じょ、女性が鎖で捕らえられている!こんな悪魔の巣窟になぜ人間の女性が!?その異様な光景に、勇者はつい、一言漏らしてしまうのだった。
「おおっ、いい女!!」
この状況でナイス気さくな一言ってボケェ!
勇者も所詮は一人の男とでも言いたいのか、いやでもその前に・・・
これをもってしていい女と断言するのは勇者たる勇気の証なのか。
とにかくこの女性を助けないと!勇者は半分使命で、半分下心で彼女の元へ向かった。しかし彼女はなんと、狼女だったのだ!!このシチュエーションは決して生唾モノではなく、エモノを狙う獣の罠だったのだ!!うわーい!!
下心で死んでるやん。
あー、まあいいや。やり直し。えーと、狼女なのね。じゃあアレしかないじゃん。はい銀の矢。いとも簡単に死亡。とりあえず狼女の右上に落ちてるアイテムらしきものをとってみることにしますかね。
「いなずまを手に入れた。」
何とも豪快なアイテム名にただただ涙。
いなずまて。形ないもんをそのまま名前に採用しちゃいますか。せめて「いなずまの○○」とか接尾語つけろよ。まあ何にせよ重要っぽいアイテムも手に入れた事だし、先に進みますよ。宴会場にひとまずもどり、カギ4で扉をあけて、通路を歩いて右側の部屋に入りました。大分はしょってますが攻略サイトじゃないんで気にせんといて。
うーむ、なんかどことなく風格のある骨がちんざましている部屋に。王家か何かでしょうか。王家・・・王家?そういやそんな名前の杖持ってたな。空いてる左手に滑り込ませて、と。あっ、柱の紋章がスライドしてリングがはまるくぼみが出現。迷わずリングを収めると、王座が持ち上がって通路が出てきたんですが・・・
だから誰が何のためにこんな大がかりな仕掛け作ってんだよ。
こんなん、勇者に先に進んで下さいと言っているようなもんだろ。味方が勇者が進めるように作ったとしても凝りすぎ。もっと素直に進ませろや。はいはいわかりましたよ。とにかく先に進めばいいんでしょ?進まないと永遠に終わらないもんなこのレポートうわあ悪夢。
うわあ。いかにも怪しい暗い穴が左手に開いてるんですけど。これ、死んで下さいと言っているようなも(以下略)どでけえ岩が降ってきて下敷き。勇者死亡。ほらやっぱり。
あ、画面じゃわかりづらいかもしれませんが、一応正面にも通路があるんで、そっち行ってみます。
あ、来た来た。来ましたよ。禍々しい二体の石像。
自殺名所の臭いがギュンギュンします。
こういう時は何も考えずに正面の入口へまっしぐらキャーっ石像かと思ったら氷に包まれた魔物だったのねってそんな無茶な!あっけなく凍らされて死亡。順調に死亡回数を増やしていく勇者。やっぱり勇者はこうでなくっちゃネ!
・・・ホント先に進まねえゲームだな。果たして何章まで続ければいいことやら。
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