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>> HOME > クソゲー?クリアレポート
1972,01,01 / 23:18

ウィザードリィとは、かつてファミコンRPGの元ともなったと言える、3Dダンジョン探索RPGです。パソコンから始まり、ファミコン、PCエンジン、ゲームボーイ、スーファミ、そしてプレステ、サターンと移植されてきました。それほどまでに人気のあるゲームなのです。当然俺も大好きなゲームです。

だがしかし!その独特なシステムから、ツッコミどころ満載なんで、敢えて俺が泣く泣く斬ってみました。それではどうぞ・・・。



まずカセットを差し込んで電源を入れると、当然ながらタイトル画面が出るわけですが・・・



タイトル画面,ウィザードリィ



決して派手じゃないっつーかめら地味。




早速ゲームをスタートしてみましょう。次はこのゲームの肝であり、何度もお世話になる「リルガミン城」でのコマンド画面です。ええ。そうです。コマンド画面。否応にも嫌な予感。



リルガミン城,ウィザードリィ



力一杯地味。




この地味なのがウィザードリィにおける拠点な訳です。ここでキャラを作り、パーティーを編成し、装備を整え、地下迷宮に乗り込む訳です。まず最初にすべき事は、キャラクターメイキングなんですが、これはちょっとややこしいので省略。しかし、いい加減な気持ちでキャラメイクすると、すぐ全員揃って墓場行きです。まあ死んだところでどうせ教会かどっかで生き返る・・・そんな甘いゲームではありません。死のうもんなら



その場に置き去り



です。ええ。地下迷宮の真っ只中に置き去りですよ。シビアですね。そしてそのキャラは、他のパーティーが拾いにいかないとずっとそのまんま置き去りです。とりあえず無事回収して、城に戻ると、死体はパーティーから自動的に抜け、カント寺院という、一般RPGでいう、教会へ送られます。でも、ギルガメッシュの酒場という場所で、死んだままパーティーに加えるなんて事も出来るのです。



血みどろの死体を運んで進むパーティー・・・



ゾッとしないですね。やめて下さい。ていうかやめろ怖いから。で、死体は、カント寺院で一定額のお金を払って生き返らせる訳です。もしお金が足りないものなら、某ゲームのように「お金が足りないですよ」なんつー、ヤサシイ言葉はかけられません。



「けちなハイキョウシャめ!でていけ!」と一蹴されますワーイ!



素晴らしい程に現実的っていうか宗教的?お布施は必須だという事ですネ。まあ、とりあえず金は足りた事にして、それでは死体を生き返らせましょう。レベル1の人生き返らせるには250GPかかるので、払って・・・と。あれ?なんか生き返ってないぞ?あれ?おかしいな?生きかえってないっていうか・・・



状態「灰」になってるんですが状況悪化してるぞオイ。



そうなんです。金払ったからといって、絶対生き返る訳じゃないんです。見たことありますか?こんなゲーム。ファミコンでこんなゲーム出しちゃって、PTAから苦情の一つも出てきそうな、そんなゲームなんです。世の中の厳しさを教えてくれる、そんなゲームなんです。でも、どうやら灰になってもまだ生き返らせるらしいのです。仕方なくもう一度寺院に頼む事に。しておいくら?何?500GPだと?



死体を灰にしておいて、なおかつ二倍の料金ぼったくる恐るべし教会。



しかし、レベル1のパーティーには、まだ蘇生の呪文を覚えている僧侶なんている訳もなく、渋々500GP払って生き返らせてもらうことに。復活の儀式が始まります。




ささやき − えいしょう − いのり − ねんじろ!



ウィザードリィ,埋葬



せんし1 は まいそうされます。





せんし1、永遠に失われる。



そうなんです。灰からの蘇生が失敗すると、キャラはLOST(失われた)という状態に陥り、二度と復活しないのです。ファミコン全盛期であったこの時期に、こんなの見たことありますか?こんな厳しい現実を見せられるゲームを!?ドラ○エやエフエ○やキン○マンドラ○ンボールとはすごい違いですネ!やってられるかこんなゲーム!!

