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>> HOME > クソゲー?クリアレポート
1970,01,06 / 23:13

仲間が全部揃ったところで、もうちょっとだけ「ぎょうせいく」で情報収集する事にした俺は、妙な奴に出会った。そいつはこんな事を言い出したのだ。



「ここでは、いでんしそうさの けんきゅを しています」



はあ・・・。いや、前の町にも同じような事言っちゃう奴いたんだけどさ。あえて触れなかったんだよ。でもあえて言わせてもらうな。



「けんきゅ」じゃなくて「けんきゅう」な。



あまりにも程度が低くてツッコむ気にもならなかったんですが、二回も同じ事言われちゃねえ。チェック漏れ以前の問題でしょ。そんな脱字、おじいちゃんくらいしかしないでしょ、ほら、おじいちゃんが手紙なんかを書くと、「けんきゅーじょ」みたいに、のばして読めるとこ(閑話休題)あーそうそう忘れるとこだった。

レポート[5]でちょっと触れた「さんそぱいぷ」の入手法ですが、これがまたなかなか難題だったようで。その入手における過程を追ってみようかと。



1.敵と遭遇する。

2.「みなみ」か「しば」のESP「てれぽーと」を使う。

3.「てれぽーと」失敗し、訳のわからないところに飛ばされる。

4.飛ばされた場所に落ちているので、拾う。




ははーん。なるほど。「てれぽーと」に「失敗」するのを待たなければ手に入れられないという事ですか。



入手条件に「運」が関わってくるのは必須アイテムとしてどうなのか。



もちろんヒントなどはありませんし、てれぽーとに失敗する可能性があるなんて事もはじめて知りました。っていうか、てれぽーとなんて滅多に使いません。使えないから。そもそもどういう効果があるのかも知りません。

んーと何々?ほほう。敵との戦闘から抜け出せるというESPなのかてれぽーとってやつは。で、このてれぽーとを使わないと「さんそぱいぷ」を手に入れる事は出来ないとなると・・・ははーんなるほど。



「逃げる」が無いのは「さんそぱいぷ」入手の為の前フリかざけんな。



でも、いくら戦闘で俺がてれぽーとなんてほとんど使わくて、たまたま偶然使ってかつ偶然失敗したとしても、さすがに重要アイテム拾ったら気づくはずだけどなあ。やっぱり疲れてるのかな?え?何だって?ええ!?そ、そうなん!?



「さんそぱいぷ」って、肉眼では確認できないの?



しかも拾ってもメッセージなんて微塵も出ないの?



クリアに欠かせないアイテムなのに!?



てれぽーとに失敗して飛ばされた後、「ぴっ」て音がするだけなんだそうです。そんなぞんざいなゲット法でいいのか。やっぱりこのゲームは凄いなあ。もうやんなっちゃうよ。

で、そのさんそぱいぷを使って、宇宙へ。そう、自分たちが今まで冒険してきたフィールドは実は宇宙船の中だったのです。ああ、なるほど・・・。それでタイトルが「星をみるひと」だったのか。今更ながら納得しました。



そんなん気にする余裕などありませなんだ。



紆余曲折するも、さんそぱいぷを手に入れた一行は、宇宙空間へと出ることになる。しかし、さんそぱいぷだけで本当に大丈夫なのか?宇宙服とかそういう重装備は必要ないのだろうか・・・?



星をみるひと宇宙空間




普通に宇宙歩いてるよコイツら。



どうやらいらん心配だったようです。なんだ、サイキックってのはなんでもアリか。それとも貴様らが使っているその「さんそぱいぷ」ってのはアレか。



猫型ロボットの秘密道具か。



眼鏡小僧の発明品か。



だったら普通にうなづけますね。宇宙でもどこでもすきに歩いて頂いて結構。星々がどれもこれも同じ色っていうドット絵師の手抜きっぷりはいかがなものかと思いつつも、話を元に戻そう。先ほどから脱線しっぱなしで申し訳ない。しばらく宇宙をうろうろして、情報収集し尽くし、扉に入って宇宙脱出。ちょっとサイバーなフィールドを歩いていると、出るわ出るわ変な敵。

さすがに「ばーすとのう」や「もっこし」レベルの敵はいませんが・・・それとはちょっと違う路線の敵に遭遇。その名も「すりーぱー」。はい、想像してみて下さい。名前こそ普通っぽいですが、今度は一体どのような容姿を誇っているのでしょうか。結論から言ってしまうと、実は何の事はありません。



