2008,12,28 / 16:47
この間みなさんのおかげでした見てたら、矢島美容室と聖子ちゃん親子が共演してた。で、
DJオズマ ナオミが聖子ちゃんの前で、自分の好きな聖子ちゃんの歌を歌っていいか?とたずねてた。何を歌うつもりだろうと聞いてたら・・・
「蒼いフォトグラフ」だってうーわー。
なんだよそのチョイス。もっとメジャーどころいくらでもあるだろうよ。知ってます?いや若い子は絶対しらんだろうけど、聖子ちゃん世代の人知ってます?蒼いフォトグラフ。かつての石黒賢のデビュードラマ「青が散る」で主題歌として使われてたこの曲を。かなりマニアックなんですけど。
もし知ってるって人いたらついでに聞きたいけど「人間の駱駝」って歌は知ってます?ああ知らないよね。そうだよね。知るわけないよね。今まで知り合った人ほぼ全員知らなかったもんねこの曲。誰だよ大塚ガリバーって。はぁ。
2008,12,24 / 22:49
前回肝心な事「
ユーザーアンフレンドリーな部分」をすっかり書き忘れていたことを思い出したので追記。まずは下の図を見て欲しい。
わかりづらいかもしれないが、「はなす」コマンドを実行した後に出てくるウィンドウである。主人公は、どこにどう歩こうが、ずっと正面を見たまま移動する。向きが存在しないのだ。よって「はなす」だけでは人と話すことが出来ず、話す方向を指し示してやらないといけない。主人公の上に人がいるのであれば
「はなす」→「きた」
と指示しなければその人とは話せない。ではなぜこのような二度手間仕様になっているのか。
当時のゲームはとにかく「できるだけ容量を削減」という傾向にあった。主人公がどの方向を向いているかをプレイヤーに識別させるには、最低主人公がアニメーションしないとしても、上向き、下向き、左向き、右向きと、4枚のドット絵が必要とされる。2パターンアニメーションさせるのであれば、さらにその倍のドット絵が必要となる。
このドット絵の容量だけでもおそらく致命的となっているのだろう。何せ当時のゲームは今となっては考えられないほどの容量の小ささなのだ。ドラクエ1は64KB前後、かの名作「スーパーマリオブラザーズ」などは50KBにも至らない。
エロ画像1枚にも到底満たない容量だ。
その為、このまわりくどいGUIはやむなしといったところだ。事情はわかる。わかるが
ぶっちゃけすげえ面倒。
しかしこのシステムのおかげで、主人公が表示されてる画面部分に、自分の好きなキャラを貼って「ワーイ俺のキャラが冒険してる!」なんていう
心底どうでもいい裏技も生まれたのだがやっぱり心底どうでもいいので閑話休題。ついつい話が長くなってしまった。
棍棒と布の服を買って準備万端の勇者・・・といきたいところだが、とりあえずRPGの基本中の基本である、情報収集をしなければ。今のところどこにいけばいいのかすらわかっていない。なのでラダトーム城のすぐ隣の町で話を聞いて回る事にした。
「勇者すきなのよ、お前を死なせたくないものだな。」
「お前がロトの血を引くもの?何か証拠があるのか?」
「いーえ私はローラ姫ではないわ」
どっから突っ込めばいいんだよコレ。
いきなり野郎からの告白に、上目線の馬鹿に、勘違い女と来た。告白云々は思う様自業自得なので放置するとして・・・よしんばロトの末裔である証拠があったとて、単なる一町民である貴様になぜ提示せにゃならんのか。最後の馬鹿女はもう突っ込む気すらうせますこの自意識過剰が。挙句の果てには
「どうか魔物を倒してください!」
とか、
範囲が広すぎる依頼をしてくる町民まで。漠然としすぎ。どの魔物だよ。全部かよ。無茶を言うな無茶を。せめて「竜王を倒して」くらいでとどめとけ。しかし突っ込み歩いたところでゲームが進むわけもなく。マジメに情報探さないと、いっこうに先に進めない・・・と思った矢先、すこぶる重要っぽい情報を得ることが出来た。
「ラダトームのお城の南から、海の向こうにお城が見えるでしょう。竜王はその城にいるとか。おおこわい。」
いきなり最終目的地の場所を把握。そこに竜王が潜んでいるのか。一体どれほどの険しい道のりが主人公に立ちふさがっているのか・・・
って近えなオイ。
ほら、王様王様。120ゴールドとかいらんから、船用意して船。なんならボートでもいいから。それで旅終わるから・・・と、ああやっぱりそういう概念はありませんか。下手すりゃ泳いでいけそうな距離なんすけどね。やっぱダメ?うん。わかってたけど。
しかし竜王も竜王だな。たとえこの世界に船という概念があろうがなかろうが、お前が率いるモンスター、空飛べるヤツとかいるだろ。ほら。ドラキーとかキメラとか。ラダトーム城なんてあっという間に落とせるだろ。え?ああ・・・うん。そうですか。そうですよね。
物事には順序ってものがあるんですよね。
大人の事情ってやつですよね。わかります。んじゃまあとりあえずちゃんと別に仕入れておいた情報をもとに、ガライの街とやらに行ってみますか。ずっと北にいって、海辺を西、ね。了解。その前に経験値稼ぎでもと、うろうろしていると、出てきましたよスライムが。
その後もスライム、スライムベス、スライム、スライム、スライム、スライムベ(以下略)と倒していくが、どいつもこいつもタイマン張ってきやがる。なにこの
ちょっとした武士道精神。モンスターならモンスターらしく、群れで襲ってくれば一発なのに。勇者一人だからって一人で挑まなくても。
ある程度レベルをあげて、割と早くガライの町に到着。ここでも定石「情報収集」。どうやらこの町は、偉大な吟遊詩人「ガライ」が作ったものらしい・・・偉大な吟遊詩人?