とりあえず、さわりだけでこんなところです。どうです?やる気無くなるでしょう?







ウィザードリィやってみてえ!




1972,01,02 / 23:20

さて、ロストしたキャラはほっといて、キャラメイキングしなおし、パーティーを組んで、ボルタック商店で武具を購入後(決して「ボッタクル」ではない)いざ冒険へ出発!町外れから迷宮内へ突入します。ちなみに俺のパーティー構成は

●侍
●侍
●シーフ
●プリースト
●ビショップ
●マジシャン

です。もういっちょちなみに、ウィザードリィは元々アメリカで作成されたゲームです。そしてさらにちなみに、侍以外にも、「忍者」という職業が存在します。



OH!サムラーイー、ニンジャー。



なんでこう外人つーのは、この類が好きかね?あとは女性限定の職業「芸者」が出て来て、なおかつ地下迷宮が「富士山」あたりにあればバッチシなんですが。

ま、それはさておき、今から我がパーティーは地下10階にも及ぶ、巨大迷宮に挑みます。え?迷宮で何をするかって?ああそうでしたね。ストーリー説明がまだでしたね。それじゃ、今から大まかなストーリーを説明致します。長くなるかもしれません。覚悟はいいですか?



リルガミン城の主「トレボー」が国におふれを出しました。

「わしの大事な魔除けが、悪い魔法使いワードナに奪われたけん、迷宮行って取り戻してきてちょ。なあに、褒美ははずむぞなもし。」



短。



でも、概要すると、ほんとこんだけのストーリーです。富と名声に目がくらんだ冒険者達のストーリーといったところでしょうか。世界平和?勇者様?ナニソレ?冒険者なら冒険者らしく、目先の金にレッツゴーだ!「勇者の使命を果たす」なんつーボランティアなんてやってられっか!というわけで、今度こそ迷宮に挑戦!

・・・あっ。ごめんなさい。

言い忘れてた事をたった今思い出しました。



魔法使いの最大HPは、5



です。ええ。一桁です。たった一桁ですが何か。一発攻撃あたったらハイ即死だnざけんな。

でも大丈夫!このゲームの戦闘システムを簡単に箇条書きにしてみればわかります。




1.前衛、後衛の概念がある。

2.前衛三人だけが直接攻撃したり、敵の直接攻撃をくらう。

3.防御力(AC)は例外を除き、装備で効果があがるが、「敵の直接攻撃に対してのみ」有効。

4.後衛は、呪文やブレスでしか攻撃を与えられない。その際ACは無関係。




はい、わかりましたか?つまりですね・・・「後衛には防具を装備させても意味がない」ということなのです。ええ。そうなのです。よって



後衛三人、素っ裸&丸腰決定。



しかも、後衛から攻撃出来るなんていう便利な武器は皆無です。あくまで直接攻撃は、前衛三人の肉弾戦のみ。シビアな世界です。

奇声を発しながら、グロテスクなモンスターと肉弾戦を繰り広げるマッチョ達・・・



うわあ・・・む、むさくるしすぎる・・・



で、未だ我がパーティー、迷宮の入り口で踏みとどまる。待て次号!



※当レポートは、ウィザードリィ1のレポートです。「後衛から攻撃できる武器がない」というのは、あくまでウィズ1〜3での話。ウィズ5や、ウィズ外伝1〜4には、ロングレンジの武器が存在します。







ウィザードリィやってみてえ!




1972,01,03 / 23:24

お待たせいたしました。今回のレポで、いよいよダンジョン探索に出発です。さて、物語はこれからです!で、あー、えーっと・・・



ど、どこ行けばいいのだろうか。



レポート1で、「リルガミン城が舞台」といいましたが、王様に謁見なんて出来ません。町の人と話すなんてな事も出来ません。つまりヒント一切なし。てめえで勝手にダンジョン歩いて、地図作って、手がかり探せやという訳です。いやあ、参りましたね。



