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1974,01,08 / 17:41
大変長らくお待たせしてスミマセンでした。ようやく第七章アップです。
第7話「赤い衝撃!献血大作戦!」
とある事がきっかけで、サヨちゃんに正体がバレたデンジー★ペキン。それからというもの、サヨちゃんは光一にべったり。そして気分がよろしくないやよい。
今にも殺りそうな勢いの眼光を放つやよい。怖。
トラブルが絶えない只野市内では現在、輸血用血液の不足が問題となっていた。
そんな中、とある縁でデンジー★ペキンと知り合った、入院中の
「ほたる」という女の子の容態を知るべく、ナースステーションに向かうペキン。
看護婦「あなたのお見舞いのお陰で、ほたるちゃんに笑顔が戻りました。」
ペキン「いやいや、ヒーローとして当然の行為です。」
お見舞いを「ヒーローとしての行為」と断言してしまうヒーローもどうかと思うが、そんなもんは関係なしに、いつものごとく必殺技を受け取りにタモン博士の洋館へ。
どうやら今回もらった必殺技
「ハイパーショット」が最後であるらしい事をタモン博士から聞き、早速どんな効力かを見てみる事に。
「一カ所に集めた宇宙の超エネルギーを、まとめて敵にぶつける宇宙最強の技。」
ふむ。最後の必殺技らしい説明ですな。おや?まだ続きがあるぞ・・・
「ウェポンフィールド以外でこの技を使うと銀河が消滅するので注意が必要だぞ!」
注意が必要とかそんなレベルじゃないと思うんですが。
そんなヤバい武器を、ヒーローとはいえ、一人の人間に渡してしまっていいものかどうかはこれまたおいといて、とにかく今は情報を聞き込みすることに。
ホリディ通りの本屋に、助けを求めている老人がいたので話しかけてみた。
老人「モテそうなあんたに相談じゃ。あんたの知り合い(女の子)紹介してはくれんかね?」
光一「紹介しましょう。」
老人「ワシはあんたを試してみたんじゃよ!自分の知り合いも巻き込もうとするとは、あんたは不合格じゃ。」
視聴率0.1%ダウン。
ウワーイ。まいったねこりゃ。
この場でハイパーショットくらわしたらダメですか。
こんな腐れジジィは無視して、駅前広場へ。するとしばらくして献血カーが到着。白衣を着た男性が数名出てきて、道行く一人の女性に話しかけた。
白衣「是非、献血にご協力お願いします。いえ、献血してください。
っていうか、献血しろ。」
うわあスゲエ聞きなじみのある語句!
なんにせよ、少々様子がおかしい事に気づいた光一は隠れて様子を見る事に。そこに現れたのが「吸血怪人トマトヘッド」。コイツの食料として献血を行っていたとはなんたる事だ!早速変身して、献血させられそうになっていた女性を助けるべく飛び込む光一!
ここで恒例のヒーローたる決めセリフ!
「神奈川にお住まいのてつやくん。いつも応援ありがとう!
牛乳を飲むと背がのびるらしいぞ!」
って使い回しかよ。
しかもその後に
「呼ばれなくても即登場!」とか言っちゃってるし。気がついたらもはや修正がきかないほどお笑いヒーローになってしまっています。
まあ、名前が
「電磁電人デンジー★ペキン」って時点ですでにとりかえしのつかない事になっているんですが。
そんないらん事をしているうちに、トマト野郎は逃げてしまった。追いかけようとするも、三人のゲネソルジャーに囲まれるペキン。こいつらを片づけてすぐ追いかけねば!
そしてバトルに入るペキン・・・あれ・・・?
なんで二人も増えてるんですか?
まあ二人増えたところで大して変わら(大部分略)ゲネソルジャーを倒したペキン。しかしトマトには逃げられてしまった。
とりあえず病院にほたるの様子をうかがいに行くと、ゲネソルジャーが入ってきて、すぐ逃げていってしまった。これは一体?しかも医者が一人もいなくなってしまっているではないか!
