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1980,01,16 / 00:06
このレビューを始める前に、ちょっとだけ
言い訳 前書きでもたれようかと思います。今までファミコン、スーファミ、プレステなど、コンシューマーゲーム機がメインであった当レビュー。今回のはパソゲーです。それも
かなり昔の。
というのも、私はこのゲームをPC−98
01でプレイしました。
98
01ですよ?98
21じゃありませんよ?
この時代のパソのCPUは、ペンティアムだの、セレロンだの、K6だの、そんな
コジャレた枕詞なんぞつきはしませんでした。386だの、486だの、
訳わかんねえ数字の羅列がCPUの性能を表す、そんな時代だったのです。
Windowsは3.1が出てたか出てなかったかってな、そんな時代だったのです。
で、俺マシンのCPUは286。なおかつメモリは
640kb。増設なんぞしちゃいません。Windowsなんてうごきゃしねえ。
で、結局俺がこんななげえ前書きたれて何をいいたかったかと言うと、
「そんだけ古いゲームだけに、うろ覚えだからヨロシク!」つーことなのでした!ワーイ。
ごたくはこの辺にして、そろそろ本題に移りたいと思います。
この「ライフ&デス」は、ジャンルに分けるとシミュレーション。題材は
手術。
スゲエもんをゲームにするもんだなと、感心というよりむしろ
呆れましたよ。勿論
洋ゲーです。こんなもん日本で作れるか。
でも、俺がプレイしたのが
完全日本語版ってところが驚きでした。よくお偉いサンが許可したなオイ。
ゲームを起動すると、オープニング画面が。
手術用の照明をバックに、オペ用の服に身を包んだ医者のアップ。目は
血走っていて、手袋には
血がベッタリ。挙げ句の果てには、悪魔のような
ビープ音の
オープニング曲が(記憶の糸をたどり、MIDIにて再現)。
一週間ぶっ続けで夢に出てきました。
このゲームをはじめてプレイしたのが中学生の頃。そんな年頃の少年がやるようなゲームではないと思いました。
つーか
ホラーアドベンチャーですよマジで。
生半可な気持ちでプレイすると、
トラウマになる事間違いなし。
画面をお見せできないのが非常に残念です。
おそるおそるゲームスタート。画面は一転し、病院のカウンター前。看護婦がお出迎え。
「元新人先生、患者が8号室にお見えです。」
オープニングとはうってかわって、FM音源を使った、どちらかというとほのぼのしたBGMの中、患者がいるという8号室の扉を開ける俺。ここでまたもや驚愕。
明らかにデッサン狂ってる、いわば
ダリの絵みたいなこの物体がクランケだというのか!?
ゆ、ゆ、
指とか無いし!恐いようブラザー!!
画面をお見せできないのが非常に残念です。
とりあえず
この物体を診察する事に。
「下腹部の痛みを訴えている」とカルテに書いてある。確認のため、触診モードに入る俺。クランケの下腹部アップ。マウスクリックで色々なところを触診。そりゃもうカチカチプチプチと。
「アウチッ!」
「オウッ!」
「イタイッ!」
三種類ループの奇声(音声合成か?)をあげる物体。ギャハハハ。おもしれえ。もっとビシバシ触ってやれ。
「いい加減にしてください。」
患者に怒られる元新人先生。そりゃ当たり前だ。触診モード終了。どうやら右下腹部に激しい痛みが走るらしい事がわかった。こりゃ素人目で見ても
盲腸である事は明らかですな。
この後、
「手術する」とか
「薬物投与」など、今後の処理をカルテに書き込んで処置をしないといけないのだが、俺は迷わず選んだ。
「様子を見る」
画面はまたもや一転。
霊安室に死体が一つ。そしてもはやご定番な
音楽(またもや記憶をたどり、MIDIにて再現)。
盲腸破裂、患者死亡という事ですな。アハハ。オモシレエ。
その後の医者のミーティングみたいなモードでしこたま怒られました。
さて、
人殺しのレッテルがはられたところで、自分のプロフィール画面を見てみると、なんと
死亡させた患者の数が明記されているではないか。なんつーパラメーター作ってくれてんだこのゲームは。
なんか腹立ったので、このパラメーターの名前は、俺の中で
「撃墜数」に変換。
これで診察ミスで人殺してもなんか気分爽快。
