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1974,01,04 / 01:39

ゲネソルジャー達にやられてしまった光一とマスター。そんな二人を、空から不思議な光が包み込んだ。宙に浮かび上がり、行き着いた先はその光を出していた宇宙船らしき乗り物。

その乗り物の内部で目を覚ます光一とマスター。目の前にはなんとも素っ頓狂なカモノハシ似の服を着た動物が。



正義の味方アジャラ




アジャラの登場である。発する台詞という台詞の語尾に「カモ」をつけて話すこの小動物野郎は、どうやら宇宙人らしい。ゲネスの事もよく知っているようであった。そしてこの宇宙人は、光一に不思議なアイテムを与えてくれた。左手に光るフォースクリスタルである。そう!変身能力だ!

早速言われるままに変身してみることに。光一は叫んだ。「ジャスティスチェーンジ!」



教わりもせずに、しっかり変身モーションをとるあたりは定石通りといったところか。



力いっぱいそれっぽい変身シーン(BGMは主題歌)が終わり、遂に、遂に光一は変身能力を身につけたのである!これからが本当のはじまりだ!



アジャ「それ(フォースクリスタル)を使えば、常人をはるかに超える感覚と力を持つ・・・」

アジャ「電磁電人デンジー★ペキンに変身できるカモ!」

光 一「電磁電人デンジー★ペキンだって!?」



光一、かなりショックを受けてます。そりゃいきなりこんなカモカモうるせえ小動物に変なもんつけられて、挙句の果てに「電磁電人デンジー★ペキン」なんつー訳わかんねえ名前のついたヒーローに変身できるなんて言われても。その後ぼそりとつぶやく光一。



光一「なんだか格好悪いような・・・」



こんな台詞を吐く主人公のヒーローモノなんて普通ありません。



そして結局そのまま元の場所に戻される光一とマスター。そこには未だにゲネソルジャー達がたむろっていました。「げっ!まだいやがったのか!」驚くマスター。当然です。やる事小さい上にしつこい奴らです全く。そこで早速光一は電磁電(長いので略)に変身!ヒーローらしく、カッケエ決め台詞を!



「クールクールと冷たい時代を、ホットなソウルで熱くする!」
「電磁電人デンジー★ペキン、参上!」




・・・ちっとも決まってないよデンジー★ペキン。



この決まってない決め台詞を吐いている間、デンジー★ペキンは様々なアングルからアップで撮られます。バシーン!バシーン!バシーン!上空から!ローアングルから!真正面から!



どのアングルでもおかまいなしに変質オヤジ色爆裂なヒーロー、デンジー★ペキン。



一話で打ち切りになってもおかしくない勢いの中、ゲネソルジャーとの戦いが今始まっ(中略)ゲネソルジャーを倒した光一。次に倒すべき相手はいよいよ「金融怪人ビッグバンマネー」だ!しかし次は一体どこに現れるのか?再び街の人々に聞き込む光一。どうやら次のターゲットは銀行である事がわかった。そうはいかないぞビッグバンマネー!この俺がいる限り!光一は銀行へと急いだ!



既に銀行内を襲っていたビッグバンマネー。



遅い。遅すぎですデンジー★ペキン。未然に防げなくてどうすんだ馬鹿。仕方ない。奴が出てくるまで待つ事に。情けないヒーローだなオイ。待つこと数分。ようやくゲネス達が銀行から出てきた。既に銀行周りを取り囲んでいた警察の銃弾なぞ目もくれず、手榴弾を投げ放って追い払うゲネス達。もはやこの状況を打開できるのはデンジー★ペキンしかいない!と思ったらなんでビルの屋上でつきもしない格好つけてんだアンタ。



「恥ずかしさ100万倍だけど、こうなりゃトコトンやってやるぜ!」



とか、高らかに笑いながら言い放つデンジー★ペキンにちょっとだけ漢を感じつつも、まずは露払いのゲネソルジャーとのバトルからスター(略)に勝利したデンジー★ペキン。もうゲネソルジャーなど赤子同然。デカイツラはさせないぜ!そしてビッグバンマネーとの一騎打ち!怪人はゲネソルジャーと違って、必殺技を持っています。この必殺技っつーのがかなりの曲者です。

怪人は、体力が3以下になってくると、二度まで必殺技を使ってきます。当たると容赦なく一発KO。バトル終了。まさに読んで字のごとく。つーかこんなところだけシビアにすんなナス。

しかも一話では、主人公は必殺技を使うことが出来ないんです。怪人が使えて主人公が使えないなんてアリですか?とか言っているうちに、ビッグバンマネーが必殺技を使ってきました。ビッグバンマネーは、袋から出した札束を、頭のがまぐちに放り込み、腰を振り始めた!そしてドス低い不気味な声で叫んだ!来るぞ必殺技!



