2009,05,05 / 00:51
2作連続でRPGを楽しんだ後は、ディスクシステムに挑戦。
エスパードリーム
RPGはRPGでもアクションRPGだ!この作品はマニアックになるんだろうか・・・なるんだろうなあ。ディスクって時点で結構なあ。今はバーチャルコンソールでも遊べるんで、興味のある人は是非。
当時剣と魔法のRPGが多かった中、銃とエスパーパワー(?)を武器に、本の中の世界で繰り広げられるメルヘンチックなRPGという異色作であった当作品。現実世界の男の子が、助けを求めに出てきた少女と共に、本の世界へと冒険の旅に出発する。その男の子は、本の世界で唯一のエスパーとなって、平和を取り戻すために戦うのだ。
もう見るからにメルヘンチック。なんともかわいい話ではないか。もう大好きだった作品。なんてったって、この頃のコナミはなによりまず、音楽が神懸かってたっていうか、
いわゆる「神曲」のオンパレード。エスパードリームもその例に決して漏れていないと俺は断言する。
あの頃感動したエンディングの曲を聞く為にだけ、今回クリアを目指したといっても過言ではな
前置きはこのくらいにしてとりあえずプレイ。ああ懐かしいなあ。この「シバラクオマチクダサイ」の表示。ええ。待ちます待ちます・・・あれ?
兵庫のツレのデータが何故。
以前俺の家に何泊かしていった時があったが、まさかその時に・・・しかも
レベル17て・・・いつの間にこんなにやりこんだんだこいつは。訳のわからんところで対抗心を燃やしつつ、いざ追い抜かんとプレイ。初期装備はなんと
水鉄砲。なるほど。これで敵を倒していくわけか。ふーん。まあ初期装備だから、ね。うん。
ぶん殴ったほうが威力あるんじゃねえか?
ま、まあそれはほら。昔のゲームだし。そんな邪な突っ込みは入れずにちゃっちゃとやっていきましょう。とりあえずワープゾーンらしき建物に入ってステージスタート。まずは経験値稼ぎと、敵と遭遇。あれ。こんなステージだっけな。あれ。おかしいな。
一撃で瞬殺て。あれ。
メルヘンチックな敵キャラに瞬殺て。あれ。
どうやら入るステージを間違えたようだ。そりゃ
いきなり最終ステージ行ったら殺されもしますよね。いくらメルヘンチックでも!ていうか最初の町からいきなり最終ステージ行けるのがすげえ。ちゃんと話を聞いてなかった俺が悪いんです。左上の建物からって言ってたのに、いきなり
真逆の右下の建物入っちゃダメだよネ!
とまあ小さいボケをかましつつも、ステージ3あたりまでは順調だった・・・が、ステージ4からがどうも・・・ステージ5なんてそりゃもう特に・・・なんていうかこう・・・
メルヘンな世界はどこいった
ってくらい敵がつえーつえー。雑魚キャラといえど、気を抜いたら数秒で殺されるくらいのシビアっぷり。なにこの見た目とのギャップ。幼い頃の俺は、こんなシビアなゲームをやってたのか。しかもクリアしたのか。すげえよ幼い頃の俺。おそらく今とは気構えから既に違ってたんだろうなあ。
あ、それとついでに、ステージ4クリアした段階で、囚われてた村長の娘アリスを救出。いっけねすっかり忘れてた。するとどうだ。今まで通夜みたいだった村長の家のBGMが、なんともまあ幸せに満ち満ちたBGMにはや代わり。もうアレだ。
世界とか救わなくても十分だろってくらいの豹変ぶり。現金なおっさんめ。
いやいやでも世界救わないと帰れないし。泣きそうになりつつも、ステージ5のボスを撃破。こちとらHP3000ちょいしかないのに、一撃で1000近くも持っていくなよう。しんどいなあ。裏技使わなかったらもっと苦労してたぞ。でもこれでようやく本の世界ともおさらば・・・って、あれ?ラスボス倒したのに、何も起こらない・・・おいおい。
世界全体を巻き込んだ謎を解かなければ帰れない
ってどういう事だよ。本の世界平和にしたんだから、バビューンと現実世界に返してくれよう。結局村長なんもしてくれへんやんけ。何がメルヘンだ所々妙にシビアじゃねえか畜生!騙された!
世界平和の引き換えが水鉄砲と150ゴールドってあんまりじゃねえか!
どっかの国の冴えない王様とそう変わらねえよこれじゃあ!
・・・結局全世界の様々な人からの情報を整理し、かつ様々なアイテムを物々交換し、ようやく帰れる事に。いやまさか
「赤い宝石」と「ルビー」が別物のアイテムとは。ずっと同じアイテムだと思って、右往左往してたヨ!しかも秘宝とも言われてるアイテムの1つが「
小さな棒」てどういう事だよ。
そしてお別れの時。5時45分に、現実世界への扉が開いた。名残惜しそうに振り返るも、扉をくぐる主人公・・・ふと気づくとそこは現実世界。どうやら本を開いたまま眠りについてしまっていたらしい。今までの事は全て夢まぼろしだったのか・・・ていうか、
え、夢オチ!?と思った矢先、窓に不審者が!曲者かっ!?
・・・あ、そ、村長?それにアリスと・・・もうひとり
名前忘れた。彼らがこっちに手を振っている。そして壁に貼られているポスターには「ありがとう 村長」の文字。夢ではなかったんだ!・・・というところでスタッフロール。いやーこのサンバ調のエンディング曲がまたいいんだ。これ聞けただけでプレイした甲斐があったってもんです。めでたしめでたし。
結局色んなところに突っ込みまくって、こりゃクソゲーレポートじゃねえか?とテメエでも思い始めたが、いやいやこれは名作。えすぱーびーむを使いまくって育てる楽しさや、ボスキャラとの戦闘の緊迫感など、今プレイしてもなかなか楽しめた。シンボルエンカウントなんで、無駄な戦いを極力避けられるし、レベルがある程度上がると、シンボルである足跡が主人公から逃げていくという細かさ。足跡ってところも作り手のセンスを感じるのは俺だけだろうか。
・・・ダメだ。なんか
とってつけたような誉め方になってる。いや本当に面白いんですってコレ!
※今回使用した裏技は、ステージ2の洞窟で、金が万単位でガンガン手に入るという、見た目からしてバグじゃね?っていう技。なかなか思い出せず、ネットで探しても全然載ってねえので、なんとか自力で思い出して実行するも、この技を使って資金どこまであがるんだろうなと試してたら、
99万を越えたところで0に戻ってループしてしまうという悲惨な目に。天罰テキメン。
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って知ってるし!今までこれ知ってる人いなかったのに、やるなあ。ちなみに会社はどこだっけ。タイトーあたりだっけか。そこまでは覚えてないなあ。
特に乱れ飛ぶツッコミが……ってあれ、これクソゲーレポート読んでるときと同じ楽しさだ。あれ?
しかし裏技使った結果が2000年問題発生とは時代を感じますね。
メルヘンと聞くとメルヘンメイズとニュージーランドストーリーを思い出します。
子供のころよくやってました。健康ランドで。