ビジョンがさっぱり浮かばないのですが。そもそも吟遊詩人ってどんな職業よ?偉大って事は、みんなから尊敬されてたってこと?ちょっと辞書を引いてみた。
吟遊詩人:中世ヨーロッパで、恋愛歌や民衆的な歌を歌いながら各地を遍歴した芸人。
結局芸人かよ。
偉大な芸人・・・ひとりの芸人によって作られた町・・・ダメだ結局ピンと来ねえ。結局この町では大した情報は得られず。そういえばここに来る途中、洞窟が見えたので、薬草をしこたま買って探検してみることにしたが、洞窟内では敵が一匹も出てこない。なんだよ備えしまくって損した。
王様からもらったなけなしのたいまつを使い、目一杯心もとない灯火を頼りに洞窟内を探検すると、ひとつの宝箱が。ここは迷わずコマンド「しらべる」。
「しらべる」ぴっ。
「すきなのは自分の足元を調べた。」
「宝の箱がある!」
・・・。
ぴっ。
「すきなのは自分の足元を調べた。」
「宝の箱がある!」
ぴっ。
「すきなのは自分の足元を調べた。」
「宝の箱がある!」
ぴっ。
「すきなのは自分の足元を調べた。」
「宝の箱があ
開けろよドサンピン。
なんだよどうすりゃいいんだよ。宝の箱がある事は見りゃわかんだよ・・・とよく画面を見ると、コマンド群に「とる」というものがあああああああめんどくせえ!「しらべる」で取ってくれたっていいじゃねえかよじれってえなあ!
結局「とる」で宝箱を開けると、一枚の石碑が入っていた。どうやら勇者ロトが残したものらしい。
「私の名はロト。私の血を引きし者よ。」
「ラダトームから見える魔の島に渡るには、3つのものが必要だった。」
「私はそれを集め、魔の島に渡り、魔王を倒した。」
「そして今、その3つの神秘なるものを、3人の賢者に託す。」
「彼らの子孫が、それらを守っていくだろう。」
「再び魔の島に悪魔がよみがえった時、それらを集め、戦うがよい。」
うん。もう船は諦めた。その3つのものとやらを集めようと思いますが、なんかこの情報も漠然としてんな。どうせ手がかり残すんだったら、もうちょっと具体的に書いてくれてもいいんじゃないのか。ロトってのは不親切だな。
あ、でも、モンスターも出てこないこんな洞窟、誰が入るかわからない。誰かがこの石碑を見てしまうと仮定すると・・・具体的な事を書いていたらまずい。だからあえてもやのかかったような言い方をしてるんだろうか。
いやだったらそもそも、こんな誰でも入れる洞窟に置かなくても・・・いやまてよ?誰でも入れる洞窟なら、誰かがこの石碑を持ち去っててもおかしくないはず。ははーん。読めたぞ。この宝箱は、ロトの血を引きしものしか開けれないように出来てるのか!なるほどなるほど
だったらやっぱりもっと詳しく情報書けよ。
結局ロトの思惑がわからないまま、わかったようなわからないような重要な情報を手に入れ、先を急ぐ事にする。とりあえずうろうろしてたらどっかに町あんだろ、という安易な考えのもと、主人公はマイラの町にたどりついたのであった・・・。
2008,12,22 / 23:59
つーことでどうも。今年のM−1で一番印象に残ったのは、笑い飯西田の「思ってたんと違う!」だった元新人ですいや相変わらずネタよりアドリブがおもしれえてどういう事だ笑い飯。
さて、そろそろクリスマスイブですね。俺も去年は家でひとり何もせずに寂しくすごしていたのです。でも今年は違います。 折角のクリスマスイブ。今年はふたりっきりで・・・
岐阜でラジコンやる予定ですワーイ泣きたい。
ええもちろん。野郎のツレと一緒ですけど。思いっきり馬鹿騒ぎしてやる畜生!