"マネーチェンジャー"



チャリチャリチャリチャリリーヌ。口から無数の五円玉を吐き続けるビッグバンマネー。



・・・。



・・・・・・。



・・・・・・・・・え?



これが必殺技ですか?こんなチンケな技が必「ぐわああああああああああ!!」倒れるデンジー★ペキン。



ええーっ!?



おい!こんな技でやられるなよデンジー★ペキン!お前が倒れたら、一体誰が只野市をゲネスから救う事が出来「ズギューーーーン」倒れるビッグバンマネー。そしてはるか遠方に見えるは、銃を撃ち放ったQTセイバー。



えええええーっ!?



そんなんアリ?アリなんですか?だったら最初から銃で倒せよQTセイバー!アンタ最初と最後しか出てきてねえじゃんか。



かくして、ヒロインQTセイバーの手によって オイシイところを持っていか ビッグバンマネーは倒され、一時の平穏を取り戻した只野市。そして 今までの苦労が水の泡な 光一、マスター。喫茶店でテレビを見ていると、ローカル美人キャスター「結城やよい」が事件のあらましを説明している。



光 一「いいなあ、俺やよいさんのファンなんすよ。」

マスタ「結城やよい?それなら俺の娘だぞ。」

光 一「ええ!?本当ですか!?」

マスタ「ああ。本当だとも。ウチにも帰ってくるぞ。」

光 一「住み込みバイトとして働かせて下さい!」



ここに、あまりに露骨なヒーロー誕生。そしてバイトのサヨちゃんが「かわいいでしょー?」と新たなメンバーを連れてきた。光一に力を与えてくれたカモ野郎「アジャラ」だった。



「世話になるぞ、ヒゲ。」



いきなり現れてその台詞まわしはどうかと。素敵すぎますこのカモカモ言う宇宙人。(〜第一話・終〜)






正義の味方やってみてえ!




1974,01,03 / 01:28

さて、いきなり前回のレポートの訂正から入ることにします。前回のレポートで「とりあえずなんか無難っぽい、それでいてあまり他の人が選びそうにない人造鉄人タイプを選択」と説明していましたがやめました。

というのも、実はこのゲーム、頭・体・腕・足の各パーツを別々に設定できるようなのです。つまり、頭は「宇宙刑事タイプ」、体は「超能力者タイプ」なんていう事も可能なんです。・・・このシステムによって新たに生まれた電磁電人デンジー☆ペキンの雄姿を見よ!



正義の味方電磁電人デンジー☆ペキン



ただのキチガイさんにクラスダウン。




やはりハーフパンツは失敗だったか。若かりし日の長瀬を思い出します。まあいいや。このヒーローで全ストーリー貫き通す事に決定。さて、今度こそ本当にゲームスタート。



正義の味方それっぽいタイトル画面




それっぽいタイトル画面から、オープニングテーマがスタート。しっかりと歌も入っています。オープニングが終わり、「突然変身!君がヒーロー」というタイトルが出た後、画面は一転。このゲームの舞台「只野市」の駅前広場で事件発生!ここではじめて「悪の秘密結社ゲネス」がその姿を現します。仮面ライダーで言うと、ショッカーの役割にあたるであろう「ゲネソルジャー」と、彼らを統べる怪人が登場します。その名も



金融怪人ビッグバンマネー



素敵です。素敵過ぎます。ネーミングセンスがキラリと光るこのゲー責任者出て来い。



手榴弾を撒き散らしながら街中を闊歩するゲネス達。そこに現れたのが「喫茶店HAPPY」のマスター「結城幸次郎」。手榴弾を投げようとするゲネソルジャーの手首を捕まえたと思いきや、逆に投げられてしまいます。その後、ゲネソルジャーに囲まれる幸次郎。危ない!

そこに颯爽と現れた若者が、ゲネソルジャーに蹴りを一発!マスターを助けた!彼こそがこのゲームの主人公「水原光一」である。倒れているマスターを抱き起こした!



