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戦国とは名ばかり。いきなり正宗が「ザッツオーライ!」とか英語しゃべりやがりました。基本お馬鹿なゲーム。一度やってみるとよい。基本三国無双だから。

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星をみるひとクリアレポート

■最終章 そして彼らは星になった・・・
さて、当レポートもこの[7]で終わりにしたいと思います。最終レポートはなんとエンディングを公開。3つ用意されたエンディングを全て出してしまおうかと。

・・・と、その前に、エンディングに行くまでの経路を少しだけ説明しておきます。「全然少しじゃねえよ、ふざけんなてめえ」と思った方。あなたは鋭い!でも何にも賞品出ません。あしからず。



レポート[6]で書き記した「イルカやシャチがいる部屋」を覚えているだろうか?覚えてない方はまた[6]を見直してほしい。そこで私はこう言っている。



「いや別にイルカや鯱に信用されなくても。」



これ、実はすごい間違いである事が判明。なんと、彼らに信用されなければ、このゲームはクリア不可能なのである。このイルカとシャチの部屋は実はもう1つあり、そこの部屋で彼らに「人類の代表として主人公達が選ばれる」事が重要なカギを握っているわけなのである。

とはいうものの、ただ話しかければ勝手に代表に選ばれちゃうんですが。で、選ばれた後に、またもう一つの部屋に戻り、イルカのリーダー(?)に話しかけると・・・



選択,星をみるひと



なぜか選択を迫られる主人公。主人公達が今まで冒険してきたフィールド、つまりスペースコロニーに残って他の星を探すか、イルカやシャチ達と「あくあ」という星に移住するか、それとも彼らと戦うか・・・。淡々とした選択肢ではあるが、かなり重要なものらしい。これは慎重に選ばねばならなさそうだ。



有無を言わさず、「たたかう」選びました。



戦って一体何の解決になるのか?なんてな事は微塵も考えずに。そう、未来は戦って勝ち取るものだ!和解なんてもってのほか!そうか!その事を言いたかったんだこのゲームのスタッフは!



有無を言わさず、バッドエンドに飛ばされちゃいました。アレ。



どうやら勘違いだったようです。ちぇー。ていうか・・・あれ?ラスボスとかいねえの?いやあ、参った参った。このゲーム、ラスボスなんて存在しないでやんの。なんだよう!折角泥沼戦闘楽しみにしてたのになあ。っていうか、イルカに選択迫られて答えたらエンディング?え?そうなの?イルカ?



シャチはガン無視ですか?



彼らは別になんもやってないようなってのは俺の気のせいですか。・・・という事で、なにはともあれ、無事エンディングにたどり着けました。なんか拍子抜けすぎて、今までやってきた事はなんだったんだと虚無感に襲われるけど。HP10000とかあるラスボスと泥沼試合やりたかったけど。5時間くらいかけて。



さてみなみなさまお待ちかね。エンディングの時間がやって参りました。全部のエンディングを一挙公開しちゃいましょう。先ほど出てきた、イルカが出す選択にどう答えるかによってエンディングが決まってきます。選択肢は3つ。つまり3つのエンディングがあるという訳です。マルチエンディングっつってもなんともカンタン仕様。まあそれは昔のゲームですから。



エンディング1・・・「あくあにすむ」を選んだ場合

エンディング2・・・「のこる」を選んだ場合

エンディング3・・・「たたかう」を選んだ場合



以下の文章は、上記エンディングをごらんになってからお読み頂く事をおすすめします。では、改行・・・






















はい、22行ぶりですね。さて皆さん、何か気づいた点はございませんでしょうか?・・・はい、そうです。そうなんです。



画面が全部同じなんです。



マルチエンディングとはいえ、変化するのはメッセージのみ。音楽すら変わらないし、ましてやスタッフロールなど存在しません。皆さんにお見せしたページは、私がHTMLに起こしたので、まだ見やすいかも知れませんが、当然ファミコンでは、メッセージ全部平仮名です。

鍵かっこなんてものは当然ながら使われておりません。あれは見やすくするために私がつけたものです。でも・・・どうしてカタカナを使わないのでしょう?そして結局



イルカとシャチに握られている、人類の未来。



もう駄目です。人類のお先真っ暗。なぜ奴らに決定権があるのでしょう閑話休題。では、エンディングを一つ一つ見ていくことにしますか。

まずエンディング1・・・考えようによってはダーク。つまり人間を捨て、他の生き物に進化しようという事らしいのだ。しかも最後に「人類には明るい未来が開けてる」と締めている。



人間捨ててる時点で既に人類ではないと切に思った。



次にエンディング2・・・まあ、これはありがちなエンディングであろう。ま、要するにイルカとシャチに人間が見放されたってとこ。あんま問題なさそうだけど、まあこのゲームの世界ではとんでもない事っぽいです。



で、問題がこのエンディング3!!

「ここまで成長したサイキック達は全滅してしまった」だってさ。つまり、今まで機械やバイオモンスター相手に頑張って戦ってきたサイキック達は、イルカとシャチごときに全滅させられたという事である。っていうか、そんなに強いならあんたら何とかせいよ。俺らは何のために今まで戦ってきたんですか迫害受けながら。

ったく、今までこんなに苦労して、このゲームをちくちくやってきたってのに、最初に見たエンディングがこれだってんだから参っちゃうよね。「ここにサイキックの冒険は終わった!」じゃねえっての。「!」じゃ。しかもさあ・・・



「戦うことが大好きという悪い性格」て。絵本か。



アレか。小学生あたりが授業中にちくちく書き溜めたテキストアドベンチャーか何かか。・・・ああ!す、すみません、少し口が過ぎたようです・・・。いくらなんでも言い過ぎですね。



これじゃあ小学生に失礼です。



で、3つのエンディングを見る限り、真のグッドエンディングは1番目であるっぽいですね。最後に「END」ってついてるのはこのエンディングだけだし、一応ハッピーエンドだし。でも、俺の中では真のエンディングは3です。

イルカとシャチに全滅させられてしまったサイキック達を、残された人類が「彼らは星になってしまったんだ」と見上げている・・・というエンディングと勝手に解釈。そうかなるほど!



「星をみるひと」ってそういう意味か絶対違う。



という事で、長きに渡りお送りしてきた「星をみるひと 体験レポート」。皆様楽しんで頂けましたでしょうか?このレポートを読破し「一度このゲームをプレイしてみたい!!」と思われた方は何なりと私にお申し付け下さい。



いい精神科医紹介します。






星をみるひとやってみてえ!