2008,12,20 / 22:40
つーことでどうも。現在チャット中ですが、思った通りほとんど人が来なくて半分泣きながら文字打ってます元新人ですが。
今日何気にはんにゃの「ずくだんずんぶんぐんゲーム」を見たくなり、ネットで色々探してたら、どっかのサイトで真面目に聞いてる人が。
「はんにゃのずくだんずんぶんぐんゲームのルールを教えてください。どうしたら勝ちなんですか?」
いや。えーと。うん。どうしたら勝ちなんでしょう。でも勝利方法知ったところで、どうするつもりなんでしょうか。俺はそっちのほうが知りたい。
2008,12,18 / 21:38
今までクソゲー、バカゲーばかりクリアレポートを書いてきたが、今回は少し冒険して、かつて一世を風靡した、ファミコンブームに更に拍車をかけた名作中の名作「ドラゴンクエスト」に白羽の矢を立ててみたいと思う。
ファミコンにおけるRPGのスタンダードともいえるこの名作を通して、誰もが思っているであろうRPGの疑問についてもツッコミを入れていきたい。スタンダード的作品なだけに、RPGの定石や矛盾等も凝縮されているといっても過言ではないのだ。
数々のプラットフォームに移植され、その都度操作まわりがユーザーフレンドリーになった当ゲーム。ここを今見ている人たちの中には、改善された後のドラクエしかプレイした事がないという人もいるだろう。ここではあえて、ファミコンで発売された「初代ドラゴンクエスト」について論じていく。
古き良き時代のゲームが、
いかにユーザーアンフレンドリーであったかも知って欲しい。
まず、ひらがな4文字の名前を決めなければいけないが、ここは心意気的に
「すきなの」にしてみる。そしていよいよゲームスタート。勇者ロトの血を引く主人公「すきなの」が、ラダトーム王と謁見する所から物語ははじまる。
「おお、すきなの!そなたがくるのをまっておったぞ!」
いきなり
王様から告白される勇者キャー。はいごめんなさい。このためだけに名前を「すきなの」にしました。こんなくだらない理由で名前をつけたばっかりに、この勇者は今後様々な場所で様々な人に告白される事になる閑話休題。王様の話を聞こう。
「その昔、勇者ロトが神から光の玉を授かり、魔物達を封じ込めたという。」
「しかし、いずこともなく現れた悪魔の化身竜王が、その玉を闇に閉ざしたのじゃ。」
「この地に再び平和をっ!勇者すきなのよ!竜王を倒し、その手から光の玉を取り戻してくれ!」
そして、謁見の間にいる兵士が、旅の知識を教えてくれるとのお言葉も頂いたので、早速兵士にその知識とやらを聞いてみる。
「隣にある町で武器や防具を買い揃えろ。」
「その鍵で扉を開けたとき、お前の旅ははじまるだろう。」
「魔物にさらわれたローラ姫を助けて下さい!」
それ旅の知識って言わねえ。
武器や防具を買い揃えろってそりゃ旅の知識言うか下準備だし。いやそもそもそんな
どうでもいい知識も教えてもらわないとわかんないような馬鹿勇者に、世界の命運を託すのはいかがなものか。あまつさえ姫助けろとかどさくさ紛れにお願いする兵士まで出てくる始末。いきなり否応なしに
嫌な意味で不安をかきたてられるドラクエの世界。
とりあえず王様から許可も頂いた事だし、不自然に部屋にちんざましている宝箱を片っ端からとってみることにしよう。とはいえ3つしかないのだが。中身は・・・
「たいまつ」
「かぎ」
「120ゴールド」
・・・これだけ?120ゴールド?これじゃあたいした武器や防具も買えませんよ。するってーとなにかい?
棍棒と布の服で世界を救えとでも?
いくら王様の命とはいえ、そりゃあまりにも無茶な話。しかも謁見の間の扉にはしっかりと鍵がかかっている。折角もらった鍵も、いきなり使う事となり、使用後鍵は消滅。ていうかこの王様・・・勇者が謁見の間に入るや否や、扉に鍵を掛けたってことになりますよね?
勇者閉じ込めていきなり告白して、ナニするつもりだったんですかアンタ。
しかも兵士が見てる前で・・・そんな趣
(以下略)そんなこんなで、120Gとたいまつ持って謁見の間を出る勇者。とりあえず隣町でなけなしの金はたいて装備を整え、「よし、世界を救うぞ」と躍起になる勇者。すこぶる滑稽なビジョンが脳裏に浮かぶのは俺だけでしょうか。棍棒と普段着で何が出来る。
かくして、「たった一人で世界を救う」という、
常識的に考えて、無謀にも程がある旅がはじまったのである。