星をみるひとすりーぱー




ガキは家帰って宿題でもやってろ。



ちょっとコジャレたガキでした。いい加減にしろよと軽くヒネってやろうと思いつつも、こいつがまた強い強い。経験値も最高の1000あります。ちょっとオイシイ。



容赦なく最強ESPで惨殺しましたとも。



しかる後、どうやら宇宙空間に存在した長いダンジョンの最深部に到達したらしい。妙なところにたどり着いたサイキック一行。



星をみるひといるか




イルカや鯱が数頭いる部屋にたどり着いた。でも、当然ながら、このイルカや鯱に普通に話しかけたところで人間語が通じるわけもない。ここで大活躍、あいねの「てれぱしー」。そんな能力持ってたのか。すると彼らの一人が静かに口を開いた。さも偉そうに。



「人間がサイキックを迫害した。両方とも信じない」



いや別にイルカや鯱に信用されなくても。



まあ彼らには彼らなりの事情があるのだろう。何はともあれ、全部のイルカや鯱に話を聞こうと思って、その部屋の中を移動中、ふっとメッセージが出た。



「みさは、しにました」



ええっ!?な、なんで?ひょっとしてイルカごときに殺されたのか!?それもなんの前フリもなく!?俺は原因を究明すべく、他のメンバーでイルカに話しかけたりしてみた。別に誰にも何も起こらなかった。どういう事だ?

そして俺はある事に気づいた。メンバーのHPが一律減っているではないか!そうかそうだったのか!この部屋の床からダメージを受けていたんだ!だから、HPが一番少なかった、みさが死亡したんだ!



どう見てもダメージ床には見えないんですが。



しかもHP減るのに効果音も何もなしなんですが。



つっこんでもつっこんでもつっこみきれない、この理不尽なゲームシステム。なのに、どうやら俺はこのゲームを愛してしまっているようだ。



星をみるひとやってみてえ!




1970,01,07 / 23:24

さて、「星をみるひと 体験レポート」も、かなり大詰めになってまいりました。ここで最終章に行く前に、ちょっとだけじらして、当ゲームを俺なりに復習してみようかと思います。しかしこんな考察にももちろんツッコミどころが満載なのが当ゲーム。番外編ですら休ませて頂けませんとほー。



1.歩くスピード解析

前回までのレポートでも書いたように、このゲームの主人公は歩くスピードがめちゃくちゃ遅い。1歩(1キャラ分)歩くのに0.5秒かかるのだ。これは、ドラゴンクエスト1(ファミコン版)のおよそ2倍の遅さである。

ここで、実際こいつら、時速何キロくらいで歩いているのか、計算してみる事にした。彼らは一応子供なので、大体身長が150cmくらいであろう事にする。で、2キャラ分、つまり300cm歩くのに1秒かかるので、1時間での距離を求める計算式は・・・



3(m)×60(秒)×60(分)=10800(m)



という事になる。つまり・・・



時速10.8キロで歩いてる事に速っ!



普通の成人男性の平均が大体時速4キロくらいであるという事と比べると、とんでもない速さだ!成人男性の2.5倍以上ものスピードで歩いているというのだこのクソガキ共は。さすがサイキックといったところだろうか。サイキックなら何でもありか。それとも、君たちはかつて競歩か何かの選手でもやってたのか。

しかし、だとすれば、他のゲームの主人公達は、さらにすごいスピードで歩いている事になる。俺は今まで、星をみるひとより、キャラの足が遅いゲームは見たことがない。と言う事は、ゲーム界ではみんな時速10.8キロ以上で歩いているのである。



髭親父Bダッシュなんて考えるだけでも恐ろしい・・・



・・・話が逸れてしまったが、とにかく、星をみるひとの主人公達の歩くスピードは、見た目より遙かに速いと分かって頂けたと思う。そう。つまりは他のゲームのキャラがおかしい。速過ぎるのだ。はりねずみ小僧なんて、衝撃派放出しながら走っているに違いない。



2.すごいダメージ判定

このゲームの敵に与えるダメージ判定、実はとんでもないものである。まず、武器を持っていない場合は、ランダムで0〜3のダメージを与えるのである。ここですごいのが、レベルがいくら上がっても変化しないという事である。レベルが1であろうが、30であろうが、素手でのダメージは全部最高3という事である。

そして、武器を装備している場合。これはレベルが上がると微少ながらもアップしていく。どのくらい微々たるものかというと、レベルが5くらい上がってやっと与えるダメージがくらい増えるか増えないか、そんなところ。

