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1971,01,08 / 23:32
前回は死ぬことを楽しんだだけで、ストーリー的に全く進んでなかったんで、今回はマジメに進行する事にします。えーと、噴水の中庭の先は行き止まりだったんで、ホールウェイまで戻って正面の扉を開けて入りました。
どうやら宴会場のようだ。そう見えなくても宴会場のようだ。けど・・・この部屋に入る前の画面切り替わりでちょっと違和感が。一度ホールウェイに戻って、また戻ってみると・・・ややっ!
カーペットに穴が開いている!しかし、画面が完全に切り替わると、カーペットの穴は閉じてしまった・・・ははーん。何かするとこのカーペットに穴開いて、アイテムやら仕掛けやらが出てくるっつー寸法ですか。そんなヒントをくれるなんて、なんてユーザーフレンドリーなゲームなんだ!
処理限界的なやむないネタバレをヒントとは言いません。
ひょっとして、今まで気付かなかっただけで至る所にこういうオチがあったかもしれませんがまあほっといて次行きましょう。そんな事がわかったところで
このゲームの理不尽なまでの難易度はさほど軽くもならんし。
まずは思う様あやしいカーペットからだ。さっきの画面を見るとナニをすればいいのか一目瞭然である。たいまつで燃やしてみた。ほら燃えた。下からカギ4が出てきた!
さすがである!やはり主人公は勇者なのだ!彼には何か謎めいた力が備わっているんだ!じゃなければ
都合良くカーペットの一部だけが燃えて炎が消えるなんて事があるはずがない!
カーペットめくれば済むだけなんていう我々の考えなど到底及ばないのだ!!
あーあほらし。つっつと先進みましょう。三つのうち、一番右の扉をカギ5を使って開け、先に進むことに。
ひいぃっ!す、スフィンク・・・ス・・・なのかこれ?なんか俺が知ってるスフィンクスより
モジャ公なんですが。こんなたてがみフッサリーでしたっけ?これじゃただの人面ライオンでは?
調べてみた。
エジプト・アッシリアなどにおける神殿・王宮・墳墓などを守護する人頭獅子(しし)身の巨大な石像。
ふーむ。頭が人間で体がライオンって事か。なるほどねえ。じゃああながち間違ってはいないわけね。ただ
ひどくハイカラな髪型をした人頭がたまたま乗っかっちゃった
ってだけなんだね。まあいいや。スフィンクスって事はアレだ。人語を解するわけだよね。ちょっと話しかけてみるか。あれ。なんか
こっちが言っている事が通じないみたいです。んじゃ仕方ない。後ろの階段登らせてもらいますよ。するとスフィンクスがこちらを睨んだ!
「誰だ私の許可なくここを通り抜けようとするのは・・・」
しゃべられるんじゃねえかボケ。
なーにシカトぶっこいてたんだコイツ。でもやはりこちらから話しても通じない。こっちの話は理解出来ないが、向こうからは話す事が出来るというなんとも不可解な設定なんでしょうか。こんなヤツは剣で一差しじゃ。
ぴゅうううううううっ。
・・・あれ?ここは・・・棺の部屋だ。げ。スフィンクスに飛ばされちまったって事かいや。あーもうめんどくせえなあ。仕方なく、ヤリでおっちんだ鬼がいた一本橋に向かった。すると・・・
げ。生きてやんのコイツ。しかもご丁寧に、ぶっ刺して差し上げたヤリまで持ってます。うわー、やべえなあ。怒ってるんだろうなあ。ごめんねー鬼くん。