なんてな事してるといっこうに手術シミュレーション出来ないので、今度の盲腸患者は手術する事にしました。オペレーションルームに運ばれる患者のシーンが
ドット絵でアニメーションした後に、手術画面に突入。
画面左手半分には、色々な手術器具。右半分には患者の腹。手術開始まで色々と手順を踏まなければならないのである。
1.専用の石鹸をクリック。手を洗う。
2.手術用の手袋装着。
3.患者の腹に防菌の布をかぶせる。
4.患者の腹を脱脂綿(?)にて消毒。
5.麻酔用ボンベのコックをひねる。
6.執刀開始。
なんか面倒になった俺は、手順5を省略し、執刀。
「ギャアアアアアアアアアアアア!!」
その激しい痛みに絶叫する患者。
そりゃ
麻酔かけずにいきなりサックリやられりゃ痛いわな。
アハハ。当然手術は中断。ミーティングで
「あなたは切り裂きジャックの真似をしましたね?」などとコジャレた怒られ方をする元新人先生。
そして撃墜数2。
結局、手順を踏んで腹をある程度までは切り開いたのはいいが、その後何をしていいかわからず(マニュアルなかったもんで)
ほったらかしにして出血多量で死亡とか、輸血するはずが、間違えて
訳わかんねえ薬物を投与したが為にショック死とか、あるいは
盲腸でもないのに腹かっさばいたなどの診察ミスなどにより、
撃墜数を如実に増やしていく元新人先生。
気がついたら
撃墜数45だって。まいったねこりゃ。
とどのつまり、俺はこのゲームをクリアしないままでした。なんかよくわかんねえし。
でもこのゲーム、無数の患者が出てくるんですが、どいつもこいつも盲腸やら胆石やら、普通の医療を受けていれば
何ら命に別状はない患者ばかりなのに、なぜタイトルが
「ライフ&デス」なんでしょうか。
アメリカ人特有の
ブラックユーモアっつーやつですかね?
つーかまあなんですな。今までの自分の診察を省みると、その時から十年余経過した
今現在の医療問題を垣間見ていたような気がしてならないんですが、おそらく気のせいなんで早く寝て忘れる事にします。
ではまた次のレビューでお会いしましょう。
追記:後で知った情報なのだが、このゲーム、盲腸患者を触って触って触りまくって
なぶり殺す事が出来るそうなのだが、誰かご存じか。情報求む。
1980,01,17 / 00:11
さて、遂に手を出してしまいました
エロゲー。このゲームは、アリスソフトっつー、エロゲーメーカーとして有名(らしい)なところが出しているゲームです。
今までエロゲーには一切手を出さなかった俺が、なぜ急に自分の懐を痛めてまでも、このゲームを買ったかというと
1.一度エロゲーというものを体験してみたかった。
2.絵ヅラが他のエロゲーとは一線を画していて、ロリ&萌え系ではなかった。
3.クリアしたら、職場の先輩にあげて、恩を売りたかった。
この三つです。特に
三番目の理由が一番濃いといえるでしょう。職場の先輩がこのゲームをやりたがっていたのは知っていたので、
「なら俺が買って、飽きたらあげて、レッツギブ&テイク!」とシャレこもうかと。実際この先輩には色々と有益なソフトやら情報やらを頂いているので。
閑話休題。まずは俺のエロゲー概念から。
俺の中でエロゲーとは
「エロ以外はあまり重視しないゲーム」ととらえております。
ストーリーやシステム、ゲーム性などを堪能するのであれば、このような
邪な道に入らずとも、一般ゲーで十分。
一般ゲーになくてエロゲーにあるものといえば、
やはりエロでしょう。
というわけで、俺は、エロゲーには
「とにかくエロ」を求めている訳です。逆にそれ以外のものは殆ど求めていない訳です。ゲーム性がお粗末すぎてクリアし難いようなもんは論外ですが。
その事を踏まえて、当無駄ゲーレビューを読んで頂きたい。ではスタート。
西暦2050年夏−海洋都市を舞台に始まる恋の物語。出会いが、静かに想いを育んでいく。そして想いは、青の記憶を呼び覚ます・・・。傷つく心があるから、人は優しくなれる。永遠に変わらぬ愛を願うより、今、この一時、想いを重ねていきたい・・・。
パッケージを見る限り、ストーリーはこんなもんです。
途中からストーリーじゃない説明書きですが、まあそれはさておき、とにかくパッケージの至る所を見てみると・・・
ジャンルがわかんねぇ。
ジャンルに関する記述が微塵もねぇってどういう事ですか?アドベンチャーですか?RPGですか?パズルですか?