急いでほたるの病室に向かう。するとQTセイバーが。彼女がついているなら安心だと、医者の行方を追うペキン。
スーパー只野でトマトヘッドに遭遇!しかしまたもや逃してしまう。スーパーにいた人々に話を聞いてみると、どうやら病院に秘密の地下室があるらしい事が判明した。
急いで病院に戻るペキン。ほたるの病室では、先ほどと同様QTセイバーが看ていてくれていた。ホッとしてQTセイバーに話しかけるペキン。
「QTセイバー!?なぜここに・・・」
酒でも入っとんのかこの健忘症が。
さっきここで会ったばかりのQTセイバーをなぜ忘れるか。いや、そんな事を言っている場合ではない!とにかく今はほたるの容態が気にかかって仕方がないのだ。ほたるはとても苦しそうに一言。
「私・・・もっと・・・生きたい・・・」
早く医師団、そして輸血用血液を取り戻して、ほたるの手術を成功させなければ!
病院内を探し回るペキン。すると一人のゲネソルジャーが地下通路を出現させたではないか!早速殴り倒して、代わりに地下道に入っていくペキン。
すると中では、医師団が捕まっていた!輸血用血液もこの中にあったのだ!灯台もと暗しとはまさにこのこと!
逃げ場が無くなったトマトヘッド。さあ覚悟し(手抜き)トマトヘッドを倒し、医師団と血液を取り戻し、ホッとしたのもつかの間、トマトヘッドが起きあがり、再びペキンに襲いかかった!
ザシュッ!
トマトヘッドの動きが止まったかと思うと、まっぷたつになって崩れ落ちた。そしてその後ろから姿を現したのが・・・
ダークブレードだったのだ。
要所要所で現れ、オイシイところを持っていく、主人公よりヒーローらしいこの男は一体何者なのか?
そして、ほたるが退院した後に再び病院に現れた、以前光一が「アルマジロハウス」にて遭遇した老紳士(
第五章参照)が、人知れず残した言葉「Z作戦」とはなんなのか?
次回「電磁電人デンジー★ペキン」第8話
「最後の戦い!?ゲネス総攻撃」
に、乞うご期待!
・・・すんません、もうちょっと続きます・・・。
1974,01,09 / 13:10
思いのほか、第七章が長くなってしまい、やむなく8話を第八章に繰り越す形になってしまいました。その為、もうちょっとだけ続いてしまいます。気長に読んだって下さい。
駅前を歩いているサヨと光一。ベンチでは高校生が「デンジー★ペキンとゲネソルジャー、どっちがいい?」などという、あまりにも無責任な事を大声で喋っている。
「デンジー★ペキンは命がけで戦っているというのに・・・」彼らの会話にいらだちを覚えるサヨ。
そして・・・あまりにも突然すぎる惨事が二人を襲う。
駅前のモニターに大きく映し出されるゲネスマーク。そしてその後にダークレディーの顔が。
「今から只野市に総攻撃をかける。」
そう言い放った直後!駅前のビルというビルが爆発!ゲネソルジャーの大群が押し寄せる!