で、敵と遭遇して、直接武器で攻撃して「だめーじを あたえられなかった」と出た場合は最悪である。いくら攻撃しても、絶対にダメージを与える事は出来ないのだから。こうなったら、ESPを駆使して倒すしか方法はない。ESPも使い果たしてしまったら後はこちらが全員死ぬのをただ待つのみ。でも全滅するとゲームオーバーなんで、リセットかけた方が無難。

しかも、何度も言うように、このゲームのキャラのHPは、ゆうに10000超えます。全滅するのを待っていたら、下手したら次の日になっちゃいかねないです。全くもってすごい。こんなんじゃ、怖くて武器買えねえ。



3.装備品の豊富さ

このゲームの装備品には本当に驚かされた。脱帽ものである。ここで全装備品のリストを掲載してみることにしよう。


武器名 値 段 防具名 値 段
れいがん 30 あべんじゃ 20
はいぷるがん 80 ぱらのいや 100
へるぶらす 120 ですてーた 200
らぐらんじゅ 300 すたびらいざ 300
じゃいろSP 420 ぷろてくた 380
ぷらずまほう 500 らすとばたる 520


以上、全12種類の装備品リストわーい豊富!馬鹿!感服致しました。4人パーティーで12種類しか装備品がないゲームなんておそらく、後にも先にもこのゲームだけでしょう。。しかも、その装備品の値段がなんかやたらと安いです。カギの役割を果たす「IDカード」よりはるかに。



しるばーかーど1枚で、最強の武器4つ買えます。


どこの世界に鍵1つの値段で最強武器をメンバー分買えちゃうゲームがあるんだワーイあったこんなところに!



4.使える&使えないESP

このゲームには、結構な種類のESPが出てくるが、正直言って使えるものはおそろしく少ない。おそろしく、ですよ?だが、この場を借りて使えるESPナンバーワンと、使えないESPナンバーワンを俺が勝手に決めてみたいと思う。

●使えるESP:さいこしぇいか

みなみが使用できる、ESPの嵐が吹き荒れるというESPらしいが、要するに攻撃系魔法のようなもの。単体にダメージを与えるので、ドラクエで言えば、メラミってところだろうか。最強のESPに「さいこふぁいなる」といういかにも安直な名前のESPが存在するが、ダメージの割には「さいこ力」の消費量が多い為、さいこしぇいかの方が使い勝手が良い。

よって、使えるESP1位は、さいこしぇいかで決まり。


●使えないESP:しーるど

しばとみさが使えるようになるESP。消費さいこ力はかなり低めだが、なかなかどうして、この「しーるど」がまた使えない使えない・・・。どんな効果かというと・・・

誰か1人の防御力を、そのターンだけ上げるというもの。



・・・うん。で、何?



どっちにしても、防御力が20そこら上がって、もらうダメージが20前後減ったとしても主人公達の無尽蔵なHPの前では、全くもって意味を成しません。あまつさえ、有効時間がそのターンだけ?なんのために作ったESPですかねコレ?「まあ他のRPGもそれっぽいのあるからつけとけ!」みたいな?うわーそれっぽいなあー。

使えねえっていうか、使わねえよ、そんなとってつけたようなESP。


★次点・使えるESP★

「さいこふぁいなる」

一応、最強ESPだし。さいこ力はやたら使うけど、最強レベルで放てば殆どの敵は一発で葬り去ります。


「ばどてれぱし」

敵を仲間にして、同士討ちをさせる。敵は、相手や自分を一撃で仕留められる程の攻撃力を持っているので、成功すれば結構便利。


★次点・使えないESP★

「おふまいんど」

味方一人のHPを回復させる。とはいうものの、その回復力は微少で(200くらい)HP5桁の主人公達にはすずめの涙くらい。


「まいんどきる」

敵の攻撃力を下げる。元々貧弱な敵の攻撃力を、しかも単体で下げてどうなるというのだろう・・・。意味がない。



しかし・・・なんでこのゲームには敵複数に有効なESPってものが存在しないのだろうか・・・?



5.これはくらいたくない攻撃

レベルの上がった主人公達には、正直言って、敵の物理攻撃など屁のかっぱ。ESP攻撃にしたって、最高で60くらうかくらわないかというところ。よって、敵は金と経験値をくれるボランティアに成り下がる。

だが!敵の中には、うっとうしい攻撃をしてくるやつらがしばしばいるのだ。まず第一にくらいたくない攻撃が、敵のESP「てれぱしー」である。これをくらうとなんとHPが半分になってしまうのだ!

