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>> HOME > 2011年04月
2011,04,26 / 19:20

つーことでどうも。最近ディスガイア4にハマりまくってて、全然ブログ更新してなかった元新人ですあれはやっぱりやばい中毒性ありすぎる。



現実は小説よりも奇なり。そんな出来事を久々の更新で皆様にご披露したいと思います。もう2年ほど前の話ですが・・・

俺が某ブログをはじめた当時、色々な人を集めて、ネット上でみんなでわいわいやっていた。1人の女性「A」もその一人だった。

お絵かきチャットをしたり、スカイプをしたり、本当に誰かと関わってない日はないんじゃないかってくらい、楽しくやっていた

そして、とある事がきっかけで、Aと話が盛り上がり、ちょっと電話でもしてみようか!という話になった。

Aはスカイプが出来ない環境だったため、俺とスカイプをしたこともない。声を聞いたことすらなかったのだ。

そして、電話から聞こえるAの声はとても可愛らしく、例えるならば「アニメ声」といったところか。ちなみに俺と同い年である。

ともすれば電話もすごく盛り上がり、Aはすごく大胆なことを言い出した。



「もし新ちゃんに会えたら、心を込めてマッサージしてあげるね!」



ま、マッサージ・・・やばい。マッサージだけで終わ否あ!これはもうAは俺の事を誘ってるんだそうだきっとそうだそうに違いないつかそうだって言えぇえええ!

というわけで、ロクに写メの交換もせず、俺とAは東京で会うことになった。賢明な皆様なら既に予想はついているであろう現実がそこには待っていたのだった・・・



続く。



2011,04,27 / 20:46

つーことでどうも。久しぶりの更新が連続モノってどうよ元新人です更新に気づかれないうちにオチついちゃって最初に見られるのがオチってオチじゃね?



実は電話をしようと俺が乗り気になってたのは理由がある。ブログのメッセージで、俺に気があるみたいな事を本人から聞いていたのだ。

やっぱり新ちゃんが私たちメンバーの中心だし、そんな新ちゃんに惹かれてる私がいます、的なね。そんなこといわれたらあーた。電話のひとつもしたくなるでしょうよ。



こちとら離婚してから彼女すらできてなかったんですから。



そしていよいよ会う当日。新幹線で東京に向かう俺は、緊張でドキドキが止まらなかった。我ながらかわいいところがあるじゃねえかいい年こいて。

自分に好意を抱いてくれているとわかっている女性に会いに行くなんて、人生の中ではじめての経験ではないだろうか。そりゃときめきもするっつーの。

相手の情報は声しか知らないが、俺はあまり外見を気にしないたちなので、最悪の事態ってやつでも訪れない限りはまず大丈夫だろう。好みじゃなければ友達として遊んでもいいわけだし。

そしていよいよ東京につき、待ち合わせの場所で待つ俺。しばらくして携帯が鳴った。Aからだ。もうすぐそこまで来ているという。否応なしに高鳴る鼓動・・・そしてついにやってきた・・・



最悪の事態ってやつが。



俺は目を疑った。え、あの人?いやいや違うよな。あの人なわけがない。そうだきっと錯覚か何かだ。だって、だって・・・俺の頭の中には・・・



「ええい!連邦のモビルスーツは化け物か!」



って台詞しか浮かんでこないもの。



続く。



2011,04,28 / 20:16

つーことでどうも。明日から休みだ!と思いきや、明日休みで明後日仕事という中途半端さにいたるところが萎えている元新人ですええいたるところが。



そして「最悪」は足音をたててやってきた。まさに俺の苦手を余すところなく具現化したかのような人物がそこにはいたのだ。ガシャンガシャンと、機械音でもソレから聞こえてくるかのような錯覚に陥る俺。

当時100キロあった俺だが、その俺をまさに女にしたかのような風貌。女性独特のくびれなんてものは肉眼では確認できようもないその姿は、例えればこんな感じ。



ゾック



どっちが前だかわかんねえ。




あ。でもこれじゃ連邦じゃなくてジオンだ。まあいいか。とにかくこんなんだった。自分が好意を抱いている男に会うというのに、デニムのシャツにジーパン。まったく化粧っ気もない。

チャームポイントであるはずのアニメ声も、今となっては「なんの皮肉だよそれ?」としか思えなくなる。なんていうかこう、えくぼもあばたって感じ。

そんな彼女の精一杯なのだろうか、俺に気づいて、笑顔で首をかしげてきた。「ガキガキキン」という音がまた聞こえてきたような聞こえてきてないような。



そもそもかしげる首がどこにあるのかすら肉眼で確認できない。



わー。あるんだねーこういう事ってー。まるで夢みたいー。ああ夢であってほしい。しかしこれは現実。俺はこの不沈艦クラスを受け止めなければならないのだろうか・・・

否あ!まだだ!まだ終わらんよ!彼女に対する俺の第一印象は「不幸」としか言いようがなかったが、彼女が俺に対して抱いた第一印象がまだわからないではないか!



続く。




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