町の人達を助けようと、ゲネスの総攻撃に立ち向かおうとする光一。
「行かなくていいよ!」
「みんな勝手よ!」
しかし光一は、そんなサヨに振り向きもせず、こう言ったのだ。
「・・・それでも俺は・・・ヒーローなんだ。」
そして光一は走った。ジャスティスチェンジのかけ声と同時に・・・。
・・・あれ・・・
なんかやたらとシリアスになっちゃってるんですが。
なんだよ!ここに来てソレかよ!今まで散々ボケ倒してきたくせに!書きづらいなあもう。
えーと、しばらくシリアスに話が進むんで、正直ツッコミどころが殆どありません。よって、ここに来てようやく気づいた、戦闘システム的なツッコミどころを紹介したいと思います。
このゲームのボス戦は、ヒーロー側と敵側が交互に攻撃と防御をします。○、×、□ボタンを時間内に10個押すわけなんですが、その組み合わせによりコンボが発生します。
例えば、「×、○、○」と押すとコンボになるわけですが、説明書には、このコンボ技を使用しないと、敵に攻撃が当てづらくなるそうなんです。
俺も最初は組み合わせを考えて、色々とボタンを押していた訳ですが、最後の方になるとダルくなってきて、いい加減に押すようになってしまいました。
挙げ句の果てには、
攻撃全部○ボタンなんていう事をしていたんですが、
最後の方になると、どのボタン押しても攻撃殆ど当たりません。つまり・・・
コンボ出そうが全部パンチだろうが関係ないって事なんですねコレ。
あははは。なんだこりゃ。ざけんなバーカ。
なんていうシステム的ツッコミを繰り出して盛り下げたところで、我らのデンジー★ペキンは、「納涼怪人ボンダンス」「電波怪人テレゴースト」を倒したみたいです。うわースゲエ手抜き展開。
どうやらダークレディーは、以前デンジー★ペキンが倒したはずの怪人を復活させ、今回の総攻撃に乗り出したらしい。かなり大勢の怪人が控えているという事だろう。
しかし負けるわけにはいかない!QTセイバーも協力してくれている!しかも話によれば、
彼ら二人の他にも怪人を倒している者が存在するらしい。一体誰が・・・?
などと考えるヒマもなく、市民公園に新たな怪人が現れた!「メルヘン怪人ダークミラー」だ!
・・・め、メルヘン怪人?
ええい雑念を捨てろ!ツッコむ事など考えるなデンジー★ペキン!こうしている間にも、只野市の人達は危険にさらされているんだ!メルヘン怪人がなんだ!ダークミラーが何だ!
なに!?必殺技「ミラーリフレクトビーム」だと!?そんなもの、このデンジー★ペキンがくらうと思うか!避けてやる!
あ〜、今日も日差しが強いわあ。
ってなんだコレ。パラソルで必殺技よけんなよ。ていうかそんな使えない必殺技出(瞬殺)ダークミラーを倒したペキン。QTセイバーの活躍もあり、おおむね再生怪人を倒したようだ。とりあえず喫茶店ハッピーに戻る事に。
マスター達の元へ戻ったペキンとQTセイバーは、彼らに一大決心を告げる。
ゲネスの本拠地に、たった二人で乗り込むというのだ。
短い別れを告げ、ハッピーを後にする二人。そんな彼らの後ろ姿を見守りながら、アジャラは一人思う。
「ダークサイドに染まったアイツを・・・ゲネス首領を倒せるのは・・・お前達だけカモ!」
・・・どこかで聞いたことあるような語句が出てきましたね。ダークサイド?
首領の正体は、昔生き別れた主人公のお父さんですか?
刑事である新田からの情報を得て、遂にゲネスの本拠地を突き止めたペキンとQTセイバーだったが、そこに立ちはだかるのは、ダークレディーだった。
幹部としての地位を取り戻すべく、背水の陣で臨むダークレディー。しかしこんなところで無駄に体力を失う訳にはいかない!
行くぞ!必殺ハイパーショット!
ギュウウウウウン!ペキンの後方より、大型のバズーカーが飛んできた!これがハイパーショットを撃つための銃なのだ!
準備を整え、バズーカーをキャッチしようとするペキン。
「スカッ」バズーカーを取り逃すデンジー★ペキン。
そのままバズーカーは飛んでいってしまった。
え、えーと・・・
イェー。
何してんだこのなんちゃってヒーローが。
こんな大事な時に初歩的なミスかましてんじゃねえよ役立た(辛勝)もう一発のハイパーショットで、かろうじてダークレディーを倒したペキン。
しかしまだトドメには至ってなかった。
銀河吹っ飛ばす威力の必殺技喰らっても死なない怪人って一体なんですか?
ヨロヨロとしながらも立ち上がるダークレディー。「あうっ!」急に悲鳴にも似たうめき声をあげたかと思うと、その腹部には巨大な剣が突き刺さっていた。
オイシイとこどりダークブレードだった。
デンジー★ペキン、QTセイバーの他に、怪人を倒して回っている人物がいたとは聞いていたが、ひょっとしてその人物が!