HP全快したレベル30のみなみがこれをくらうと15000近くものダメージをもらってしまう事になる。敵の攻撃では、これが最高だろう。っていうか、他のゲームでも15000のダメージってのにはそうそうお目にかかれないと思う。FFでも最高9999だもんねえ・・・。

次にくらいたくないのが、特殊攻撃「かりう」である。



なんと奇抜なネーミングセンス。



この攻撃をくらってしまうと、そのキャラは病気になってしまい、その戦闘が終わった後でも動けないようになってしまう。これを治すには、当レポートの第二章で出てきた「あいむ」の薬を使わなければならない。

薬を入手するにはまず町やらダンジョンやらの木になっている実を集め、「あいむ」の薬を作れるような調合法を調べ、最初の町の薬調合屋に15G払って調合してもらわなければならない。



でもさ・・・薬って、ほとんど使う機会ないんだよね。



かりうにしたって、たまーにしかかけてこないし。他の薬の効用知らないけど、色々かけずり回って様々な実を集めて、色々調合実験して、「こういう順番でこの実とこの実をかけあわせると、この薬が出来る」なんてメモして、なおかつどんな効力か確認する為に、戦闘で使ってみて「この薬は使える」なんてな事に気づいたとしても・・・これ、かなり手間だよね。そんな面倒くさい事するくらいなら、最初から要らないっての。



・・・と、いうわけで、星をみる人復習コーナーを終えたいと思います。結局いつものレポートと何ら変わるところがなかったかもしれないがま、それは大目にみてやって下さい。あーなんか冗談で書くつもりが、やたらと長くなっちまったなあ・・・






星をみるひとやってみてえ!




1970,01,08 / 23:26

さて、当レポートもこの[7]で終わりにしたいと思います。最終レポートはなんとエンディングを公開。3つ用意されたエンディングを全て出してしまおうかと。

・・・と、その前に、エンディングに行くまでの経路を少しだけ説明しておきます。「全然少しじゃねえよ、ふざけんなてめえ」と思った方。あなたは鋭い!でも何にも賞品出ません。あしからず。



レポート[6]で書き記した「イルカやシャチがいる部屋」を覚えているだろうか?覚えてない方はまた[6]を見直してほしい。そこで私はこう言っている。



「いや別にイルカや鯱に信用されなくても。」



これ、実はすごい間違いである事が判明。なんと、彼らに信用されなければ、このゲームはクリア不可能なのである。このイルカとシャチの部屋は実はもう1つあり、そこの部屋で彼らに「人類の代表として主人公達が選ばれる」事が重要なカギを握っているわけなのである。

とはいうものの、ただ話しかければ勝手に代表に選ばれちゃうんですが。で、選ばれた後に、またもう一つの部屋に戻り、イルカのリーダー(?)に話しかけると・・・



星をみるひと選択



なぜか選択を迫られる主人公。主人公達が今まで冒険してきたフィールド、つまりスペースコロニーに残って他の星を探すか、イルカやシャチ達と「あくあ」という星に移住するか、それとも彼らと戦うか・・・。淡々とした選択肢ではあるが、かなり重要なものらしい。これは慎重に選ばねばならなさそうだ。



有無を言わさず、「たたかう」選びました。



戦って一体何の解決になるのか?なんてな事は微塵も考えずに。そう、未来は戦って勝ち取るものだ!和解なんてもってのほか!そうか!その事を言いたかったんだこのゲームのスタッフは!



有無を言わさず、バッドエンドに飛ばされちゃいました。アレ。



どうやら勘違いだったようです。ちぇー。ていうか・・・あれ?ラスボスとかいねえの?いやあ、参った参った。このゲーム、ラスボスなんて存在しないでやんの。なんだよう!折角泥沼戦闘楽しみにしてたのになあ。っていうか、イルカに選択迫られて答えたらエンディング?え?そうなの?イルカ?



シャチはガン無視ですか?