ポリゴン格闘ですか?
で、実際プレイしてみると、ゲームのジャンルは、サウンドノベル+アドベンチャーといったところ。
女の子との会話シーンでは、
本当に時々、選択肢が現れる。何を選ぶかによってストーリーやエンディングが変わってくる。また、主人公は学生で、学校が終わると、公園やらショッピング街やら海洋センターやら海岸やらはずれのアパートやら色々なところに場所移動出来ます。移動先で女の子と遭遇したりして、想いを育んでいく訳なんですわ。
で、気がついたらカワイイ女の子二人と一つ屋根の下で過ごし出す主人公。なんですか?この
都合の良すぎるハーレム設定は?
しかもこの設定は別に、いい方向に話が進んだからそうなるわけではなく、ゲーム中
どういう行動をとったとしても成立してしまう、いわば基本ストーリーの一環。エロゲー萌えってこういう設定が好みなのですか?こんなにうまく行くわけねえって。
だがしかし、主人公は二人に
全く手を出しません。なぜだ?その答えは主人公の
硬派な性格にあるようです。
「言葉遣いは粗暴だが、言動に裏表がない。」
「愚痴を吐くのは苦手。」
「面倒見がいい。」
「基本的にお節介。」
というのが説明書に書いてあった性格設定なのですが、この他にも、ゲーム中垣間見る事が出来る主人公の特徴として
「武術の稽古をさぼる事なく毎朝行い、めっぽう腕っ節が強い。」
「小説や映画、テレビドラマなどの恋愛系は苦手。」
「女の子が困っていると見過ごせないフェミニスト&熱血漢。」
が例としてあげられます。なるほど。絵に描いたような日本男児ですね。おまけに性格もいいらしいです、この人。アアナルホド。それなら同居してる女の子にも手が出せないネ!
貴様それでもエロゲー主人公かたわけ。
風上にもおけねえやつですな。エロゲーの主人公なんざ、最低でも「1にスケベ。2にスケベ。3・4がなくて5に
鬼畜」くらいでいいんだよ。
で、ホント1〜2シーンくらい男らしさを見せる・・・ってなくらいで丁度いいのではないだろうか。じゃなきゃエロに発展しないよう。それは俺の望むところではありませんので。
次に、このゲームに登場する女の子に・・・
はいこの子。
「如月 美夕」という、おとなしめではあるが、主人公に密かな想いを寄せているという設定の子がいます。この子が思った以上に
くせ者でした。
勇気をふりしぼって、なんとか主人公を映画やら食事やらに誘おうとしますが、そのおとなしめの性格が災いして、なかなかうまくいきません。それでもめげずに頑張る子・・・なんとけなげではないですか。実際いたら萌えるでしょうな。
ところがどっこい。この女、
とんでもねえ癖っつーか設定持っていやがりました。
妹の優美とおいかけっこして、疲れ切った美夕。その時に発する言葉が
「ふみゃう」やら
「みゅうううう」やら
「ふにぃ」やら。
このゲームって必殺コンボとかないんですか?