丸腰でサファリパークにでも放置された感が否めません。



ま、幸いこちらには必勝本というありがたいモノがあるので大丈夫。というわけでまずは経験値稼ぎと行きましょう。あ、でも経験値稼ぎといっても、ただダンジョンさまよってるだけでは、なかなか敵と遭遇しません。エンカウント率はかなり低めです。そのかわり、大体決まった部屋に入ると、ある一定の確率で、その入り口で敵モンスターと遭遇します。

この時のエンカウント率はかなり高め。まあ部屋番モンスターがいると考えてもらって結構でしょう。経験値稼ぎは、このモンスターを相手に行います。ちなみに、部屋番モンスターがいる部屋の事を「玄室」といいます。

早速玄室に入り、敵モンスターに遭遇。バトル開(中略)なんとか全滅させました。おや?宝箱が出てきました。そうなんです。玄室モンスターを倒すと、宝箱を落とすのです。しかしその宝箱にはが仕掛けられています。一応報告しておきますが、この「ウィザードリィ」というゲーム、まだファミコンの知名度がそれほど高くなく、ユーザーも低年齢層が多かった時代に発売された代物です。



どう考えても少年達には厳しすぎるマゾゲー。



ゲーム発展途上の時代に、小学生には絶対出来ないゲームっぽいんですが。特にドラクエとかに慣れてる子達には。まあ文句ばかり言っても始まらないので、罠の解除に取りかかりましょう。まず、罠の種類を「しらべる」コマンドで調べます。この役目は盗賊が。他の職業でやってもマズ無理。見抜けません。

罠の種類を調べたら、次はようやく罠解除です。「わなをはずす」コマンドを入力、その後に罠の種類を入力します。先ほど「しらべる」で調べた罠は「いしつぶて」。罠解除をしようとしたものだけがダメージを受けるだけの、軽い罠です。一番怖いのは「テレポーター」という罠です。パーティー全員をまったく別の場所に飛ばしてしまうというこの罠は、飛ばされた箇所によっては全滅の危険性がある、酷な罠です。

でも調べた結果は「いしつぶて」。そりゃそうだ。そんな恐ろしい罠がいきなり仕掛けられてるはずもない。ほっと胸を撫で下ろしたところで、ハイ解除と。ピッ。



「おっと テレポーター!」



嘘つき!盗賊君のウソツキ!いしつぶてっていったじゃないか!なんでテレポーターなんだよう!つーか何の為の専門職だ、盗賊さんよ。

盗賊とはいえ、レベルが低いと、宝箱の罠の解除は難しいのです。ま、当然といえば当然だけど。早速一番恐ろしい罠を引き当ててしまったわけですが、運良く付近に飛ばされれば、たいした被害もないはず。さて・・・俺のパーティーはどうなったんだろうか。いや、まさか、そんな、ネ。そんな出来すぎた事が起こるは



「いしのなかにいる」



まさに狙ったかのようですネ。通路にすらたどり着けなかったようです。はい、パーティー全滅。







ウィザードリィやってみてえ!




1972,01,04 / 23:25

ウィズレポートも4つ目。ここに来てようやく気づきました。このゲーム、とりこむ程の画面ネタがないっす。星みるレポートはふんだんに画像を使ってレポートを書きましたが、当ウィズレポは、あくまでもテキスト重視で行きたいと思いますのでよろしく。だって使える画像あんまりないんですもの。

で、えーとどこまでいきましたっけ?ああそうそう。パーティーが全滅したところまででしたね。あー嫌なところで区切っちゃったなあ。で、結局またパーティーを再編成し、ダンジョンに突入。例のごとく、玄室で経験値稼ぎ。今度はちゃんと呪文を使おうと決意した俺は、戦闘中に「ハリト」という呪文を唱える事に。そりゃ、くらえ、「ハリト!」

「アンデッドコボルトは1のダメージをうけた。」



ダメージ1かよ。



いや、今回はたまたま運が悪くてダメージが1だっただけにすぎないんだ!よーしもう一度唱えてやる!そりゃ!ハリ



・・・アハハもうMP切れてrなにィ!?



たったダメージ1の為に精神力使い切る魔術師わーいヘタレ!