「お前なんかと話す事はない!!帰れ帰れ!!」
って結構穏和な鬼だなオイ。
アナタを殺しかけた人間が今、アナタの目の前にいるんですヨ?なんでそんなちょっとすねっ気見せただけの罵倒でおさまるんですか?こんなバカには、とりあえず斧でも投げつけてやれ。
ああん死んでるやん。
こっちが攻撃する前にやりをぶっ刺されました。ち。こちらが使った武器を使い返されるとは迂闊な。ちなみに剣もパチンコも、武器という武器全て試しましたが全くダメでした。あっ、そういえば・・・まだ使ってない呪文がありました。
「レナニゼカ!!!」
主人公、風の力を借りて透明になったっぽいです。はいこれで大手をふって橋を渡れますね。いらん労力かけさせやがって。さっさとさっきのスフィンクスに会ってこよう。確かヤツは、主人公を飛ばす前に、何かなぞなぞっぽい事を吐いたような・・・
はい到着ー。またもやスフィンクスを無視して階段を上ろうすると、ヤツはひとつ質問をしてきた。
「お前が見れば、私もお前を見る。お前が右手をあげれば、私は左手をあげる。
お前が喋れば、私も声無く語る。その正体がお前にわかるか?」
くだらねえ・・・この勇者になんという愚問を。ここで答えを書くのもばかばかしいので、宴会場で手に入れたアイテムを差し出してやると、どうやら正解だったらしく、先に行くことが出来た。はーホントくだらねえ。
あ、でも万が一、万が一ね。答えわからない人っています?もしいるんだったら、そんなあなたにはこの言葉を贈ります。
もう一度小学校からやり直せ。
まさかいないとは思いますけどネ!
階段を上ると、観測室らしきところに出た。するとテーブルの上に
あからさまに巻物らしきものが。早速開いてみる。
「天体の観察。王座の星座は5年おきの夏ごとに現れる。それは他の土地への入り口となる」
ううむ。なんという意味深な言葉か。今まで見てきた巻物と違って、かなり難解な謎解きだ。それもそのはず。
クリアしても意味わからずじまい謎じゃねえええええよソレ!
なんとすさまじいゲームなのか。散々悩ませて結局ブラフってすげえオチだな。だからこんなあからさまにテーブルの上に配置したのか。俺は制作者の術中にまんまとハマってるって訳か。なんか無性に悔しいんですが。
今日は結局1回しか死ねなかったし。ちぇ。
※今日の逝っちゃった回数・・・1回
【24】
シャドウゲイトやってみてえ!
1971,01,09 / 23:39
意味のない謎を投げかけられて無駄な時間を浪費してしまったが、いつまでもひきずっていても仕方ない。あからさまに怪しい梯子を登ってみる事にした・・・
また落ちたりしねえだろうなオイ?
じょ、女性が鎖で捕らえられている!こんな悪魔の巣窟になぜ人間の女性が!?その異様な光景に、勇者はつい、一言漏らしてしまうのだった。
「おおっ、いい女!!」
この状況でナイス気さくな一言ってボケェ!
勇者も所詮は一人の男とでも言いたいのか、いやでもその前に・・・
これをもってしていい女と断言するのは勇者たる勇気の証なのか。
とにかくこの女性を助けないと!勇者は半分使命で、半分下心で彼女の元へ向かった。しかし彼女はなんと、
狼女だったのだ!!このシチュエーションは決して生唾モノではなく、エモノを狙う獣の罠だったのだ!!うわーい!!