今すぐ目の前のこの馬鹿女をぶちのめしたいんですが。
25HITくらいで。
しかもそれをフォローするかのような優美(美夕の妹)のセリフが、あろうことか下記のようなもの。
「美夕って、疲れると猫語になるんだよ」
説明になってねえんですが。
そろそろ俺脳が拒絶反応起こしだしてショートしそうです。そもそも「猫語」というのは
どの地方で通用する言語なんですか?俺には理解出来そうにありません。
その後にも、複数の女の子が出てくるんですが、あんまり印象に残った子はいません。
が、
メガネっ娘や猫耳やメイドなんていう
三種の神器や、某ゲームのような
りゅんりゅん言うキチガイが出てこないだけマシなんで許します。
ボヤいてても始まらないので、とりあえずストーリーを進める事に。
俺の狙いは、当ゲームのパッケージにもなっている、主人公の従姉妹にあたる女子高生・・・
はいこれ。
「帆波 結衣」。白いビキニが似合う女の子です。結衣が出没するいたるところに俺も出没してやる。選択肢も考えて選んでやる。さあ、はやく俺の女になれ!ぎぎぎ、ぎ、ぎ、ギブミーエロ!
結衣、通り魔に犯されバッドエンド。
狙ってる女をむざむざ犯られる主人公。まあ結果的には
エロが見られたからいいんですけどね。
でもやっぱり自分のモノにしてから、
和姦とシャレこみたいものですよね、漢なら!よーしもう一度やり直しだ!今度こそ俺の女にしてやるぜ、結衣。首洗って待ってな!
主人公、誰ともくっつかず田舎へ帰る。ロンリーエンド。
なんかヤル気がなくなってきたんですけど
。エロゲーに
エロなしエンディングなんて存在していいのでしょうか?しかもエンディング曲もナシ。かなりヘコみましたが、これだけじゃめげません。
エロは男を動かすのです。
結衣なんてもういいや!他の女をゲッチュー。なんか真面目そうな女の子・・・
はいコイツ。
「高坂 雪之」に狙いを変えます。
なんかいとも簡単にエロシーン突入。とはいうものの、このゲーム、エロ=エンディングっぽいんで、エロシーンはわずか
CG2枚。なんでしょうなこのしょうもねえCGは。18歳以上はおろか、
15歳でも萌えられねえぞこんなんじゃ。
ちなみにこのゲーム、ストーリー上、色々と謎めいた事柄が出てきます。今まで泳ぎが得意だった主人公がいきなりプールでおぼれたり、またその原因であろう主人公の過去が垣間見えたり、でかいカプセルに入れられて海に沈んでいる謎の少女1が現れたり、主人公の寝込みを、拳銃つきつけて襲う謎の少女2が現れたりと。
この辺の謎は物語が進んでいく上で明らかになってくるのであろうと思い、ゲームを続行しておりました。カプセル少女の謎は解けました。が、その他の謎はクリアしても
さっぱりわかりません。それどころか、その後の物語の進行上で触れられる事は皆無。謎は謎のままの方がいいのでしょうか?それとも俺のプレイ方法が悪いのでしょうか?
