2009,05,08 / 22:24
連続してゲームの話なんで、興味ない人はホント興味ないとは思いますけどまあいいや。今日は「歴史は繰り返される」のお話。
この不景気の中、過去最大の利益をあげた任天堂。まあWiiやらDSやらの海外普及がえらいことになってきてる為の好景気なんでしょうが、なぜ彼らは同じ過ちを繰り返すのか。いや、過ちとは思われてないのかもしれないが。
ファミコンでその地位を確実なものとした任天堂が行ったこと。それが「
光線銃シリーズ」の投入。ファミコンのコネクタに光線銃を差しこみ、テレビ画面に向かって撃つ!撃つ!うわーすげえ画期的!こりゃすげえ!と当時思ったものでした。
でも結局対応ソフト3本だけ。
ワイルドガンマン、ダックハント、ホーガンズアレイ。どれもこれもすぐ飽きた覚えが。そして時代はスーファミに移り、この頃まではまだまだ任天堂の一人勝ち。やりたいほうだいの任天堂が、満を持して世に出したのがこれ。
スーパースコープ。
光線銃で懲りてなかったのか任天堂。
でも光線銃が出た頃よりは、家庭用ゲーム機も市民権を得て、普及率もあがっているはず。それを見越して登場させたに違いない。サードパーティもあの頃より増えているはずだ。今度は任天堂だけじゃなく、他のメーカーからも対応ソフトが出ると思ったのだろう。
でも結局対応ソフト5本だけ。
ダメじゃん。全然広まってないじゃんスーパースコープ。やっぱり光線銃と似たり寄ったりじゃん。しかもまだ懲りない任天堂は、お次は
Wiiザッパーなるものを出していた。まさか3度に渡って似たような商品を繰り出してくるとは思ってもみなかったぞ任天堂。この程度の失敗じゃ揺らぎもしないからこその冒険なのか?ていうか冒険する必要あんのか?
他にも、ディスクシステムの書き換えサービスというものがあったが、結局流行ったのは出たての頃だけで、容量がロムの3倍というのを売り文句にしていたはいいが、結局すぐにロムの容量が追いつき、
読み込みのうざったさだけが残ってしまったディスクシステムごと比較的早めに消えていく運命にあった。
で、お次は
何を血迷ったか、「ロッピィ」なるローソン限定スーファミ書き換えサービスという行動に出たが、
予想通り知名度微妙すぎて全然流行らなかった。サテラビューなんてもんもありましたが、これはもう論外。クラスに1人持ってるか持ってないか程度の普及率なので、遥かかなたに置き去りにしときます。
でもひとつだけ・・・ゲームウォッチマルチスクリーンという過去の遺物をリメイクした結果、DSだけは大成功。今までの失敗を全部打ち消すかのごとく、今も売れ続けてるという鬼っぷり。このように、過去の過ちを何度も引き出して、しなくてもいい失敗に失敗を重ねながらも、微動だにしない任天堂はやはりすげえと思ったわけです。当たりゃでかい業界っつっても、ここまで当たるとは思わなかったよDS。
そしてまたWiiで、同じ過ちは繰り返されたのである。任天堂ではなく、今度はバンダイナムコゲームスが。そう。
「ファミリートレーナー」
である。おいおい。今更ファミトレだして売れるんかよ・・・って、えっ、ひゃ、
100万本越えてるの?何が当たるかわからんねえこの世の中・・・参りました。
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まさか振った話で書いてもらえるとは。ちょっぴり感動です。
ファミリートレーナーはいまだに家にありますよー。
DDRのコントローラーとともに椅子の下に放り込まれていますが。
マイナー商品だと思っていたらそんなことはなかったみたいですね。
ファミコンソフトは親が買ってくるばかりだったので、何が注目かとか良くわからなかったんです。
ファミトレは良いセレクトだったんでしょうね、きっと。
そしてそんな両親は、今度はWiiスポーツを欲しいといい出して止まらない状態。
注目するものって変わらないもんですね(笑)