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今まで萌えゲーとか言っててごめんなさい。確かに絵は萌えっぽいんですけど、やってみたらそんじょそこらのサウンドノベルよりずっと面白いでやんの・・・気がついたらクリアしてました。

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星をみるひとクリアレポート

■第四章 三人目の仲間
襲い来る敵をちぎっては投げちぎっては投げ、先を急ぐ俺。ここで今更ながらまたもやあることに気づいた。



・・・なぜパスワードでは使われているカタカナを、ゲーム内では使用しないのか。



敵、町、アイテム、ESP・・・どれをとっても平仮名平仮名平仮名平仮名平仮読みづれええええええぁああぁあ!!!

というちょっとした魂の叫びを入れつつ、あーくCITYの「きょじゅうく」なる場所にたどり着いた。壁に囲まれた部屋が沢山あり、その部屋の入り口には、扉らしきものがある。どうやらこの扉を開けるには「IDかーど」が必要であるらしい。

試しに超能力を使ってみるとアラ不思議。主人公達は、壁をするりとすり抜けたではありませんか。



IDカードいらねえじゃん。



次々と壁を通り抜け、部屋の中にいる人に話を聞いていくと、当ゲーム内において、非常に奇怪なる言葉使いをする人に遭遇。



なたーしゃ,星をみるひと




男と女くらい書き分けてくれまいかH○T−B。



微妙にメーカー名が伏せ字になっていない気が拭えないがそれはまあ放っておくとして。どう見ても男じゃねえか。それとも何か。オカマなのか。ナターシャってのは源氏名か。そうか。そうなのか。

し、しかし・・・もし彼女(彼)がオカマだとしても、一体何故そのような異端なる設定が必要なのか。謎は深まるばかりである。

懲りずに町の中をうろうろしていると、何かこう赤い人がいたので話しかけてみる。わあ何の前フリもなく仲間になった。早速、「あいね」というこの少女のレベルチェックをしてみた。



レベル「0」っていうのは一体どういう了見か。



ただでさえ上げるの大変なのに、物語中盤で入る仲間がレベル0なんてそりゃないわ。このままいくと、4人目の仲間もおそらくレベル0なんだろうなあなどと邪推しつつ、これといって有力な情報も得られなかったので、武器と防具だけゲットしてまたフィールドをうろうろしようと町を出た。するとまたもやスゴイ事をやってくれましたよ。



見知らぬ場所,星をみるひと




全く知らない場所に飛ばしてくれるという快挙を。



まだスタート地点に戻された方が幾分かマシですよ。俺は一体どうすれば・・・と、近くの扉に入ったら一応知っている場所に出たので、またうろうろしてみると、今度は「ぎょうせいく」という場所に来た。例によって情報収集をしようと色々と扉に入ってみる事にした。

どうやら俺が入った所は病院らしい。なんと、ここの壁はすり抜けられないのだ!複数ある部屋の入り口には、扉らしきものがある。ここでようやくIDカードが必要となってくるらしい。

とりあえず手持ちのカードは「しるばー」「ぶるー」「いえろー」「ごーるど」の四種類。まあどれかで扉があくだろうと思い、近くの部屋に入ってみた。あれ?扉が消えないぞ?でも、しっかりとIDカードは「しるばー」が無くなっていた。

うーん、わかりづらいなあと思いつつも、その部屋にいた男に話を聞いてみる。が、大した情報が得られなかった。くそ、しるばーかーど返せよ馬鹿。仕方なく引き返そうと扉に重なった瞬間、「ぶーっ」という音と共に一歩手前に戻されてしまった。

・・・ん?おかしいな。もう一度。

「ぶーっ」

おいおい。マジかよ。もう一度。

「ぶーっ」

いやいや、そんなハズは・・・そんな馬鹿な!



閉じこめられてゲーム続行不可能に陥る。



どうやらIDカードが必要な扉に塞がれた部屋に入るには、入るために1枚、出るために1枚、つまり、同じIDカードが2枚必要になってくるらしい。あっはっはっはこりゃ参ったねどうしようもなリセーット!



よくブチ切れてコントローラー投げなかったものだなと自分で自分を誉めてやりました。



もはやクソゲーもここまで来ると立派なものです。快挙です。貴重です。こうなりゃ意地でもクリアしてやるよ。ああしてやるとも。



このゲームに怒り、憎しみ、虚無感とは愚か、愛情に似たものを抱く今の俺は人間として大切な何かを欠いているようです。出来の悪い子供ほど可愛いもんですよね。ぜんぜん言い訳になってないんですが。






星をみるひとやってみてえ!