結論:(SeeIn青)+(育成要素)−(わずかながらのエロ)=ときメモ
1980,01,18 / 00:18
●実現したら絶対面白いが、したらしたでゲームにならなさそうなゲーム
ネットワーク対戦型9人同時プレイ野球ゲーム。各々ネットワークを通じて、待合室にアクセス。そこにいるメンバーから、自分を含む9人を選出し、1チームを作る。
一見かなり楽しそうだが、まず待合室にて、9人という人材をひきぬかねばならないところから既に問題。
「あと一人集まれば、チームが作れるのに!」
「わたしあと30分くらいで落ちないと・・・」
「ごめん!親来た!落ちます!」
「ああああ、あと7人・・・」
気分は
廃部寸前の野球部主将。早く9人集めないと、みんな落ちてひとりぼっちだゾ。
よしんば9人集まったとしても、次に待ちたるは壮絶なるポジション争い。
「俺ピッチャーな!」
「駄目だって!ピッチャーはもっとうまいやつじゃないと!」
「えー、私キャッチャー?イヤだよー」
頑張って望みのポジションをゲットしないと大変な事に。プレイ頻度が高いであろうピッチャー、ショートは当然人気ポジションだ。サードあたりの内野で妥協しとけ。
外野になんかなろうもんなら、
長打が出ないと暇でゲームにならないゾ。
よもやポジションがつたなく決まったとしても、更に待ち受ける打順争い。
「俺はエースで4番と最初から決めてるんだ!」
「リトルリーグじゃあるまいし、そんな無茶な打順があるかボケェ!」
「どどどドカベンだドカベン!キャッチャーが4番!」
チームメンバーが集まっても、実際野球をやるまで
2時間弱はかかりそうですな。そのうちロムるヤツら、勝手に落ちるヤツらが続出。結局ゲームに入る前に
タイムアウトかケンカ別れ。
ポジションや打順を文字のやりとりだけで打ち合わせるというのはかなり無理がありますな。
●実現できるけど、実際それはやらねえゲーム
グランツーリスモの6人同時プレイ。これは資材さえあれば実現出来るのだが、その資材というのが無茶。
6台のプレステ2、6本のグランツーリスモ、5本のDVケーブル。
そして
6台のテレビ。
アホですか?アホなのですかこのゲーム?
プレステ、ソフト、ケーブルまでは、みんなで持ち合えばなんとかなるだろう。が、なんですか
6台のテレビて。集まるわけねえだろナス。
「今日、タカシん家に、プレステとテレビ持って集合なー」
とでも打ち合わせるのでしょうか。無茶だよ!無茶すぎるよそりゃ!もしも、もしも集まったところで
6台のテレビを収容する
タカシん家は大迷惑。
相当部屋が広くないと実現しないでしょうな。
場所、そして持ち込みの問題を考えて、小型の数インチテレビを持ち寄ったとしても、細かすぎて
同時プレイの醍醐味台無し。なんかの大会とかでしか実現しないであろう同時プレーをコンシューマーに備えるというのもいかがなものか。
●実現しないっていうかするなゲーム
ネットワーク対戦型42.195キロフルマラソン〜オリンピックへの道〜。ただ走るだけのこのゲーム。キャラクターのパラメーターが
尋常じゃない程多い。体力・筋力・瞬発力・持久力・勝負根性・ねばり強さ・疲労度エトセトラエトセトラ。
まずは大学駅伝からスタート。ここで実績を残さないと、有名な企業に入れないぞ。企業に入ったらコーチを選んで練習の毎日。走る筋トレ走る走る筋トレ筋トレ走る走る筋トレ走る走るの
不毛な繰り返し。各パラメーターを滞りなく上げていこう。
ある程度お金がたまったら、ウェアやシューズを買いに行こう。見栄え・ファッションセンス・スポンサーへの建前など
一体何の役にたつのか解らないパラメーターが
飛躍的にアップ。
練習を繰り返し、大会を繰り返し、実績を得たら、いよいよオリンピック。ゲーム内容は至って簡単。画面下に体力ゲージが出るので、無くならないように気をつけながらボタンを定期的に押してスピードがダウンしないように、かつアップしすぎないように細心の注意を払いつつ、42.195キロの長丁場をこなしていこう。
途中の給水所を逃したらさあ大変。一気に体力と気力がダウン。完走が難しくなることうけあい。
ゲームはリアルタイムで進むので、一回のプレイ時間は
2時間をゆうに超える超大作。
飛ぶように後ろに流れていく背景は、
某有名RPGを凌駕する程、無駄に美麗な出来ばえで、見ていて飽きるどころか、美麗すぎてゲームに集中出来ないと大評判。
順位が悪くても諦めるな!「故障のフリ」コマンドを選択し、足をひきずりながら完走すれば、カリスマ度が極端にアップ。
引退後の芸能界入りの可能性が増大するぞ!
