね?聞いてましたよね?」
「あ、はい。」
「なんて言いましたっけ俺?」
「他人に幸せを祈られない事が幸せ、と・・・」
「で?最後になにしようとしてるんですか?」
「あ、いえ。ちょっと・・・」
「つまりあなたに幸せを祈られる事で俺は不幸せになるんですよ。」
「は、はあ・・・」
「だったら?あなたのすべきことは何ですか?」
「も、申し訳ございません。失礼します・・・」
というろくでもねえ会話を考えているとも知らず、幸せ祈りサンがだんだん俺に近づいてきます。そして遂に俺に話し掛けてきました。かかった。
「あの、すみません・・・」
「はい、なんでしょう?」
「○○駅でお会いしませんでした?」
そんな質問スケジュールに入ってないヨ!
予期せぬ質問に嫌な汗が止まらない。会ってない、初対面だと告げると、一言謝りその場を去る幸せ祈りサン。
・・・俺、何してるんだろう・・・。