そして、15年前に只野市を守り続けていた「ナイトレイド」と名乗っていたヒーローもこの人なのでは?
ペキンは立て続けにダークブレードに質問を浴びせる。
「その通りだ。」
静かに答えるダークブレード。かつてのヒーローと、現代のヒーローが一致団結し、強大な悪に立ち向かう時がついにやってきたのだ!
胸のたかなりを抑えられないペキン。しかしなぜかQTセイバーはどこかしら顔色が優れない。どうしてしまったのだろうか。
そして今、ゲネスと正義の味方達の、長きに渡る戦いがその幕を下ろそうとしていた・・・
次回「正義の味方」最終話
「勝利をつかめ!正義の味方」
に、ジャスティスチェーンジ!
・・・つ、次こそ最後だと思います。た、多分・・・。
1974,01,10 / 13:17
えー、第九章に入る前に、皆様にお知らせしておかなければならない事がございます。この「正義の味方」というゲームなんですが、なんと・・・
マルチエンディングみたいです。
えっ?いい加減つっつとクリアして売っ払いたいのに、マルチエンディングですか?さらにこのゲームをプレイしろと?
という訳で非常に申し訳ないんですが・・・この「第九章」だけでは終わりそうにありませんごめんなさい!
んじゃ、本編に戻ります。
ダークレディーを倒した正義の味方達は、固い握手をかわし、ついにゲネスのアジトに足を踏み入れた。同時に後ろの扉が閉まり、後戻りが出来ない事を悟ったのである。
「Z作戦が発動されました。ロケット発射まで残り25分・・・」
突然流れる基地内放送。しかしZ作戦とは一体どんなものなのだろうか?
「人類を洗脳する、特殊な人工衛星を打ち上げる」
今までゲネス幹部として忍び込んでいたダークブレードが全てを教えてくれた。事は急を要する!「こっちだ!」ダークブレードの指示を仰ぎ、作戦司令室を通って首領の元へ急ぐペキンとQTセイバー。ひとつの扉の前にたどりついた。
「この奥に首領がいる・・・」
中に入る三人。するといきなりダークブレードが、緑色の池に二人を突き落とした!一体どういう事だ!?
「ダークレディを殺しただけで、俺がナイトレイドか?フッ・・・あまいな・・・」
ダークブレードはナイトレイドではなかった!彼が怪人を倒し続けたのは、自分がゲネス首領となるために、邪魔であったからに過ぎないという。
こんだけ引っ張っておいて結局小悪党かよコイツ。
今まで散々オイシイとこばっか持っていって、やたらと目立っていたくせに、結局は単なる裏切り者。しかもロボットらしい。もうちょっといい役なかったの?
そして、つき落とされたペキンとQTセイバーの眼前に、顔なじみのある人物が姿を現した。
今までペキンに必殺技チップを提供し続けてくれた、タモン博士がこんなところで何を?すると高見の見物を決め込んでいる小悪党野郎が、聞いてもいないのに口を開く。
「そいつこそ、俺やダークレディ・・・ゲネスの怪人軍団を作った張本人だ!」
みるみるうちに醜い姿に変わっていくタモン博士。彼もまた、怪人の一人として生まれ変わってしまったのだ。
「毒液怪人ドクリキッド」の出現である。それを確認するやいなや、ダークブレードはその場を立ち去った。
今まで信じていた博士と自分が戦う事になるなどと、夢にも思っていなかったペキンだった。しかし戦うしかない!意を決してドクリキッドとのバトルに突入した。
怪人の中でも最強の部類に入るという、このドクリキッドの攻撃をかろうじてかわしていくペキン!
そんな時、ヤツの必殺技が火を吹いた!毒霧攻撃「リキッドスプレー!」
・・・えっ?ガスマスクで防げるの?
しかし立て続けに必殺技で攻めてくるドクリキッド。次なる攻撃は、ゾンビとなったゲネソルジャーを差し向け、こちらまでゾンビにしてしまうという「ゾンビーキッス」だ!