キャラを育てたら、いよいよネットワーク対戦だ!
同時プレイ最高人数200人という壮大さ。
未だかつて無いというか、後にも先にも決してありゃしねえであろう、アホみたいな同時プレイ人数が最大のウリ。200人全員、延々と2時間以上もボタンをパシパシ。
あたかも
大所帯の拷問とでもいわんばかり。
ネットワークが落ちないかどうか心配。違う意味で耐久レース。
グランツーリスモやってみてえ!
1980,01,19 / 00:21
このゲームは、2001年9月20日に発売された、光栄のプレイステーション2用のゲームなのですが、はじめに、一言だけ伝えておきたい事があります。最近この始まり方が多いかもしれませんが、俺はこのゲームが大好きです。だからあえてツッコませて頂くのです。
皆様は「三国志」をご存じでしょうか?「魏」の曹操、「呉」の孫権、「蜀」の劉備が、それぞれの大儀を胸に天下統一を目指し、壮絶な戦いを繰り広げた中国史です。今回ご紹介する「三国無双2」というゲームは、この三国志を舞台とした、アクションRPGです。
海に、山に、川に、城に、砦に、船上に・・・戦場を転々とし、ウン百人もの兵をたった一人でバッタバッタとなぎ倒す、これぞまさに「一騎当千」な武将たちが一人や二人じゃないのです。そりゃもうそこらじゅうにゴロゴロいるという、何でもアリな世界。
三国志の世界ってのはアレか。
超人オリンピックか何かか。
プレーヤーが操作出来る武将はたった1人なのですが、最終的には40人以上いる武将の中から選べるようになります。中には、「孫堅」の娘「孫尚香」、「橋玄」の娘「大喬」「小喬」姉妹、「曹丕」の妻「甄姫」など、
武将じゃない人達もいたりしますオイ。いくら三国志の世界が女っ気がないからといって、女の子キャラを無理矢理武将にして戦わせるのは良くないゾ!
一体何があったんですか史実の光栄。
まあ、その辺はなんとか多めに見ましょう。とりあえず、キャラを選択する事に。馬超・夏候惇・呂布・太史慈・黄忠など、有名な猛者達が募る中、ふと、その中に「諸葛(亮)孔明」の文字を発見。
お前軍師だろうが。
軍師っていったら、軍の後方に位置し、火計とか水計などの策略を指示し、相手軍隊を窮地に陥れる、いわば軍のブレインでしょうに。そんなヤツを最前線でツッコませていいんですか?
しかも孔明の武器、
羽がついた扇だし。そんなチンケな武器でなぎ払われ、殺されていくウン百、ウン千の兵士達。
一体何があったんですか史実の光栄。
本当にこんな軍師風情が前線で役に立つのだろうかと、敢えて選択。ゲームを進めてみる事に。このゲームには、アクションならではのコンボ技があり、何撃目で△ボタン(チャージ技)を放つかで、技の種類が違ってきます。試しに3撃目でチャージ技を使ってみると・・・せ・・・せっせせ・・・
先生!僕の孔明、ビーム撃つよう!
まさに超人オリンピックです。人間が、しかも一軍師がビームを放つなんて考えられるかドアホウ。しかし、なんか強いっぽいので、気にせずゲームを続ける事に。サクサクとストーリーを進めていくと、新しい武器ゲット。見た目殆ど変わりませんが、攻撃力と最大攻撃数がアップしました。これで最高の6連撃を放つ事が出来ます。さて、6連撃目のチャージ技は一体どんなものなのだろうか。早速試してみる事に。
ビームが3−WAYショットにパワーアップしてました。
なんか
「ドドドン」とか効果音鳴ってるし!3−WAYショット撃った反動で後ろに下がっちゃったりしてるし!しかも
体が宙に浮いてるし!さすがは三国志上もっとも有名かつ秀逸な頭脳の持ち主!もはや人間を越えてます!バケモノです!ロボットです!