下心で死んでるやん。
あー、まあいいや。やり直し。えーと、狼女なのね。じゃあアレしかないじゃん。はい銀の矢。いとも簡単に死亡。とりあえず狼女の右上に落ちてるアイテムらしきものをとってみることにしますかね。
「いなずまを手に入れた。」
何とも豪快なアイテム名にただただ涙。
いなずまて。形ないもんをそのまま名前に採用しちゃいますか。せめて「いなずまの○○」とか接尾語つけろよ。まあ何にせよ重要っぽいアイテムも手に入れた事だし、先に進みますよ。宴会場にひとまずもどり、カギ4で扉をあけて、通路を歩いて右側の部屋に入りました。大分はしょってますが攻略サイトじゃないんで気にせんといて。
うーむ、なんかどことなく風格のある骨がちんざましている部屋に。王家か何かでしょうか。王家・・・王家?そういやそんな名前の杖持ってたな。空いてる左手に滑り込ませて、と。あっ、柱の紋章がスライドしてリングがはまるくぼみが出現。迷わずリングを収めると、王座が持ち上がって通路が出てきたんですが・・・
だから誰が何のためにこんな大がかりな仕掛け作ってんだよ。
こんなん、勇者に先に進んで下さいと言っているようなもんだろ。味方が勇者が進めるように作ったとしても凝りすぎ。もっと素直に進ませろや。はいはいわかりましたよ。とにかく先に進めばいいんでしょ?進まないと永遠に終わらないもんなこのレポートうわあ悪夢。
うわあ。いかにも怪しい暗い穴が左手に開いてるんですけど。これ、死んで下さいと言っているようなも(以下略)どでけえ岩が降ってきて下敷き。勇者死亡。ほらやっぱり。
あ、画面じゃわかりづらいかもしれませんが、一応正面にも通路があるんで、そっち行ってみます。
あ、来た来た。来ましたよ。禍々しい二体の石像。
自殺名所の臭いがギュンギュンします。
こういう時は何も考えずに正面の入口へまっしぐらキャーっ石像かと思ったら氷に包まれた魔物だったのねってそんな無茶な!あっけなく凍らされて死亡。
順調に死亡回数を増やしていく勇者。やっぱり勇者はこうでなくっちゃネ!
・・・ホント先に進まねえゲームだな。果たして何章まで続ければいいことやら。
※今日の逝っちゃった回数・・・3回
【25】
【26】
【27】
シャドウゲイトやってみてえ!
1971,01,10 / 23:45
前回は石像にやられて死んだところで終わってるんで、未だ石像の部屋にいるんですが、うーん困ったぞ。相手は氷の魔物か。ん?氷?
だったら溶かしてしまえばいいじゃないか!俺はそれらしい呪文を使ってみた。
ヒカレタイヨウ!
ううっ、ま、まぶしい!敵を倒そうとして使った呪文で自分が目をやられてどうするか。うむむ。ようやく視力が回復してきたぞ。ヤツらはどうなった・・・ん?
よし!どうやらヤツらも目がくらんだようで、まだ立ち直ってなかった!この隙に右の入り口に入ってしまおう!
意図してた結果とは全く違ったけどまあいいや!
うわったった!うわあ!急いで逃げてきたせいか、俺は勢い余って溶岩に飛び込んではい死亡。たまには死なずに先進んでみたいという衝動にかられるも、このゲームは
「いかにして死ぬか」を楽しむゲームなので無理。クリアなんて単なるオマケみたいなもんです。
しかしこの溶岩地帯、まがまがしい石像が真ん中にあるだけで、向こうへの道がないんですけど・・・道・・・ミチ?まさか・・・
ミチヨヒラケ!
俺が呪文を唱えると、向こう側への道ができてしまった。うわーいそのまんまジャン!もういい。気にしない。気にするだけ無駄。そういうシステムなんだ、きっとそうだ。一回死ぬことが出来たし、先を急ごう。
でその先に鍾乳洞がありレバーが三本壁についてたんでスフィンクスの部屋にあった模様を参考にしてレバーを動かす前に穴に飛び込んだら
ガオーなんていうテンプレな奇声発するバケモン出てきて首跳ね飛ばされたがめげずに「ぎんのたま」ゲットその後バルコニーへ行って壁の上にあいている穴に光る棒を差し込んだら「まほうのふえ」が手に入ったんでその後バルコニーに行ったら
バルコニー崩れて一回死亡したがめげずにふくろから「金貨3枚」と「大きなコイン」をゲットんでそのまま橋が二本かかっている部屋へ移動っと。
・・・と、その前に、先ほどの「バルコニー崩れて死亡」について。本来ならば、転落死と想像出来ると思いますが、ここはいつもと一味違います。
なんと、バルコニーから落ちただけでは死にません。
まずバルコニーが崩れます。ワケもわからぬまま、主人公が転落します。しかし、その下は沼で、一度主人公は助かってしまうのです。
おお、助かったかと思いきや、なぜか巨大なワニがいて、結局食われておっ死んじまうと、こういうワケですね。
なぜここだけ死に段階を持たせるかさっぱりわかりませんが。
死に方にバリエーションを持たせてきているケムコに乾杯しつつ、はいここ。そういやまだ右の部屋には入ったことなかったな。この橋渡ろうとすると崩れちゃうし。
しかし今の俺には、その名前を見ただけで、「この橋で使うしかないだろ絶対」という薬品があるのだ。その名も・・・
「ミガルナール」
・・・。
・・・・・・。
どっかの風邪薬か緊急避難はしごみたいな、ストレートな名前をありがとう、シャドウゲイト。
予想を力いっぱい裏切らず、体が軽くなり、橋を渡った俺。すると中には、巨大な蛇が!