正義の味方特殊ラブロマンス



あ、いや、寄りすぎだってば。




そのまま特殊系ラブロマンスに発展しそうな勢いです。しかしいくら主人公でも、常人の5倍の身体能力を持つゲネソルジャーには歯がたたず、じりじりと追い詰められていきます。そこにこれまた颯爽と現れた、只野市を守る正義のヒロイン「QTセイバー」



正義の味方QTセイバー



スゲエ悪人ヅラです。




なんですかこの人。どうやってもヒロインには見えないんですが。しかし、危なかったマスターと光一を助けてくれました。やはり只野市のヒロインである事は間違いないようです。そんなこんなで、一応マスターの命の恩人にあたる光一は、喫茶店でコーヒーをご馳走になる事に。結構安い命だなと思いつつも喫茶HAPPYへ。

そこで、HAPPYでバイト勤めのサヨちゃんを紹介される。ピッチピチのへそ出し19歳。軽く挨拶を交わし、コーヒーが出来るまでブラブラしてきてくれと言われたので、言われるままに只野市をブラブラ。数分後、そろそろコーヒーできたかなと喫茶店に戻ってみると、マスターがいない!そして、なぜか椅子に座りながら気絶しているサヨちゃん。せめて床に倒れてるか何かしてろよお前。

サヨちゃんを揺り起こす光一。一体何があったんだ!?



「マスターが、マスターがさらわれちゃった!」



な、なんだとォ!?力一杯予想通りの展開だがそりゃ一大事だ!一体マスターはどこへ!?街の人々に聞き込みをすると、「ヒゲの男が全身タイツ姿の男数名に、公園の方へ連れて行かれた」との事。危ないのでサヨちゃんを喫茶店に残し、一人公園に向かう光一。ここでアイキャッチが入りました。



正義の味方アイキャッチ


これほど様にならないアイキャッチは初めてです。




どうあがいてもデンジー★ペキンはヒーローじゃないと思いながら、「只野銀行」の、ナレーションまで入っている変に懲りすぎなCMムービーを見て、光一は公園へ。するとベンチ前で、ゲネソルジャー5名にマスターが囲まれているではありませんか!目の前で、ボコにされるマスター。キャー!マスター!くそう、ゲネスの連中め!



やる事が小さすぎです。



そもそも只野市という、決して大きくない街に居座って悪事を働く事事態小さいのに、単なる喫茶店のマスターをたった一人かっさらって公園でタコ殴りとは。小さすぎるのにも程があります。秘密結社のやることか。見るに見かねた光一は、マスターを救うべく、ゲネソルジャーに戦いを挑む!ボコにされるのを黙ってみていたくせに戦いを挑む!



一発でノされてしまう光一。



変身してないからとはいえ、ザコキャラに一発くらってダウンというのはどうかと思うんですが番組的に。そしてその場に突っ伏して気絶してしまった光一。と、そこに、空から光一を包む光がさした!一体何が起こったのか!?光一とマスターの運命やいかに!?



※第一話の途中ですが、やたらと長くなりそうなので、予定を変更し、二部構成にさせて頂きます。ご了承下さい。






正義の味方やってみてえ!




1974,01,02 / 01:23

というわけで、ようやくゲームをスタートする事に。それっぽいオープニングの後に、タイトル画面になった。迷わずニューゲームを選択。まずはヒーロータイプ、ボディーカラーの選択から。()内は実在したヒーローものよりわかりやすいものを実例としてあげてあります。



●宇宙警察タイプ(ギャバン)
●超人戦隊タイプ(戦隊全般)
●改造仮面タイプ(ライダー全般)
●超能力者タイプ(????)
●人造鉄人タイプ(キカイダー)
●科学鳥人タイプ(ガッチャマン?)
●獣神忍者タイプ(ライオン丸?)
●太陽使者タイプ(????)