「行け!ゲネゾンビ共よ!」
「うげああああああああ」
「う、うわああああああっ!」
「・・・って、アレ?行っちゃうの?」
えええええーーーっ!?
あ、いや、かわしたの?ま、まあいいや。
んじゃ、はい必殺技ハイパーショット。ボカーン。イカレ科学者撃沈。
・・・。
・・・え、えーと・・・。
おのれよくも博士をダークブレードめ許さんぞ!
ドクリキッドの爆風で、閉ざされた扉が開き、先を急ぐ二人。するとどうしても開かない扉を発見。QTセイバーは、先ほど通った作戦司令室で開けられるのではと、ペキンをそこで待たせて司令室へ向かう。
画面は一転し、ダークブレードが基地内にてゲネス首領に遭遇。そこでダークブレードは、衝撃の事実を知ることになる。
「プラズマ兵器を載せた人工衛星で、世界を完全に破壊し、人間共を全て滅ぼすのが真のZ作戦だ。」
「Z作戦」は洗脳作戦ではなく、なんと人類絶滅作戦だったのだ!ウソの作戦目的を知らされ、いいように手のひらでもてあそばれていたダークブレードは憤慨し、首領に襲いかかるも、逆に攻撃を受けてしまう。
そしてその人工知能を首領により狂わされ、首領の思うがままに動かされるようになってしまった。
そんな事出来るんなら刃向かう前にやっとけよ
っていう程度のツッコミはもはやこのゲームにはきかない!頑張れデンジー★ペキン!ロケット発射まで残り12分しかないぞ!
そして開かない扉のロックを外すことに成功したQTセイバー。それを知ったペキンは扉を開け、先に進む。エレベーターを下り、次のブロックへと向かおうとしていたが、急にエレベーターが止まってしまった!
すると上からダークブレード出現。こいつ降ってきやがった。
えーと、なんかちょっとシリアス過ぎて、ツッコミどころないんで、とりあえず普通にダークブレード撃沈。
正体バレてからというもの、本当にぞんざいな扱いのダークブレード。
彼もゲネスの生み出した被害者とでも言っておきましょうか。まあどうでもいいけど。
そしてまたもや場内アナウンス。ロケット発射まで残り9分しかない!急ごうとしていたペキンの前に現れたのは・・・死んだと思ったダークレディーだった!
そしてペキンは彼女から「真のZ作戦」の内容を聞かされる。なんとしてもZ作戦をとめねば!そしてペキンは、首領の間へと向かうのであった・・・。
そしてここで最後のアイキャッチが入りました。
あああ何か最終回っぽい!ヒーローものに少しでも針が振れる人ならちょっとイイかもって思うのでは?なんて思っていると、次はCMが。ああ。最終回でもまだあるのねCM。
「不景気、失業、リストラ・・・先の見えない現代、君の実力を発揮してみないか!?」
こんな土壇場で募集してどうすんですかそんなもん。
そしてCMも終わり、デンジー★ペキンはついに、最後の扉・・・首領の間への扉の前に立っていた。ついに次回、「電磁電人デンジー★ペキン」は終焉の時を迎える!
・・・思いっきり引っ張って申し訳ございませんホントすんません。次こそ、次こそちゃんと終わらせますから。
1974,01,11 / 13:29
ついに首領の間の扉にたどり着いたデンジー★ペキン。しかしこの扉もロックがかかっていた。QTセイバーに通信を入れ、司令室から開けられないかと頼むペキン。開けられるのだが、時間がかかるとQTセイバー。
やむなく、しばし基地内をうろうろするペキン。
基地はエレベーターを挟んでAブロックとBブロックに分かれている。首領の間があるのはBブロックなのだが、イベント発生時間にBブロックにいないと、バッドエンディングを迎えてしまう。
エンディング1はこちら。
そしてQTセイバーはようやく、扉のロックを解除する事に成功。だが、開けていられる時間はわずかしかないとの事だった。急いで首領の間へと向かうペキン。
そして、ゲネス首領「醍醐」との対面。どこかで見たことのある顔・・・彼はかつて「アルマジロハウス」そして「総合病院」で謎の言葉を残していった老紳士であったのだ!