・・・と、ここで説明しておかねばなりません。「このゲームのMP=呪文を使える回数」なのです。で、呪文は各レベルにわかれています。つまり、今回使った「ハリト」は「レベル1」の呪文で、今のキャラレベルではレベル1呪文のMPは1(全部でレベル7までの呪文がある)。キャラレベルがあがると最大で9まで上がるという寸法です。



なんにせよ、たったダメージ1の為に精神力使い切る魔術師わーいヘタレ!



ま、まあいいでしょう。とにかく今度は全員死なずに戦闘が終わりました。でも前衛三人がかなり傷ついてしまったので、僧侶の回復呪文で治してあげないといけません。それ、「ディオス!」



よしっ!侍のHP、5から6に回復!て馬鹿。



えぇえええぇ。また1ですか。そうですか・・・結局、この侍に3回のディオスを唱えましたが、合計5しか回復しませんでした。別にこの侍の最大HPが10だったなどという寒いオチはありません。なんだこのゲームは。ホイミの1/10くらいの回復力しか持っていないのです。このディオスという呪文は。

仕方ないので宿屋に泊まることに。おっと。宿泊料タダの部屋がありましたよ!その部屋の名は「馬小屋」。さすがにタダだけあって、HPは全く回復しません。MPは全快しますが。しかも一晩泊まるというものではなく、なんと一回泊まっただけで一週間も過ぎてしまうのです。どんな時間の流れ方してんだこの世界は。普通馬小屋に一週間も泊まりこまねえだろが。

でも他の部屋はやたらと金がかかる上、HP全快させるまで泊まろうとすると、何ヶ月も要してしまうので絶対泊まりません。



馬小屋→MP全快→迷宮に降りる→回復力ねえディオスを使えるだけ使う



これを、全員のHPが回復するまで続けるのです。そしてある程度敵と戦ってまたその繰り返しです。あーしちめんどくせえ。そして、敵を倒して経験値をあげて、一定値まで達するとレベルが上がる・・・これが普通のRPGの鉄則ですね。こんな鉄則さえも覆してしまうのがこの「ウィザードリィ」というゲームなのです。いくら経験がたまっても、ある事をしなければレベルは絶対に上がってくれません。そのある事というのは、宿屋に泊まる事なのです。

では、宿屋に泊まる前に、レベル1のキャラがレベル5になるのに十分な経験値を稼いでしまったらどうなるか?答えは簡単。「宿屋に泊まるたびにレベルが1ずつ上がる」です。つまり、レベルが5になるまで、何度も宿屋に泊まらなければならないのです。で、この場合、このキャラは合計4回も宿屋に泊まらないといけないのです。レベル5にあがるまで否応でも4週間もかかってしまうんです。



・・・。



・・・いやあ。参ったなあ。



何年かかんだよこれ。



レベルアップすると、当然パラメーターも上がる訳ですが、やはり待っていました危険な落とし穴。レベル上がったからといって喜んでばかりはいられないのです。なぜか?ソレを今から説明致しましょう。下に、あるキャラが1レベル上がった時のパラメーターの上がり具合を記します。



つぎのレベルにあがりました!
あなたは ちえ をえた。
あなたは しんこうしん をえた。
あなたは せいめいりょく をうしなった。




レベルが上がって生命力1減ってます。



レベルが上がったのにも関わらず、なぜパラメーターが下がるのでしょう。普通、レベルがあがったらパラメーターって上がるもんなんじゃないんですか?レベル上がってパラ下がるゲームなんて初めてみました。

・・・つか、いつまで経っても冒険がおもしろい程に先に進みませんね。次こそは必ず・・・







ウィザードリィやってみてえ!