と、様々なタイプがあります。当然容姿はそれぞれ違うのですが・・・



正義の味方太陽使者タイプ



太陽使者タイプだけは絶対選びたくないのは俺だけでしょうか。




とりあえずなんか無難っぽい、それでいてあまり他の人が選びそうにない「人造鉄人タイプ」を選択。続いて名前の入力に移ります。名前の入力方法はいたって簡単。第一語群、第二語群からひとつずつを任意に選び、その後にカタカナ名を入力するだけ。わかりやすく図にしてみました。



電子戦隊デンジマン
第一語群第二語群任意入力部分



とまあこんな感じです。ご理解頂けましたでしょうか。第一語群、第二語群には様々なものが用意されていて、組み合わせ次第で



「未来刑事」

「宇宙戦士」

「秘密特捜」



などといった超無難というか、何のヒネリもない安牌的なヒーローネームも作成出来れば



「恐竜大使」


「巨大少年」


「円盤人間」



などといった、おおよそヒーローのイメージからかけ離れ過ぎていて、むしろヒールな感じを否応にも与えてしまうヒーローネームまで作成出来てしまいます。



他にも、「科学少年」なんていう、そりゃどこにでもいる理科が得意な小中学生だろ、という名前から、「魁!」なんていう、節々に漢っぷりを見せないと視聴率が稼げなさそうな名前まで、とにかく色々なバリエーションがあるのです。



そもそも語群の中に「魁」とか「!」というものがあること自体何かが狂ってると思うのですがどうか。



ちなみに数は、第一語群で36個、第二語群で17個あるので、組み合わせに、そしてその後ろにつく任意入力ネーム選びに悩みに悩みぬいてしまいましたが、たまたま遊びに来ていた親友との、長きに渡る議論の結果



電磁電人デンジー★ペキン



に大決定致しました。



・・・。



・・・・・・。



・・・・・・・・・。



議論の合間に酒を交わしたのがそもそもの間違いだったようです。



本当にこんなヒーローが、街を守っていけるのでしょうか。俺は正直こんなヒーローに助けられたくありません。



「ありがとう!電磁電人デンジー★ペキン!」



なんてとてもとても恥ずかしくて言えません。長えし。






正義の味方やってみてえ!




1974,01,01 / 01:13

男なら誰しも「ヒーローになりたい」と願った事が一度くらいはあるはずです。そんな男の永遠のロマンを叶えてくれるゲームがこれ「正義の味方」(PS2用・ソニーエンタテインメント)。ここではまず、このゲームが一体どのようなものであるかを簡単に説明しこうと思います。




なんでもない平和な街「只野市」に悪の秘密結社「ゲネス」が出現した!銀行強盗にストーカー、挙句の果てには万引きなど、大小関わらず悪事を働くゲネス。そんな悪行に耐えかねて、ある一人の若者が立ち上がった!

彼の名は水原光一。正義感満ち溢れる彼も、人間の5倍の力を持つと言われる「ゲネス戦闘員」にはなすすべもなく、あっけなくやられてしまう。そんな彼に救いの手を差し伸べた者がいた・・・。

そして光一は、謎の人物の手により、超定番の変身能力を持った「正義の味方」へと生まれ変わり、ゲネスとの戦いへとその身を投じていくことになった!




ストーリーはまあこんなものです。ここからだけ解釈すると、横スクロールアクション、もしくはポリゴン格闘という、いかにもありがちなゲームジャンルを想像される方が多いかもしれません。ところがどっこい。このゲーム・・・



基本的にアドベンチャーだったりします。



ゲームの流れを説明するとこう。



オープニングテーマ

イベントムービー

アドベンチャーパート(イベント)

バトル

CMムービー

イベントムービー

アドベンチャーパート(イベント)

怪人とのラストバトル

エンディングテーマ

次回予告

視聴率チェック・お便りチェック画面

次のストーリーへ



特筆すべきは「CMムービー」「お便りチェック画面」。ゲームは30分番組仕立てになっていて、全話の合間に各々異なるCMが挿入されます。なおかつ番組終了後は、視聴者から来たお便りをチェック出来るというオマケ付。



無駄な所で妙な懲り様。



匂いませんか?ほら。バカゲーの匂いがプンプンしませんか?その匂いにつられて、俺はこのゲームを買ってしまいました。そして今、筆・・・もといキーボードを打っています。しかもこのゲーム、プレイ中に常時表示されている、とても嫌なパラメーターがあるんです。



視聴率。



そうなんです!正義の味方になるとはいっても、「あくまで視聴率を稼ぐための歯車に過ぎない」という、のっけから「男の永遠のロマン」がどうのとか語っていた自分が恥ずかしくなるようなオチが待っていたのです!