そして彼はペキンに、自分の過去を見せる。
「ナイトレイド」だった頃の過去を・・・。
病院に一人の女性。そして横にはナイトレイド。彼らは恋人同士であった。彼女の名前は「明日香」と言った。
ナイトレイドが席を外した時、複数の人間と戦闘工員らしき人影が彼女を取り囲んだ。彼らの手には刃物が・・・。
「キミを殺せば、両親が戻ってくるんだ・・・」
「すまない・・・でもみんなのためだ・・・」
そして彼女は、この男達により、ズタズタに引き裂かれてしまった。
「・・・こ、これはどういう事だ・・・?」
戻ってきたナイトレイドは、自分の目を疑った。
「ち、違うんだ!これには訳が・・・」
「俺達の話を聞いてくれ!」
あわてふためく人間達を後目に、明日香をさらって病院を出ようとしている戦闘工員を追いかけるナイトレイド・・・
「俺は明日香を失った・・・」
「ずっと人間を信じた俺が馬鹿だった・・・」
「ヤツらさえ信じなければ・・・」
そしてナイトレイドは、かつての秘密組織を乗っ取り、自ら首領を名乗り、悪の秘密結社「ゲネス」を作った。人類を滅ぼすために・・・。
いや、こりゃ人間恨むの無理ないですわ。
だって自分が悪の手先から守ってきた人間達が、自分の恋人殺しちゃったんでしょ。そりゃ恨むでしょ普通は。
しかし我らがヒーローデンジー★ペキンは、そんな事では納得しなかったのだ!いいぞペキン!ゲネス首領に「正義の意義」ってやつを証明してやるんだ!
「信じてくれる人がいる限り、オレは戦い続ける!!」
説得力皆無。
いや、そうじゃなくてさ。もっとこう、ゲネス首領をひるませるくらいの意義ってもんを唱える事は出来なかったのですか。
人間信じて馬鹿を見た首領に「でもオレは人間を信じる」なんて言ったところで、ずっと平行線でしょうが。もっと説得しようとか思えよこの正義馬鹿が。
なんて言っているうちに、
ロケット発射まで残り5分となってしまった!議論が平行線を辿る今、後は戦ってわからせるしかない!デンジー★ペキン最後の戦いが今はじまった!
・・・(中略)・・・
長きに渡る死闘の末、ゲネス首領を討ち果たしたペキン。そこに基地内アナウンスが流れる・・・
「ロケット発射まで残り5分」
ちょっと待てやコラ。
残り5分て。ゲネス首領と戦う前にそのアナウンス聞いたやんか。ってことはなんですか?ゲーム時間的には、
ラスボス瞬殺した事になってるんすか?そんな無茶な。
その場に倒れているゲネス首領に、ロケット発射のカウントダウンを止めるようにと警告するペキン。しかし、一度カウントダウンがはじまったが最後。
首領でも止められないというのだ!まさに絶体絶命!
とその時、部屋のモニターにある人物が映し出された。
ダークレディだった。
どうやら彼女は、ロケットのコックピットから通信を入れているようだ。自分がロケットを操縦し、自爆するというのだ。
レディ「私の愛した人の罪・・・償うわ・・・」
首 領「ま・・・まさか・・・まさか・・・」
レディ「・・・さようなら・・・」
首 領「あ・・・明日香なのか!?」
ダークレディの正体は、
ナイトレイドの恋人「明日香」だった!ズタズタに引き裂かれたあの日、タモン博士の元に連れてこられ、改造人間手術を施されて記憶を植え付けられていたのだ!
空高く舞い上がるロケット。そしてしばらくすると大爆発を起こした。
「Z作戦」は失敗に終わったのだった。
とその時、首領の左腕に光る「フォースクリスタル」が砕け散り、再び首領はその場に倒れ込んでしまった。その直後に地震が起こり、地割れに飲み込まれる首領。
司令室にいたQTセイバーも無事戻り、二人はアジトを後にする・・・。
アジトを脱出し、その場に立ちつくすペキンとQTセイバー。
「これで全てが終わった・・・」
しばらく崩れゆくアジトを見つめた後、みんなの元へと戻り始めた二人・・・しかし・・・!