1972,01,05 / 23:28

さて、長きの沈黙を破り、ようやくウィズレポ更新です。なんかこのレポートを心待ちにしておられる方もおいでのようなんで、まあいい加減更新しようかと。で、えーとどこまでいきましたっけ?ああそうそう。まだ地下1階からも抜け出していない状態でしたね。あーいい加減ダンジョン探索しないと。

というわけで、あっという間に全員のレベルが7以上に。すすすんません。要所要所ハショらないとこのレポートおわんないんで。で、いよいよ他の階へ突入。銀の鍵やら金の鍵やらカエルの置物やら熊(中略)2Fや3Fを回り、いろんなアイテムをゲット。当然アイテムの場所どころか、そのアイテムの使い方すらも、手がかりは皆無です。なんとか地下4Fまで潜り、「ブルーリボン」というアイテムをゲット。これで地下1Fにあるエレベーターで一気に地下9Fまで降りることが出来ます。ここですごい事が発覚。全部で地下10階層もあるこの迷宮、実は・・・



地下5階から地下8階までは、足を踏み入れる必要性が全くない



という事なんです。なんでかというと、5階〜8階にはアイテムのかけらも見あたらないからです。つまり入らなくてもゲームはクリア出来るという訳ですネ!なおかつ、アイテムがあった階層よりかなり意地悪な作りになってます。落とし穴はビシバシあるわ、床は勝手に回転して方向感覚失うわ。誰が入るんだよそんな階層。

※本当は入る意味はあるんです。全アイテムを全て集める為には、入らなければいけない階層があるんです。でも、クリアする為だけのためならやはり無用の長物

でもまあなんとかブルーリボンをゲットした事ですし。そろそろ地下9階に潜ることに。エレベーターで一気に地下1階から地下9階へ!とある部屋に入り、落とし穴に落ちて、いよいよワードナの待つ地下10階へ!いよいよ物語も大詰めです!・・・え?地下9階の役割はって?



落とし穴に落ちて地下10階に降りる為の通路



ってだけですよ。他には何の役にも立ちゃしねえ。地下10階は、階段は無く、ワープゾーンの連続です。無数にあるワープゾーンを何度かくぐり、無事ワードナの元に着かなければゲームは終わりません。ワープゾーンを間違えると、すぐ地下10階のスタート地点に逆戻りです。そして、スタート地点のすぐそばに、城まで戻るワープゾーンがあるのです。この特性を利用し、地下10階でもうちょっとレベル上げ&アイテム探しをする事に。地下10階まで行くと、敵の持つアイテムはレアものばかり。最強の剣「村正」も運が良ければ何本もゲット出来るわけです。わかりやすくドラクエで言うと



ロトの剣クラスの剣が何本もゲット出来る



って訳です。ビバ!ウィザードリィ!ただ、そんなレアものを持っているモンスターは当然強く、嫌な攻撃をしてきます。たとえば、このゲームにおける「会心の一撃」は、ストレートに「相手の死」を意味します。会心の一撃、すなわちクリティカルヒットが出ると、こういうメッセージが出ます。



「○○は首をはねられた!



スゲエ!ただ単にダメージが二倍くらいになるわけじゃないんだね!首はねちゃうんだね!って、そこまでしなくても。この首はねはどんな敵にも(無論味方にも)有効で、雑魚だろうがなんだろうが、つまりスライム類に対しても首はねちゃいます。

・・・ん?スライム?



スライムの首ってどこだよ。



他にも色々と嫌な攻撃は続きます。やれ毒くらったり、やれ麻痺させられたり、やれレベル下げられたり。レベル下げてくるんですよ?しかも強い奴になったら一度に4レベルも。戦闘終わったら元に戻るとか生やさしいものじゃなく恒久的にですよ?このレベル下げ攻撃回避法は二通りしかありません。



1.敵の攻撃にあたるな。



2.くらったら即リセット。



無茶苦茶な回避方法ですね。仕方ないじゃん。そういうゲームなんだから。

ようやくレベルも13に達しました。このゲームでのレベル13というのは、クリアレベルなんです。つまりレベルは13あればゲームクリア出来る域だ、という事。このレベルで魔法使いが「マロール」という呪文を覚えます。この呪文はドラクエで言う「ルーラ」の発展版みたいなもので、要するにワープ呪文。階や座標を設定してワープ出来るという優れものです。つまりこの呪文さえ覚えれば、今までゲットしてきた鍵、置物、リボンといったアイテムは全て無用の長物と化してしまうわけです。つまり、アイテム集めた事自体無駄になるわけです。



てめえ、俺の貴重な時間返せ。







ウィザードリィやってみてえ!





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