「ヒッ・・・ヒィッ!!大蛇だ!!とぐろをまいている!!」
凄い勢いでビビりまくる勇者。
「狭い洞穴の中にはとてつもない恐怖が待ち構えていた。」なんてな事も言っちゃってますオイオイ。
サイクロプスや鬼や狼女なんつーバケモンを平気で殺してきた人が蛇でびびってどうすんですか。
しかし、よく見るとどうやらこの大蛇は作り物らしい。ホッと一安心する勇者。
「馬鹿にしている!!大蛇はただの作り物だ。」
安心した途端に逆ギレ勇者こんなん勇者じゃねえ。
で、ここで先ほどバルコニーで手に入れた「まほうのふえ」を吹くと、大蛇の作り物はなぜか「まほうのつえ」にはやがわり。
何の脈絡もなく重要アイテムをゲットしてしまいました。
その後、ドアばっかりある宴会場に戻り、「カギ6」にて扉を開けて、奥へと入っていった。おお!なんかいかにも重要そうなアイテムが無造作に床に置かれている!俺がそのアイテムをとろうとしたそのとき・・・
突然目の前を火の玉が覆った!そしてその火の玉は、毒々しい魔物へと変化をとげた・・・毒々しい?単なる犬っころじゃねえか。そんな犬っころは無視してアイテムとって退散してしまおう。
・・・はい、当然無理でした。
というわけでまたもや撃墜数1回プラス。まだ死のバリエーションが尽きないのか。変なところで容量食わせてるゲームだな。そういえば使えそうで使ってないアイテム「せいすい」があったんで、この毒犬にぶつけてみました
あら消えちゃった。
思いのほか楽勝に「プラチナのホルン」を手に入れ、部屋の脇にあるはしごをのぼると、またもや・・・
「ひえええっ!!でっ出た!!」
ってよくビビる勇者様だなオイ。「ひいい」とか「ひええ」とかうるせえうるせえ。でもこのドラゴン、よく見ると・・・
結構なマヌケ面しておりますダサっ。
こんなドラゴンなんぞオノで一刀両断にしてやるあ、やっぱりダメなのね。じゃあドラゴンといえばやっぱり剣ってこれもダメか。うむむ・・・武器らしい武器は全部使ったが、ことごとく効かずに殺されまくる主人公。一体何を使えばこのドラゴンを倒すことが出来るのだろう・・・?
そして俺はふと、まだ使っていない道具がある事に気づいた。いや、でもこれは・・・武器じゃなさそうだし、いくらなんでも・・・ねえ。
アイテム名「ながれぼし」でドラゴン撃沈うわあ・・・
なんですかソレ?どういう都合のいいアイテムですか?どうやって倒せたんですか?売れてない個性派漫才コンビですか?
と、とにかく、マヌケ面ドラゴンをながれぼしで倒した勇者は、貴重品アイテムですよと言わんばかりにおかれている「たいようのいし」をゲットした。さあ、これで後は
あまぐもの杖をとるだ ワーロックを倒しに行くだけだ!