彼らは別になんもやってないようなってのは俺の気のせいですか。・・・という事で、なにはともあれ、無事エンディングにたどり着けました。なんか拍子抜けすぎて、今までやってきた事はなんだったんだと虚無感に襲われるけど。HP10000とかあるラスボスと泥沼試合やりたかったけど。5時間くらいかけて。



さてみなみなさまお待ちかね。エンディングの時間がやって参りました。全部のエンディングを一挙公開しちゃいましょう。先ほど出てきた、イルカが出す選択にどう答えるかによってエンディングが決まってきます。選択肢は3つ。つまり3つのエンディングがあるという訳です。マルチエンディングっつってもなんともカンタン仕様。まあそれは昔のゲームですから。



エンディング1・・・「あくあにすむ」を選んだ場合

エンディング2・・・「のこる」を選んだ場合

エンディング3・・・「たたかう」を選んだ場合



以下の文章は、上記エンディングをごらんになってからお読み頂く事をおすすめします。では、改行・・・






















はい、22行ぶりですね。さて皆さん、何か気づいた点はございませんでしょうか?・・・はい、そうです。そうなんです。



画面が全部同じなんです。



マルチエンディングとはいえ、変化するのはメッセージのみ。音楽すら変わらないし、ましてやスタッフロールなど存在しません。皆さんにお見せしたページは、私がHTMLに起こしたので、まだ見やすいかも知れませんが、当然ファミコンでは、メッセージ全部平仮名です。

鍵かっこなんてものは当然ながら使われておりません。あれは見やすくするために私がつけたものです。でも・・・どうしてカタカナを使わないのでしょう?そして結局



イルカとシャチに握られている、人類の未来。



もう駄目です。人類のお先真っ暗。なぜ奴らに決定権があるのでしょう閑話休題。では、エンディングを一つ一つ見ていくことにしますか。

まずエンディング1・・・考えようによってはダーク。つまり<color=gold>人間を捨て、他の生き物に進化しようという事らしいのだ。しかも最後に「人類には明るい未来が開けてる」と締めている。



人間捨ててる時点で既に人類ではないと切に思った。



次にエンディング2・・・まあ、これはありがちなエンディングであろう。ま、要するにイルカとシャチに人間が見放されたってとこ。あんま問題なさそうだけど、まあこのゲームの世界ではとんでもない事っぽいです。



で、問題がこのエンディング3!!

「ここまで成長したサイキック達は全滅してしまった」だってさ。つまり、今まで機械やバイオモンスター相手に頑張って戦ってきたサイキック達は、イルカとシャチごときに全滅させられたという事である。っていうか、そんなに強いならあんたら何とかせいよ。俺らは何のために今まで戦ってきたんですか迫害受けながら。

ったく、今までこんなに苦労して、このゲームをちくちくやってきたってのに、最初に見たエンディングがこれだってんだから参っちゃうよね。「ここにサイキックの冒険は終わった!」じゃねえっての。「!」じゃ。しかもさあ・・・



「戦うことが大好きという悪い性格」て。絵本か。



アレか。小学生あたりが授業中にちくちく書き溜めたテキストアドベンチャーか何かか。・・・ああ!す、すみません、少し口が過ぎたようです・・・。いくらなんでも言い過ぎですね。



これじゃあ小学生に失礼です。



で、3つのエンディングを見る限り、真のグッドエンディングは1番目であるっぽいですね。最後に「END」ってついてるのはこのエンディングだけだし、一応ハッピーエンドだし。でも、俺の中では真のエンディングは3です。

イルカとシャチに全滅させられてしまったサイキック達を、残された人類が「彼らは星になってしまったんだ」と見上げている・・・というエンディングと勝手に解釈。そうかなるほど!



「星をみるひと」ってそういう意味か絶対違う。



という事で、長きに渡りお送りしてきた「星をみるひと 体験レポート」。皆様楽しんで頂けましたでしょうか?このレポートを読破し「一度このゲームをプレイしてみたい!!」と思われた方は何なりと私にお申し付け下さい。



いい精神科医紹介します。






星をみるひとやってみてえ!




1971,01,01 / 21:08

幼少時代、定価近い値段で購入し、志半ばなれど「二度とやるまい」と封印したアドベンチャーゲームがある。

当時「ケムコ伝説の三部作」と呼ばれていた三本のファミコンソフト。その中の一本であるそのソフトの封印を今こそ破り、皆に披露したいと切に思う。そのゲームの名は・・・



シャドウゲイトタイトル画面



「シャドウゲイト」




知る人ぞ知る、伝説のクソゲーである。アドベンチャーゲームだというのにクリア出来ずに倒れるプレイヤー数知れず。いやだってアドベンチャーでしょ?コマンド総当たりでクリア出来るって思うじゃん普通。ところがどっこい。かくいう私も、このゲームに存在する巨大な壁にブチ当たったのである。



手順間違うと、最初からやり直さない限り二度とクリア出来なくなる



という、アドベンチャーゲームにあってはならない、理不尽な巨壁が。しかし、あえて十年以上経った今、この無茶なシステムに挑むべく、立ち上がったわけである。所詮はファミコン。データ量にだって限度がある。しかもアドベンチャー。静止画で大量にデータ食ってるはずだから、内容も薄いに決まっている。今やってみたら意外と大したことはないのでは・・・?