孫悟空です!
一体何があっ(以下略)
後ほど、知り合いのメーカーさんに話を聞いてみると、
「史実を重んじる『信長シリーズ』や『三国志シリーズ』とは別の制作チームが手がけてるんで」との事。しかしあまりにも何でもあり過ぎやしませんか?
なんだかんだ言っても、どっぷりとハマって、
一日一武将クリアなどというアホな目標たててプレイしている俺も俺なのですが。
三国無双シリーズやってみてえ!
1980,01,20 / 00:24
せっかくの久々無駄ゲー更新なのに、
今更スーファミレビューをやるのはどうかと思うんですがまあいいや。やっちゃいます。
「飛龍の拳」
でお馴染み のカルチャーブレーン作、
「ウルトラベースボール」の紹介です。
殆どの人が知らないと思いますが、
なぜか3作も出ちゃってますこのゲーム。今回のレビューは1作目。
とりあえずスタート。
タイトルは至って普通です。
「日本野球機構公認」でなおかつ
「実名版」と来たら、まず安心するのが普通ですね。
差し障りのない野球ゲームかなと思って、まずは試しにオープン戦を選択。するとセリーグとパリーグの他に、なにやら
「ウルトラリーグ」というのが存在します。
普通にセ・パから選ぶより面白そうなのでウルトラリーグの1チームを選択。対するコンピュータもウルトラリーグより選択。
ん?え、何?この意味不明な数値選択は。
多いことは良いことだと、
「むせいげん」を選択しスタート。いよいよ試合開始です。
一体何がウルトラリーグなのか皆目見当つかぬまま、プレイボール。何げにXボタンを押してみると、ピッチャーの右下に見慣れないアイコンが出ましたが、そんなのはおかまいなしにAボタンを押すとなんと!
分身魔球が投げられるではないですか!
その証拠写真がコレ!
ピッチャーが分身してどうする。
ちなみにバッターもピッチャーも様々な必殺技を持っています。なるほどこれで謎が解けました。さっきの数値選択は、
この必殺技群を使うためのマジックパワー選択なんですね?
でもこの必殺技というのがヤバイんです。
物理的法則を完全無視した、もはやなんでもアリなものばかり。
時速300kmのスゲエボール投げたり
やたらデカくなるボール投げたり
打ったらバットが折れる超スローボール投げたり
自由自在に曲がる、初代ファミコンベースボールの裏技的なボールを投げたり
不規則にイレギュラーする打球だったり
打った途端に画面がグルグルと酔うほど回る打球だったり
打球が着地したとたんに地震がおこる打球だったり
捕ったら爆発して強制的にエラーになる殺人打球だったり
捕ったら守備ごと吹っ飛ばしてフェンスに激突させる殺人打球だったり
とにかくめちゃくちゃ過ぎて、攻撃側も守備側も、選手が全て
スタンド使いに見えるほど。
しかしその中でも極めつけなのが、
「消える魔球」。賢明な方なら既にピーンと来たかも知れませんが、この魔球、消えるには消えるんですが・・・
ピッチャーが消えます。
球は消えずにクッキリと見えています。軽くホームラン打ちましたよ俺。
意味ねえじゃんこんな魔球。
とまあ、ゲームのバランスとか、
そんなもん微塵も考えてなさそうなこの「ウルトラベースボール」。なぜパート3まで出ているのかという疑問もありますが、もっと大きな謎が。
日本野球機構に許可とって実名にする必要あんのかコレ。
最後に、このゲームを無作為に選んで一緒にプレイして、
見事なコールド負けを喫してくれた友人「みずっち」に感謝の意を込めて。
ウルトラベースボールやってみてえ!