主人公は、アドベンチャーパートにおいて、町の人々から情報を入手、次に怪人が現れそうな場所の目星をつけ、その場所でイベントがおこる時間まで待機。場所が合っていれば無事イベント発生で視聴率アップ。イベントが起こる別の場所にいた場合はイベントを逃した事になり、視聴率がダウンするのです。つまりこう。




30分の番組中でイベントを出来るだけ逃さず、怪人にも無難に打ち勝ち、目標視聴率までこぎつけて番組を終了すればクリア。下回れば即打ち切り




という、思いっきりビジネスの絡んだアレなゲームだった訳です。つーか特撮モノを生放送でやろうっていう企画段階で打ち切られてもいいように思えるのですが。かくして、俺はこのゲームの報告書を書くにいたった訳です。なにぶん久しぶりなので、気長に付き合って頂けると光栄に存じます。






正義の味方やってみてえ!




1973,01,01 / 23:21

この間好評のうちに幕を閉じた伝説の死にゲー「シャドウゲイト」のレポート。これに調子に乗った俺は、ケムコ三部作の残り2つに手を出そうと思いはじめてしまった。

そして・・・これこそ本当の元凶・・・もとい、伝説のはじまりであった、記念すべき第一作目・・・



ディジャブタイトル画面



「デジャブ 〜悪夢は本当にやってきた」




・・・・・・・・・。



・・・タイトルからして既にげんなりである。



もうこういうのは思い切りで突き進むしかないと思い、早速ゲームスタート。勢いにまかせつっつと終わらせてしまおう。



ディジャブ怖いツラ



怖。




ハードボイルドっぷりを解像度の低いドット絵であらわそうと思って失敗している良い例である。そもそもハードボイルド探偵アドベンチャーという気さくなジャンル自体、当時のファミコン年代と思う様合致していないであろう事は明白なのに、このいわばホラータッチな絵をいきなり見せてどうしようというのだろうか。

しかもこのアドベンチャーゲーム、実在したエピソードを元に作られ、本数限定で販売したそうなのだ。当時のプレイヤー年齢層考えたらそんなん企画段階でポシャらせておくのが賢明だったのではと思わざるを得ない。

・・・閑話休題。ここでゲーム設定を簡潔に説明しておくと、主人公は記憶喪失の探偵。彼が見知らぬトイレで目覚めたところでスタートする。記憶喪失という、ていのいいお手軽な謎を徐々に解明していくところに面白さを感じさせたかったのだろう。当時のファミコンゲームとしては新鮮なアイディアだったのかもしれない。とにかく、目が覚めたトイレを調べてみる事にしよう。



ディジャブ目覚め




なぜ探偵はこんなところで目覚めたのだろう。しかも腕に注射の跡、乾いた血がついている。ふむ。なかなかそそられる演出ではないか。おそらく自分のものであろう、目の前にかかっているコートを手に取った。



ディジャブ銃




早速それらしくなってきた。いきなり黒いブツの登場だ。ピストル「1」と書かれているのが非常に気になるが、その重く冷たいずっしりとしたエモノを手に取る。

・・・嫌な予感が俺の脳裏をよぎる。ま、まさか・・・いやそんなはずは・・・







「つかう」













「ピストル1」













「セルフ」






ディジャブやばい1

あ、いや、おいちょっと待て・・・






ディジャブ疲れた

疲れたてアンタ、今目覚めたばっかじゃ・・・






ディジャブBLAM!

いやいやいや、そんなアメリカナイズな擬音・・・






ディジャブゲームオーバー画面



既知感爆裂デジャブでゴー。







見たことある。絶対見たことあるぞこの展開。思い出せないっていうか思い出してはいけない既知感・・・。そうか。それで「デジャブ」か。これをプレイする前に、他の作品をプレイしてなければ、本当のデジャブの意味がわからなかったかもしれない・・・



俺の頭の中で、どこかズレていたようなパズルが今、カチリと組み合わさった。さわやかな達成感を覚えつつ、俺はただ静かに・・・ファミコンの電源を切る。



そして、同じ過ちを3度も繰り返したケムコに敬意を表し、「ケムコ三部作は二度とやるまい」と心に誓い、一人心静かに黙祷したのだった・・・。







デジャブ 〜悪夢は本当にやってきた〜
体験レポート










デジャブが欲しい!?頭わいとんのか貴様。





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