地の底から巨大な化物が姿を現し、ペキンを一蹴した!ダークサイドに染まってしまったゲネス首領の末路である。
とまどうペキンとQTセイバー。そんな二人にゲネス首領の心の叫びが聞こえた。
「た・・・頼む・・・殺してくれ!」
二人は決意し、同時攻撃を仕掛ける事に。
「グランバスター!」
「ソードインパクト!」
木っ端微塵に吹き飛ぶ化物。そしてゲネス首領。今度こそ・・・今度こそ本当に終わったんだ・・・。
「おーい!」
誰かが二人を呼んでいる。声のするほうに目をやると、マスターが、新田が、サヨが、そしてアジャラがいた。
みんな来てくれた!ペキンがQTセイバーに声をかけようとするも、彼女は既にいなかった。その場に立っていたのは・・・やよいであった。
QTセイバーの正体は、な、な、なんと!やよいだったのだ!!
安易に予測出来てたけどね最初から。
「カッコよかったわよ、光一君。」
そう言うと、やよいは光一に軽くキスをした。それを見て発狂するサヨ。笑うマスター、新田、アジャラ。
この時デンジー★ペキンは、真の平和が戻った事を確信する。そして最愛なる人達の元へと走っていくのであった・・・。
とまあ、これが真のエンディングな訳ですが、どうもイマイチ腑に落ちないんですね。確かにスッキリした終わり方なんですが、俺の中で不満な点がいくつか挙げられるんです。
●結局アジャラは何者だったのか?
●あまりにもゲネス首領が可哀相では?
●いくらヒーローとはいえ、一度くらい負けてもいいのでは?
●イマイチヒーローらしくない終わり方。
第九章でも言いましたが、このゲームはマルチエンディングです。しかし、まだ二つのエンディングしか紹介していません。
あったんです、もう一つのエンディングが。
ゲネス首領との戦いにおいて、敗れてしまった場合のエンディングをご紹介致しましょう。
では、こちらをご覧下さい。
みましたか?どうですか?こちらのエンディングの方がスッキリしませんか?
上記に挙げた俺の不満が全て解消されているんです。
●アジャラは銀河連邦評議会の一員で、地球を銀河連邦に加えていいものかどうかの実験を行っていた。
●結局は自爆してしまったゲネス首領と明日香だったが、幸せな死を迎えられたのではないか。
●死んでしまったのはやりすぎだが、こういう敗北は前例があるのでまあいいでしょう。
●終わり方はこっちの方がずっとヒーローものっぽい。
ほらスッキリ。よって俺はこっちのエンディングを
真のエンディングと解釈します。
全11章もの長きに渡ってお送り致しました「正義の味方体験レポート」もようやく終わりを迎えることが出来ました。長い間おつき合い、ありがとうございました。
で、クリアした後のオマケで、「エピソードセレクト」ってのがありました。今までプレイしてきた中で、好きなエピソードをもう一度プレイ出来るっていうモードなんですが・・・
好きなエピソードが皆無な場合はどうすればよいのか。
さらにもう一つオマケとして、「ハードモード」ってのがありました。これはクリア条件視聴率が厳しくなっており、ボスなんかもかなり強くなってるというモードなんですが・・・
やる気力あるかそんなキツいモード。
明日あたりに速攻で売りに行こうと思います。これだけ苦痛を伴うゲームはそうありません。ある意味「星をみるひと」を上回るかもしれません。
1974,01,12 / 13:25
QTセイバーが首領の間への扉を開けられたのは、ほんのわずかの時間だった。その時間内にデンジー★ペキンが他のブロックに行っていた為、首領の間へたどり着く事なく、扉は二度と開く事はなかった。
かくしてロケットは発射され、なすすべもなく「Z作戦」は始動。人類は絶滅の一途を辿るほかなかったのだ・・・。
BAD END