えーと、まず最初に死んだところは・・・あ
本が壁の棚においてあるところね。あれをとったら落とし穴に落ちるんで、そーっと近づいて開いてみる。中がくりぬかれており、そこにカギが入っていた。よし。カギ2ゲット。
えーと次は・・・と、たいまつが消えかけてるんで付け替えてっと。よしよしぬかりない。あ、焼け死んだところだな。
ここで真っ先に落ちている盾をとり、龍の吐く炎を防ぎながら、やり、斧、骨をゲット。よしよし。調子いいぞ。えーと次。ああ、こことここだ。
この二ヶ所はまだ解決策が浮かばない。よって無視して、鮫部屋の先にある扉を開けて進む。
滝の流れる部屋へとたどり着いた。ここで我らが主人公の勇者が一言。
「今までの部屋の中で、ここが一番心安らぐ・・・。」
すっかりお疲れモードのヘタレ勇者。
今までの部屋の中で、て。まだ数部屋しか入ってないのにいきなりかよ。「今までで生きてきた中で一番幸せです」とか14歳で言い放っちゃった某金メダリストじゃねえんだから。
で、その後まあ色々ありましたが、これといってツッコむべき箇所もなく、かつ死ぬ事もなくちょこちょこと進んでいきましたとさ。
「俺もシャドウゲイトやってみてえから教えれ!」という奇特っていうかもはや危篤な方の為に一応情報だけ書いておきます。
本のある部屋の突き当たりの壁調べたら洞窟あっからそこで銀の矢とって滝の部屋行って滝の裏に洞窟あっからそこに入るといかにも取ってくださいといわんばかりの岩があるんでそこどついて中からふくろ出てくるから中身とってかつ小石も忘れずにとってその後はしごがある部屋いって滝の裏でとった白い宝石を突き当たりの壁のくぼみに差し込んだら変な水晶出てくるからそれとって鮫の部屋の湖で使ったら湖凍るから歩いてドクロが持ってるカギ拾いにいきやがれ。
はい、とりあえずこんなところです。わかりましたか。ていうかわかれ。じゃつっつと次行きますね。
ここでふと、今後対峙するであろう悪魔達への対策を忘れないようにしなければと、龍の部屋で拾った斧を装備しようと決意。しかし「装備」というコマンドは無い為、斧を「つかう」→「セルフ」にしてみる。自分に使う。つまり装備だよな?
・・・え?あれ?
やっぱり死んでるやん。
なんなんだよこいつは。ホントに自分に使うなよ馬鹿。王家の血を引きし勇者が斧をご丁寧に自分の左胸に突きたてて自殺かよ。
なんていうかこう、馬鹿の王子様ですか?
もういい加減にして欲しいですね。折角ここまで死なずに来れたのに。もういいよ。先進むからいいよ。
おっと。ようやく見たこと無い部屋にたどり着いたけど・・・棺だらけで気持ちわりいなあオイ。でも中になんかありそうなんで、まずは右手前の棺を開けてみると・・・うわあ!み、み、ミイラが出てきた・・・けど、どうやら本当に普通のミイラのようで、ピクリとも動かない。そうかそうか。
じゃあたいまつで燃やしちゃえ。
すると中から「王家の杖」が出てきた。ていうかどういうこと?ミイラがこんな長い杖飲み込んでたのかよスゲエなオイ。とりあえず胃液まみれてそうなこの杖をゲットし、その隣の棺を開け、ふくろに入っていた銅のコイン三枚もゲット。
じゃ、お次は左側の棺を・・・げっ!す、スライムが出てきた!しまったなあ。変なもんだしちまったなあ。そーっとまたいで奥進もうっと。
はっ・・・もしや・・・
すべからく死んでるやん。
・・・もう呆れ果てて、文句言う気力も失せました。わかりました。この部屋は後回しにしておきます。ずっと気になってた「銀の矢」が奉ってあった部屋に行きますよ全く。
ここ、ここ。この「銀の矢」の部屋。とりあえず壁にかかってる矢をとって、と。しかもこの部屋の壁に備えてある左側のたいまつが、妙にグラグラしてるんですよ。でも、「しらべる」でも「たたく」でも「あける」でも「とる」でも何も起きないし、一体どうすれば・・・
「つかう」でたいまつが動きましたって馬鹿。
いやあ全然気づかなかったよ。まさか「つかう」とは。たいまつ型のレバーを下げるのに必要なコマンドが「つかう」とは。恐れ入りました。そりゃ多くのプレイヤーが途中で嫌になるワケですな。
・・・かくいう私も思う様嫌になってきたんですが、もうやめちゃダメですか?ちっとも話進まねえし!
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