2005,07,11 / 15:48
つーことでどうも。コミック版(原秀則の方)、ドラマ版と見て、昨日映画版も見てきた元新人夫妻ですが何か。
いやあイイですね電車男。映画版は電車男がちとかっこよすぎないかとか、ドラマ版はエルメスが綺麗すぎでかつ色々とやりすぎとかそんな感じはありますが、なんかこう、キュンとなります。キュン。ええのうこいつら。
結局はネットが絡んでなければごく普通の物語なんですよねコレ。そしてネットが絡んでいるといえば、俺ら夫婦も出会いはネットじゃないか。よし、これはイケる。出版社とかいつでもきやがれ!
イタカッタオフ会から帰ってきた俺は、彼女(以後A)の書き込みをみて後悔の念にさらされつつも、もう一度会うことを決意。ここで、大学時代に告白しようかどうか迷っている間に友人に意中の女性をゲットされてしまった、という嫌な思い出がよみがえる。
「もう何とか二人で会って、告白までもちこまねば!」
そこで俺は数多くのネット仲間からアドバイスをもらう・・・ことなく、一人で作戦を考案・・・あれ?なんか違うな。?まあいいやこれからこれから。
イタカッタオフ会で学んだことがひとつ。「俺とA共通の関西の知り合いはあまりいない」という事。これは使える!うまくいけば警戒されずに二人きりで会うことが出来る!俺は早速作戦を実行する事にして、Aと会う段取りをICQにて行った。よしよし。ネット絡んできてる。
俺「こんちゃーっす!」
A「よほほーい!」
俺「あ、いきなりなんですけどねAさん。」
A「ん?なに?」
俺「来週の土曜日、俺大阪出張が入りまして。」
念のために言っておくが、
当然ウソである。当時つとめていた会社で、出張なんて愛知県内しかしたことねえ。
「別にあなたに会いに行くってわけじゃないよ。やむなくだよ。」と、警戒心を持たせないための作戦である。
A「休日なのに出張?大変だねえ・・・」
俺「そうなんすよー。参っちゃいます(;;)」
A「でもお仕事じゃせっかくこっち来ても遊べないよねえ?」
俺「ただ、出張とはいえ、午前中に終わりそうなんですよ!」
すこぶる都合のいい出張である。大阪まで行かせて午前中で仕事を終わらせる会社などまずないであろう。今思えば、かなり苦しい作戦であり、若気の至りであることがうかがえる。
俺「だから、誰か大阪の人他にも呼んで遊びません?」
A「お!いいねえ!丁度うちも予定あいてるよんY(^^)Y」
俺「で、誰呼びましょうか?」
A「うーん、ウチと魔人(俺の事)の共通の知り合いってあまりいないよねえこっちで。」
ほーら作戦通り。チョロいもんである。共通の知り合いが大阪にいない事は事前に調査済みですヨ。
俺「うーん、確かにいないっすねえ(^^;」
A「どうしよっか・・・」
俺「二人になっちゃいますね。今回はやめときます?」
A「いや!それはもったいない!遊ぶとこ考えておくさ!」
・・・しかしまあなんだ。警戒心を持たれないための作戦などと称して実行して成功に喜ぶ俺だが、今冷静に考えると、この時点でAは自分に少なからず興味を持ってくれていると容易に推測する事ができるものを。自分の作戦がウマかったんだ、などと錯覚に陥っていた若かりし頃の俺、当時22歳。
そして当日。本当は休みだというのに、スーツを着て、かばんを持って、中には偽造した見積書と、なんら関係ない製品のパンフレットを数種類入れ、似非出張準備完了。大阪へと急いだ。
・・・が、現地で思いっきり道に迷い、
待ち合わせ場所に1時間の遅刻という、最悪のスタートを切ってしまったのだった。
続。うわあ続いちゃったよ。
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