・・・なんていう俺のくそ甘い考えはものの見事にうち砕かれました。



では、次回本格的にプレイに入りたいと思います。このクリアレポ、やってて苦痛なゲームばっかりですホントに。しかもこのゲーム、Nintendo64とゲームボーイで新作が出てるってんだから驚き。






シャドウゲイトやってみてえ!




1971,01,02 / 21:11

主人公は王家の血を引く男。彼が魔法使いドルイドの予言に従い、悪魔達の棲む、暗雲立ちこめる居城「シャドウゲイト」に乗り込むところから物語がはじまる。



シャドウゲイト入り口の門




今まさにシャドウゲイトに侵入せんと門の前に立つ主人公。ドルイドの話によると、「ワーロックという悪い魔法使いが、シャドウゲイトと呼ばれる城で、タイタンの中でも最も恐ろしいとされる、ベエマスの眠りをさまし、この世を支配しようとしている」との事。



・・・なるほど・・・



・・・えっ?ていうか・・・



ベエマスって何よ?



いやその前にタイタンって何よ?



するってーと何かい。こっちは敵の正体すら教えてもらえずに、ただ乗り込めって事ですか?そんな無茶なドルイドさん。まあいいや。とりあえず門のドクロからカギを発見し、中に入ることにした。



シャドウゲイトエントランス




するとギョロリとした目がこちらを睨み付けて消えた。なるほど。大したご歓迎だこと。そう易々と目的をなしえる事は出来そうにもない。主人公は武者震いしながら一言。



「私の勇者としての血が騒ぐ!」



「王家=勇者」という、なんとも安易な血筋完成。



先ほど入手したカギにて正面の扉をあけ、中に入る。するといきなりアイテムらしき書物を見つけた。



シャドウゲイト本




いきなりこんなところに奉ってあるとはねえ。とにかく手にしてみようと思ったその瞬間・・・!



ガコン!



足下の床が無くなり、ぴゅうううううと落ちていく主人公。くそう、落とし穴か!そう易々と先には進ませてくれなさそうだ。とりあえず落ちた先にどんな事が待ちかまえているのか、想像もつかないな。



・・・あれ?



シャドウゲイトゲームオーバー画面




いきなり死んでるやん。



うわっちゃあやられた!それは確かに想像つかなかった!落とし穴から先に進めるかと思ったよ!まさか序盤も序盤でいきなり死ぬ罠が配置されてるなんて!いやいや、落とし穴は想像つかなかったが、これくらいの無茶な苦労はあらかじめ覚悟していた事。落ちる前からコンティニュー出来る事だし、これくらいではめげないゾ!

とりあえずこの本は無視して、先に進んでみる事にしよう。うんそうだ、それがいい・・・と、先へと進んでいくと・・・



シャドウゲイト黒画面




うわっ。いきなり目の前が真っ暗。どうやら手に持っているたいまつが消えてしまったらしい。ここは落ち着いて、火をつけ直せばいいんだよな。



・・・あれ?



シャドウゲイトゲームオーバー画面




また死んでるやん。



いやそれはないわ!ただたいまつの火が消えたってだけで、あわてて足滑らせて壁に勢いよくぶつかって死亡て!そんなすぐいっぱいいっぱいになるような野郎が勇者語るなナス!

わかったわかった。たいまつを頻繁に使って、とにかく火が途絶えないようにすればいいんでしょ?まったく世話のやける勇者だなオイ。・・・しかしそれだけでは終わらなかった。



シャドウゲイト炎

化け物がいるらしき部屋に入り、炎吐かれて焼けこげる主人公。



シャドウゲイト鮫

鮫のいる湖に足つっこんで鮫に食われる主人公。



シャドウゲイトはしごがない!

はしごがあると思ったら無くて、これまた穴に落ちて死する主人公。




・・・・・・・・・。



まさにアドベンチャー界のスペランカー。



そうでした。「手順間違えると二度とクリア出来なくなる」という壁に加え、もう一つ壁があった事をすっかり忘れてました。そう、このゲームは、当時新しいジャンルを生み出した伝説のゲームだった事を。



「死にゲー」というジャンルを。



小学生が作ったテキストアドベンチャーじゃないんだからよ全く。






※今日の逝っちゃった回数・・・5回

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シャドウゲイトやってみてえ!





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