※今日の逝っちゃった回数・・・5回
【28】
【29】
【30】
【31】
【32】
シャドウゲイトやってみてえ!
1971,01,11 / 23:52
さて、長らく続きすぎて
七章あたりからだいぶやっつけ仕事になっている様が己が文章から伺えてしまうシャドウゲイトですが、ようやく終わりが見えてきました。ていうかあと2章で終わりです。
ええ。例にもれずハショりまくっていきますんで、本当に攻略してみたいという危篤な方は他のサイトでも見てください。
とめどない死をかいくぐりながらも、遂に最重要アイテム群「たいようのいし」「ぎんのたま」「いなずま」「まほうのつえ」「プラチナのホルン」を全部そろえた勇者。まずは「たいようのいし」「プラチナのホルン」以外の3アイテムを組み合わせ、伝説の杖を作り上げた。
後はワーロックを倒すだけ・・・ついに来るべき時が来たのだ!早速石像があった部屋で「ヒカレタイヨウ」を唱え、左側の穴へ飛び込んだ。
この井戸に「おおきなコイン」を投げ入れ、井戸の奥から立ち上ってきた不気味な空気とやらに飛び乗って底に移動。そして到達した直後、眼前に広がる川に
さも当たり前のように飛び込んで自爆数を1増やす勇者。更に、いかにも怪しいドラなんて置いてあるもんだからそりゃ鳴らしちゃうでしょ。するとどっかで見たことがあるお方が現れました・・・
げ!こ、こいつは・・・勇者が死んだときにいつも微笑みかけてくれるガイコツさん!「フェリーマン」とかいう名前がついているそうですが、もういいじゃん死神で。なんだよフェリーマンって。
どうやら金で向こう岸まで渡してくれるそうで。なんだイイヒトじゃん!・・・ってちょっと待て。向こう岸ってワーロックの本拠地じゃねえか?いいのかそれで。まあいいか。
・・・。なんですかこの「さあ謎を解いて入って来い!」とでも言わんばかりな仕掛けは。ワーロックは一体何がしたいんですか。勇者を殺したいのか、勇者に殺されたいのかはっきりしてはくれまいか。まあ一応この部屋に封印されているという体で話を進めますけども。
で、この謎解きなんですが、以前読んだ予言書に、こんな事が書かれていたのを思い出しました。おそらくそれがここの謎を解くカギとなりましょう。
「太陽の石は悪魔が自由になる前に剣の位置に置かれる。最後にホルンの音が鳴り響く。」
答えがバッチリ書いてある謎解きは謎解きとは言わねえええええんだよ!
なんすかソレ。剣のマークんところに太陽の石置いて、プラチナのホルン鳴らせばいいんだろ?今まで散々クソ難しい問題ばっかりつきつけておいて、最後の最後で肩透かしですか?せめて他の場所に石入れたら死ぬとか、そういうオマケが欲しいもんですナ!死にゲーなんだから。
かくして勇者は、遂にワーロックと対峙するのであった・・・
そこにいたかワーロック!遂に貴様を倒すときが来たようだな・・・わたしこそ真の勇者だ!って・・・あれ?なんすか後ろの
ピンクいのは。ふーん。それが「ベエマス」っていうんですか。
タイタンの中でも、最も恐ろしいとされる、あの「ベエマス」か・・・
よ、弱そうー・・・
で、結局タイタンって何なんだよ。巨人族か何かだとは思うんですが、ゲーム中一切説明ないし。ここはとりあえず無防備に突っ込んでいって1回死んでおきますかハイ死んだ。ちぇ。なんだよ死に方一個だけかよ。ラストなんだからもっと数多くしとけよな!
ゲームの目的思い切り履き違えてますけど気にしない!
じゃあまあ、「まほうのつえ」で倒してみますか。なんかワーロックには効かないっぽいんで、ベエマスめがけてそれーっ。
「まほうのつえよ、せかいをすくいたまえ!!」
勇者は一心に祈り、杖を振りかざした。激しい光の爆発!杖は光のビームを発し、ベエマスの胸を貫いた!
