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星をみるひとクリアレポート

■第五章 全員そろった!
仲間も3人になり、どうやらストーリーも大詰めになってきたんだな、もうひとふんばりだなと何度も何度も自分に言い聞かせあいねのレベルを上げつつゲームを進行させていく。ふとあいてむ欄を見てみると、拾った覚えのないアイテムが。

「さんそぱいぷ」?そんなアイテムをとった覚えは毛頭ない(しかる後、さんそぱいぷのゲット法判明。別の機会に詳しく書く事にする)。まあ、持っていても損はないやろ・・・っていうか、どうやら重要アイテムらしき雰囲気を醸し出している名前なので、ラッキーと思いつつ、先を急ぐ事にする。はやくこのゲームクリアしたい・・・いや、そもそも・・・



プレイしていて苦痛この上ないものをゲームと呼んでいいのか。



鬱陶しい戦闘が続く中、その画面を見ていると、どうもなにか違和感。が、それもすぐ判明。三人目の仲間「あいね」の表示位置がどうもおかしいのだ。彼女が表示されている位置は下図を見てほしい。



あいね,星をみるひと




四人目の仲間が入るであろう位置になぜ貴様が。



・・・ってことは、三人目と思っていたあいねは、実は四人目だったのか?



ストーリーすっとばしちゃったのか?



もうクリア不可能か?



今までの努力は水の泡か?



いやそもそもストーリー飛ばしてしまうなんていう事が有り得るのか?



このゲームならその程度の暴挙、軽くこなしそうです。



ものすごく嫌な想像ばかりで俺はちょっとしたパニックに。だだ、だだ大体ぽぽぽ「ぽいすん」って敵キャラ名自体おおおおかおかおかし(略)当ゲームのレポートもここで終わりなのか?しかしこれまたすぐ解決。



どうやら三人目の仲間はあいねを仲間にいれてからしか仲間にならないとの事らしい。紛らわしいにも程があります。



と、一安心したところで、今度は三人目(?)の仲間を探すべく、様々な場所に行き尽くす事にした。どこをどう行ったかは覚えていないが、今までとは音楽も雰囲気も違う場所に出た。敵もかなり強力なものになってきている。ううむ、これはいかにも終盤っぽいぞ。順調とはいい難いが、物語は着々と進行しているようで一安心。



「星をみるひと」という呪縛から解放される日も近い。



と思っていた矢先、「おいおい、ネタ切れか?」と思うような敵が出てきた。



しろいわに,星をみるひと


「しろいわに」




製作者、「ストップ!ひばりくん」の愛読者である可能性大。



それ以外にこんな敵を見たまんま感爆裂の名前で登場させる意味があるか。そんなところで自己アピールか。・・・閑話休題。この「しろいわに」に精神的ダメージを受けつつも何とか撃破し、数歩歩いただけでまた敵が。くそ、エンカウント率高いじゃねえか。そしてふと出てきた敵を見ると・・・!?

な、なんだこれは!?「しろいわに」じゃ飽き足らず、すごいヤツラがやってきた。



ばーすとのう,星をみるひと


「ばーすとのう」




もっこし,星をみるひと


「もっこし」




ばーすとのう・・・「Burst脳」とでも書くのでしょうか?簡単に訳すと「破裂する脳」。制作者の状態の事でしょうか?

そして、「もっこし」。やっぱりアレか。アレをイメージしているのか。名前もやばいけど、画像も危険極まりないような気がします。だって・・・だって・・・



もっこし変な液体,星をみるひと




なんか変な液体出てるよ助けて先生!


あ、え、えーと、。1たす1は2。よし、正常だ俺。まだ大丈夫だ・・・。で、俺は何をするんだっけ?ああそうそう、四人目の仲間ね。すっかり忘れてました。ええ。なんとか見つけましたよ、すげえ苦労したけど。そのいきさつを語ってみると



1.「ぎょうせいく」で、しるばーかーど2枚買って、病院のとある部屋へ。

2.面会謝絶の患者に会い、情報収集。

3.病院のすぐ近くにいる人と話す。

4.またしるばーかーどを2枚買い、面会謝絶の患者に会う。

5.「きょじゅうく」でなたーしゃに、仲間の所在を聞く。

6.「ぎょうせいく」に戻り、仲間救出。




こういう手順を踏んだ訳です。で、この手順のうち最も苦労したのが「金稼ぎ」。しるばーかーどが合計4枚必要になるのだが、1枚2000円、合計8000円もとられます。

で、しるばーかーどが売っている「ぎょうせいく」の周りの敵を倒しても1回の戦闘で得られるお金が30〜50くらいで、敵を倒したり、物を売ったりして得られるお金は共有ではなく、仲間1人1人に分配されるシステム。

なおかつ、その各自に分配されたお金は1人に集めるという事は不可能。戦闘でいつも最高の金額が得られ、現在のお金が0と仮定すると、仲間は現在3名なので、合計80回もの戦闘を繰り返さなければならないという計算になります。

ええ。普通のゲームの戦闘なら大したことない回数でしょう。しかし皆様お忘れなく。俺がプレイしているのは、何度も繰り返すようですが、レジェンドオブクソゲー「星をみる人」です。

このゲームでそんな数の戦闘を繰り返すとなると、思考回路とかがヤバイ事になってしまいかねませんよマジで。

で、その途方もない戦闘を虚無感に打ちひしがれながら繰り返し、しるばーかーどを4枚買い、仲間を救出しました。名前は「みさ」。

ついに・・・ついに今ここに、万感の想いで、全メンバーが集結したわけです。長かった。もう何年もこのゲームをプレイしているという錯覚に陥るほどに長かった。さあ、あとはクリアまでまっしぐら!・・・と、ここで忘れてはいけないのが「なたーしゃ」。彼女は凄い人物だった事が判明。



彼女、みさの所在を知っていたんですから。



さすがなたーしゃ。他の町民A、町民Bなどとはひと味違います。彼女こそ重要人物にて、選ばれたDNAの持ち主です。



やっぱりアンタ「オカマ」に決定。



そして製作者も「ストップ!ひばりくん」のファンである事に決定。しろいわにとかオカマとか。もうそれしかないでしょ。ようやく設定の妙の謎が解けましたよ。






星をみるひとやってみてえ!