2004,12,25 / 13:53
つーことでどうも。折角のクリスマスなのにやっぱり会社元新人ですあーだるー。
さて、クリスマスという事で、それっぽい話でもたまにはしてみる。これは俺の知り合いAさんの話。
ある年のクリスマスイブ。Aさんは毎年ながらサンタの格好をして、すっかり寝静まっている自分の息子の枕元にプレゼントを置いた。
すると、寝ていたはずの息子に腕をガシッとつかまれ、顔を見られてしまった。驚いた様子の息子。
「あれ・・・?お父さん?お父さんがなんで?」
Aさんは口八丁手八丁でうまくごまかし、再び息子を眠らせてその場をしのいだ。そして次の日の朝・・・
息「あのね、昨日ね、サンタさんが来てくれたんだよ。」
父「そ・・・そうか。よかったなー。」
息「それでね、そのサンタさんがね・・・」
父「(ギクッ・・・)」
息「お父さんによく似てたの!」
父「(やべ、バレてるか?)」
息「でもね・・・お父さんじゃなかったと思うんだ。」
父「・・・!?」
息「お父さん、サンタさんに『ありがとう』っていっといてね!」
息子は、Aさんがサンタの格好をしてプレゼントを置いてくれていたのにきっと気づいていたんです。でも、Aさんを気遣って、自分は気づいていないという事にしておいたのでしょう。
Aさんはそんな息子を見て、ついその場で抱きしめてしまったそうです。とっても微笑ましい、クリスマスの話ですね。
その、とっても可愛らしい息子さんは今、立派な社会人として、日々頑張って働いているそうです。
立派なホストとして。
ああそうかー。未だにプレゼントをもらう側なんだー。
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