・・・。
・・・光のビーム?
他に表現方法はなかったんですか。光のビームて。「女の婦人」とか「頭痛が痛い」と同じレベルじゃないですかそれじゃ。と、とにかく、その「光のビーム」とやらに胸を貫かれ、そのヌルヌルした体をうねらせてもだえ苦しむベエマス。よし。これでベエマスは仕留めた!後はワーロックただ一人!って、あ、あれ?
「突然ベエマスがワーロックを握りつぶし、地底へと沈んでいく!」
巻き添えくってしもべに殺されるラスボス。
な、なんということだ・・・こんな終わり方でいいのか?結局ワーロック倒したの、ベエマスじゃん。お前じゃないじゃん勇者。そんな終わり方でいいのか!!王家の血を引きし、誇り高き勇者よ!!
「ああ・・・すがすがしいあさひだ!!」
・・・いいんかい。
※今日の逝っちゃった回数・・・2回
【33】
【34】
シャドウゲイトやってみてえ!
1971,01,12 / 00:02
おおおっ!激しい光の爆発!光のビームは、ベエマスの胸を撃った!
ベエマスのうめき声!ヌルヌルした体がうねる!!必死にもだえ、苦しんでいるようだ。
あっ!!突然ベエマスがワーロックを握りつぶし、地底へと沈んでいく!!
ワーロックの悲痛な叫び声は、未練がましく尾を引いた。
激しい轟音が止み、あたりの空気が急に穏やかになった。
暗黒の洞窟の中に、一筋の美しい光がさしてきたようだ。
ああ・・・!!清々しい朝日だ!!激しい苦闘が、まるで一夜の悪夢のように感じられる。
私はただ、胸の奥から、暖かいものがこみあげてくるのを必死におさえ、佇んでいた。
盛大なるファンファーレの嵐!!私は今、キングオットーの前にいる。
王をはじめ国中の人たちが、涙を浮かべて私を迎えてくれた。
「勇者よ!!よくやった!!よくぞ世界を救ってくれた!!これで国中の人々が安らかに過ごせる世の中となるだろう!!」
最大の栄誉!!最大の富!!そして何よりも美しい王女の手!!
いや!!それ以上に大切なものが・・・!!
「苦悩の末の勝利」だ!!
私の心に深く刻み込まれ、いつまでも決して消えることはないだろう!!
その後・・・。私はウエストランドの領主となった。
誰もが私を「勇敢なキング」と崇め、仕えてくれる。何一つ不自由のない生活・・・。
しかし、ただ1つ、足りないものがあるのだ。それは・・・・・!!
この頃また、「冒険の虫」が、心の奥で騒ぎ始めたようだ!!
私は無意識のうちに、次の冒険の旅支度を始めていたのだった・・・・・。
−−−−−第一話 終わり−−−−−
だ、第一話ぁ!?
どうやらまだ死に足りないようですこの馬鹿勇者。つーかこんな違う意味でホラーなゲームをまた作りますぜと宣言しているようなもんですよねケムコ。スゲエ。スゲエよケムコ。真性だよアンタ!
しかる後、「シャドウゲイトGB」とか「シャドウゲイト64」とか出して無駄に有言実行っぽいのがすげえ。
・・・と、エンディングまで突っ込みどころ満載の当ゲーム、いかがでしたでしょうか?星をみるひと然り、シャドウゲイト然り、昔のクソゲーというのは、
「有終の美」という言葉を知らないようですネ。
それ専用に用意された絵などほとんどなく、スタッフロールも流れない、ある意味潔いエンディングといえるでしょう。よ、よよ・・・ようやく・・・ようやく悪夢から開放されたよママン!もうケムコのゲームなどうんざりだよ!
え?な、なんだよママン。その手に持っているゲームは何だよう・・・ぼ、ボクにやれっていうのかい?
ぎゃあああぁああぁぁあああぁああっ!
シャドウゲイトやってみてえ!